★悠悠自適な日記☆
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2003年08月15日(金) がんばらないこと。

 最近ちょっと治まっていた病気が再発しました。アトピー性皮膚炎です。…といっても、昔と少し違っているのは、内部からの炎症ではなく、外部からの損傷により痒みを誘発している部分の方が大きいということです。

 原因はストレス。ストレスで頭を掻き毟ってしまうのです。

 薬は大量に処方されています。飲み薬と、ステロイドと…。しかし、今はほとんど服用していません。熱を出したり生理前で体温が上がったりするとたまに内部から炎症を起こしたりすることもありますが、もう薬による内部治療よりも、外部から受ける刺激を減らしていくことの方が重要な課題となっています。

 私の今の一番の治療法は『がんばらないこと』だそうです。いくら前向きに、意欲的に、気合いを入れて頑張っていても、体がついてきてくれないのです。頑張ろうとすれば頑張ろうとするほど、体は頑張るなという拒絶サインを出してきます。

 周囲は受験勉強によるストレスだと言います。だからやりたくない時は勉強しなくていいし、休みたい時は休めばいいと言ってくれます。だけど私は受験自体はストレスの原因じゃない…と、思っています。だって受験なんて皆が経験することだし、そんなことでペシャってなってしまう程私はヤワじゃないと思っています。そして何より、私は勉強することに意義を感じているし、私は勉強をしたいと思っている…。「がんばらなければならない」という強制的な意味合いではなく、「頑張りたい」という意欲です。

 精神的には気合十分。やる気満々!だけど体がついてきてくれません。体を動かす機会が少ないのでなおさら。体と精神がバラバラになっていく感じ。机に座って問題集を広げていても、いつの間にか精神機能が停止していて、頭に手が伸びている。それでどっと疲れて、どっと眠る。この繰り返し。勉強しなきゃならないのに。勉強したいのに…。私はこれが一番のストレスだと思っています。

 どうしようどうしよう…一昨日も昨日もあまり勉強できなかった…体の調子が精神にも追い討ちをかけてきてパニックに陥ります。ここまで追い込まれると、机に座っても勉強どころではなく、外に出て人と顔をあわせるのもおっくうになります。「もしかして自分は怠けているだけかもしれない…」頑張れない自分が恥ずかしくて、外に出られなくなるのです。

 そして、いっそのこと手が一時的にでも使い物にならなくなればいいと思い、左手を床に打ちつけるという自傷行為に走りかけてしまいました。 

 状況が非常に緊迫したものとなってきたので、両親のススメで、勉強はやれそうな時にやる…という方針で生活をすることになりました。自分もどこかで歯止めをかけないとどんどんダメになっていってしまいそうな気がしたし、それがかえって勉強の妨げになるのはもっと嫌なので、あえてその方針を受け入れる事にしました。ぼーっとテレビ見たり、ゲームやったり、昼寝したり、気が向いたら勉強する。この1週間そんな生活です。確かにこういう生活は体にとってはラクです。だけど不安は消えません。だけど気を張って机に向かっても何もできないのだから、どうしようもないのです。

 「頑張りたい」私の意欲と「がんばらない」という私の体との戦いが始まっています。

 とりあえず、1日も机に座らない日がないようにすることが、今の目標です。

 夏期講習、3日もサボっちゃった…あ〜あ…。


嶋子 |MAILHomePage

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