Leonna's Anahori Journal
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先週末、友人と群馬県の四万温泉へ一泊で出かけた。 土曜の正午、上野発の特急草津で出発。さっそく東京駅GRAN STAで買って来た京風弁当をひろげる。同行のYは高校時代の同級生で、この頃ではパラグライダーで空の高い高いところを飛んでいる。先日、ついに念願のトップアウト(高度2千メートル超え)を果たしたという彼女にそのときの話など聴きながら、これもGRAN STAで調達してきたデザートを平らげる。 食事、おしゃべり、読書、睡眠、なんでも自由にできるのが汽車の旅の良いところだ。
中之条駅で下車して、バスに乗り換え、四万温泉までは四十分ほど。 交通渋滞とは無縁ののどかな風景の中をバスはスイスイと走る。梅雨時ゆえ曇天、小雨は覚悟のうえだったが結局一度も雨にあわずに済んだのは幸運であった。 四万温泉は四万川の渓流沿いに旅館の点在する静かな町だった。 今回の旅を計画してくれたYによると、この温泉街には「千と千尋の神隠し」に出てくるお湯屋のモデルになった積善館という旅館があるという。宿の部屋に荷物を置くとすぐ、散歩がてら出かけてみた。(下はYの撮った積善館の写真)
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