Leonna's Anahori Journal
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2006年11月01日(水) 少しだけ、ドイツW杯のこと

 
そういえば、ドイツW杯についてはほとんど何も書かずじまいだったなあ。
ドイツ大会は、やっぱり欧州開催のW杯はいいね、違うね、ということを再確認した大会だった。

だいたい開会式からして違ってた。歴代の名選手がみんなして開会式に駆けつけて、次から次へとカメラの前に登場するのだ。うわー、おおおーてな感じで盛り上がってしまった。中にはレオ様(レオナルド)の顔なんかもあって、うれしかったな。

ところが、そのお歴々の中にマラドーナの顔が見えない、もしかして禁制の品を所持して空港でストップくらってるんじゃないかと真面目に心配したけれど、その後母国アルゼンチンの試合に駆けつけてスタンドから応援。大いに沸かせて(笑わせて)くれたのは周知の通り。こういうのは欧州開催だからこそだ。

で、結局わが心のモナリザ、青衣のプリンス、イタリア代表が優勝してしまった。ケガから復帰したピッポ・インザギまでが今大会ではゴールを決めて"ダーン"ならぬ"バッタシ(膝付いて両手をあげて前にゆっくり倒れた)"を見せてくれて。あれで何だか緊張の糸が切れてしまったのか、以降はセリエの試合をほとんど観ていない(ま、時間がないというのもありますが)。

 
W杯の会期中、ベスト16が出揃ってから以降は、ゲンコツ山を相手に得点まで含めた勝敗予想をして楽しんだ。チマリスは三つ当てて、鼻高々だった。
あと、フランスはよれよれしながらも決勝トーナメントへ行くよ、行ったら結構強いよっていうのと、イングランドは決勝トーナメントではせいぜい勝てて1試合っていうのもビンゴだった。侃々諤々、でも楽しかったなー。

その後、閉幕後にドイツの友だちと電話で話したら、開催国であるドイツが3位に終わったことについてドイツの人たちは「実力にみあった結果、3位くらいでちょうどいい」と、おおむねそんな反応だったそうだ。
思わず笑ってしまったけれど、それは私自身の感覚(日本代表チームに対する日本人である私の感覚)にとても良く似ていたからでもあった。






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