Leonna's Anahori Journal
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会社内の人間5人の共有メールがジャンジャンドカドカとわが携帯アドレスへ入ってくる。これではたまーに入ってくる友人の、たまゆえに大切なメールが埋もれてしまう。参ったなとおもっているところへボスからとどめの一言、「あっそうだ、こんどからお前さんの名刺にも携帯番号載せといてよ」、だそうだ。ビャー。
それが一週間ほど前のことで、気の小さい私は悩みに悩んだ。そしてその数日後、やっとの思いでボスのところへ行って切り出した。「あ、あのあのあのあのーーー、仕事用にもう一台別の携帯持つっていうのはダメですか」。
するとマイボス応えて曰く「あっ、その方がいい?…ん、だよな!なら、そうして。すぐ行っておいでよ、ドコモ」、ですと。なんだよなんだよなんなんだよー、悶々と過ごしたあの数日間は一体何だったの。 そんなわけで、ケータイという文明の利器を手にしてからやっと一年半、いまだにこの“新世紀の飛び道具”にうまくなじむことの出来ない私ですが、なじめないままに二台目を購入、二台持ちのオンナとなったのであります。 -- ところが。携帯電話屋さんというのが、これまた馴染めない場所なんだな、私にとっては。挙動不審の借り猫状態になってしまう。 それで、もう一台持つなら今度は黒っぽいのがいいなとか、軽くて小さくて使い易いのがいいなとか漠然と思ってはいたのだけれど、気がつくとただ黒っぽいだけでどうしてソレにしたのか本人にもよくわからない、地味で無骨なケータイを持ち帰ってしまっていたのです。
しかも、ボタンを押すとワンタッチでパカッと開くんだよコレが。でもって手が小さいから、開いた瞬間、慣れなくて取り落とす(!) おいおい大丈夫なのかよ。仕事用のケータイ、開けただけで落っことすって… -- 気をとりなおして、地味なケータイを少しは愛せるようにお色直してあげることにしました。おきている問題に対してとっている行動が違っているような気もするけど、ま、いいじゃん。気にしない、気にしない。アタシはいつだってカタチから入るの。
かなり以前、姪っ子の携帯電話が光る石でビッカビカにデコレーションしてあるのをみて内心、興味津々だった私。真似事でもいいから何かちょっと貼り付けてみたい…そんな思いを抱きつつ、昼休み、K子嬢のデスクへ行って「携帯電話に貼るきれいなシールを入手するにはどこへ行けばよかとですか?」と訊いてみた。
すると。「あー、シール?あるよー。よかったら使うー?これとこれと、これもいいわ、使っても」って、出てくるわ出てくるわ、机の引き出しからピカピカ光る小さなシールの束。一体どうなってるんだろう、きょうびの勤め人(女子)の机の中は…
もちろん姪がつけてたようなゴリゴリした四角いダイヤモンドみたいなのは無かったけれど、「素晴らしすぎますよ、充分です」とお礼を言い、はやる心を抑えつつ、マイケータイを初デコレーションしてみた。その結果がコレ。↓
…じきに飽きて、もう全部剥がしちゃいましたけど。でも、ちょっと可愛いかったな、水玉携帯。
いまは革製銀色のロングストラップだけです。パカッと開けても一応落とさなくなりましたし。ええ、勿論、毎日まじめに仕事してます。
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