Leonna's Anahori Journal
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父の家を片付けてあけ渡さなければならない。夕方、遺品整理の専門業者(そういう仕事があるのですね)が見積もりに来るので、熱は下がったが未だドンヨリと重たい身体を引きずって横浜へ出かける。
本当は昨日見積もりに来てもらうことになっていたのだけれど、熱で動けないので一日延ばしてもらった。三日前、医者にかかったときに明日とあさって熱が出ると困ると言ったのは、このため。
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しかし、ですね。見積り金額が40万円て…。 大邸宅でもなんでもないですよ。むしろ小さめ、2DKの集合住宅の一室なのに。いっくらなんでもそれはないだろう。こりゃ、もう一度ネットであたって他の業者で再見積りだな。
あー、頭痛い。母のときは家の明け渡しはなかったから、この件に関してはまったくの初心者。相場もわからずオロオロするばかりだ。これさえ終わればあとは七七日、納骨と楽に終わることが出来るのだけれど。
往復の電車では吉田修一を読みふけることで、ひたすら現実逃避。シュウちゃんの醸し出す“不穏さ”の正体には肉薄した(つもりだ)けれど、それと遺品整理は無関係。激しい咳も、勿論、無関係。
熱は下がったけれど喉はまだひどくて、時々乾いた咳が止まらなくなり、胃液があがってくるほど咳き込む。ただし、そのおかげで普段使わない筋肉を酷使しているらしく、みぞおちからおへそのあたりに筋肉痛。 正直、ハリウッドピラティスより効くざんす。
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