Leonna's Anahori Journal
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一昨日、医者にかかった。先生に、明日とあさって、熱が出ると困るのです、熱が出ないようにしてくださいと言ったら、あんた、サラリーマンのオッサンみたいなこと言うねぇ、と切り返されてしまった。
さらに、そんなことは無理だよ、とも。風邪を“治す”薬というのは存在しない、それが出来たらノーベル賞ものです。対症療法で多少楽にすることしかできない、あとは寝て治すしかありません。消化のいいもの食べて水分多めにとってね、だそうだ。
それで、昨日は薬をのんで仕事に出たが、夕方頃から熱が出始めた。腰と指の関節が痛い。夜、7度9分、夜中、8度5分。このあたりが発熱のピークで、大汗をかいて一度着替える。こりゃ大した風邪じゃないな。ここから先はゆっくりと治癒の段階に入るのだろう。ぼんやりとそう思いながら、寝直した。 -- 昼過ぎ、薬をのむために起きる。昨晩作った玉子粥の残りを電子レンジで温めて食べる。これも、正月の残り物の膾を冷蔵庫から出して一口食べたら、荒れたノドを酢が刺激して、激しく咳き込んだ。そうなのだ。苦しいのは熱よりも、むしろ咳。昨日仕事している最中から咳き込み続けて、ゆうべも夜中じゅう苦しい咳がでて、いい加減、胃が痛くなってきた。
そういえば、高校サッカーどうなったかなとTVをつけてみると、折しもこれから準決勝、野洲(滋賀)×多々良学園(山口)が始まるところ。寝間着のまま椅子の上に横座りになって観てしまう。最初少しだけ観て、あとは録画しておくつもりが、結局全部みてしまった。
いやぁ、繰り返しになるけれど、日本のサッカーは確実に良くなってる。この準決勝はセリエ、プレミア、Jリーグ、いずれの試合にもひけをとらない(もしくは、プロの試合にはない)面白さだった。亡くなった父は、高校野球の面白さを「次はないから真剣さが違う。それに若いから、投手なんか毎日でも投げる。こういうのはプロ野球ではみられないよ。」と言っていた。
高校サッカーの面白さもまったく同じだ。若くて、元気で、必死、なのだ。しかも一昔前とは違うサッカー環境で育った彼らの技術水準は、当たり前のように高い。そう来たかと言いたくなるような、心憎いパスやロングフィード。よくありがちな、無駄なパス交換で試合をダレさせることすらない。そして、どこからでもゴールを狙って来る。角度のない場所からでもどんどんシュートを打ってくる。若くて必死、とはいえ、必死故のバタバタした感じ(稚拙さ)はない。
野洲×多々良学園は、1−0で野洲が勝って、決勝は鹿児島実業と野洲の対戦となった。実に楽しみなことである。
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