Leonna's Anahori Journal
DiaryINDEX|past|will
2005年08月14日(日) |
ミスク+スンウ『マラソン』 |
昼頃起きる。きのう友だちが来るというので一昨日の晩、泥縄式だけれど部屋の中を片付けた。おかげで、ダイニングがきれいだ。気分がいい。 ジョバンニ・ミラバッシのCD(昨年末買って、未開封)が出てきたので、それを開けて再生しながら朝御飯を食べる。
そのあと、作りかけのまま一ヶ月くらい放置してあったCDラックを組み立てる。半透明のプラスチック樹脂とワイヤーを使ったタワー型で、80枚入る。省スペースだし、そこそこ見栄えもいい。さっそくテーブルの上に山積みしていたCD(最近買った韓国もの多し)を仕舞う。
--
夕方。有楽町のシネカノンで韓国映画『マラソン』。お母さん役がドラマ『サラン』のキム・ミスク。感動作ではあるけれど、ほんとうにそうかな(映画ではそうかもしれないけれど…、)と思う場面もちらほら。
ところで、すこしまえに知ったのだが、自閉症児とその母親を扱ったこの映画を韓国で封切り時に観たRAIN、自閉症児が自分で排泄できるようになるための教育ビデオを国内の施設へ寄付していたそうだ。こういうの、なんか彼らしい。
で、今回実際に映画を観て愕然としたのだけれど、これ観たとき、RAINは相当つらかったのではないだろうか。この、母親の息子に対する愛情をみたら…。館内、みなさんすすり泣いている中、映画のストーリーとは別のところでチマリス慟哭してしまいました。
施設へ贈ったビデオは、もちろん第一に自閉症の子供のためのものではあるけれど、贈り主としては、家族、特に母親の負担を軽くしてあげたいという気持ちが大きかったのではないかしら。いや、きっとそうだよ間違いない(ひとりで合点)。
しかし韓国の母親の愛情っていうのはすごい。いろんなドラマを観ていてもそれは感じるし、俳優の言動なんかでもお母さん大事!っていうのがメチャ多い(好例:ソ・ジソプ)。実は私もチエちゃんのお宅にお邪魔していたとき、彼女と彼女のお母さんを見ていて泣き出してしまったことがあった。
ミスクは確かに上手かったけれど、ああいうオモニは、きっと韓国にはおおぜい、普通に存在しているんだろう。
冷房の効いた薄暗い部屋の中でジョバンニ・ミラバッシ・トリオを聴く。 久々にジフンチャンの呪縛を解かれて、欧州ジャズ。 そうよ、そうだった、これがアタシ本来の姿なのよ!
と、思いきや、一枚聴き終わるのももどかしく、ソソクサとRAIN、3集 にかけかえてるアタシがおりました。 だめだ、音楽脳までやられちゃったらしい
|