Leonna's Anahori Journal
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2005年06月20日(月) MIGOのクッキー

 
脂肪の付き方が気になりだして、少し食べ物に気をつけようと決めた途端に、畳みかけるように甘いものの誘惑が。要するに、「食べない」という形で強く意識したがために今まで以上に甘いもの、美味しいものを気にするようになってしまったようなのだ。

職場環境が変わって、近くで美味しいものが簡単に手に入るようになったということもある。事務所のすぐそばには老舗の創作和菓子の店があって、ここのミルクかりんとうは“買ってはいけない”候補のナンバーワン。食べ始めたら絶対に止まらなくなる。まさにむさぼり喰う、という感じ。
 
お昼御飯を買いに出ても、近くにデパ地下があるのでそこそこおいしいものが手に入る。特に困ってしまうのが甘いパンの誘惑で、三越へ行けばダロワイヨ、高島屋ならばフォションで、お気に入りのペストリーを買わずにいられない。某店のおばさんには顔を覚えられてしまったようで、この頃では小さなパンひとつでも嫌な顔ひとつせずに袋に入れてくれるようになった。

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さらに本日は嬉し過ぎる到来物が。
先週の水曜日から韓国へ出かけていた社長、部長、他一名が帰国。チエちゃんから預かってきたというお土産を渡される。これがなんと、私の大好物、MIGOのクッキー。きれいな赤い缶に詰めて、紺色のリボンを結んである。

2月に初めて韓国へ行ったときに、朝御飯を食べに通ったパンとケーキの店、MIGO。大きなバゲットサンドとコーヒーで朝食をすませたあと、会計するときに「あ、アレください!」と言っては買っていた一枚売りのクッキー。中でも一番好きだったまん中にアーモンドの入ったやつを中心に、数種類のクッキーを選んで詰めてくれていた。

思えばあのとき、韓国で日々食べ続けた肉とアーモンドクッキーが今の“脂肪問題”の原因に違いないのだ。でも、チエちゃんのこの好意を、無視することなんかできるだろうか?、できません!(即答)。で、会社のニンゲンには一枚も分け与えることなく、そっくり家へ持ち帰りました。

強欲すぎる?いいえ、いいんです。生産者さがしから値段交渉から、なにからなにまでやらせておいて、契約調印式となると肩書持った男性だけで出かけて行くという、ああいうこすっからい連中に食べさせるクッキー(なかんずくMIGOの)なんかありません(冷然)。

持ち帰ったクッキーは、ヤケ食いにならぬよう、気をつけながら大切に食べますねー。カムサムニダ、チエちゃん。





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