Leonna's Anahori Journal
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2005年03月02日(水) Y.J.Park

やっぱり日本盤買ってエガッタ。
DVD付いてて、エガッタ。

"IT'S RAINING"のクリップ、RAINが踊るクラブのセットが綺麗だ。ちょいゴシック入ってて。

それにしても、あの顔であの声は反則〜

(ヘッドホンで聴くのはあまりに危険です。注意しましょう)
 
 
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歌手RAINの仕掛人は、プロデューサーのY.J.Park(パク・チニョン)という人だが、この人は自分も1994年にデビューした歌手で「韓国のマイケル・ジャクソン」と称された人物だそうだ。それが今は自分の事務所を持って多くの若い歌手をプロデュースしている。日本人の私としては、どうしたって小室コアラのことを思い出さずにはいられなくなるような話だ。

「韓国のマイケル・ジャクソン」などという呼び方は実態を知らないものにとってはいかにも胡散臭く、正直、ダサいのか否かもよくわからない。しかし韓国のTVでほんの刹那目にしたY.J.Parkのダンスシーン(インカムをつけて出て来て踊りながら歌うのだ)には、何か特別なものがあって惹き付けられた。

Y.J.Parkはいわゆるハンサムというのではないが、その東洋人でしかありえない顔には頭脳の明るさのようなものがハッキリと現れている。そして、とにかくパワフルで、身内にはとんでもないマグマのようなものをたぎらせている感じ。その自信に満ち満ちた物腰を裏切ることなく、ダンスもキレキレの一級品だった。

そのY.J.Parkの異様な迫力(魅力)がどこから来ているのか、"IT'S RAINING"日本盤のブックレットを読んで少しわかったような気がした。
まず彼は子供の頃からアメリカで過ごしているため、客観的に韓国人である自分を見つめることが出来るということ。そしてそのうえで、彼はアジアには素晴らしいパワー(おそらく米国にも太刀打ちできる位の)があると考えていること。そして、その素晴らしいパワーのうちのひとつはアジア人特有のセクシャリティであると考えていること。

Parkの「アジアの男性の性的魅力を世界中に感じさせたい」という言葉を読んで、私が思わず苦笑いしてしまったのは言うまでもない。数日前に“なぜだか、いつの間にか西洋人の美男に対する興味や情熱がすっかり失せてしまった”と書いたとき、私はこのY.J.Parkのセクシャリスト宣言なんてまったく知らなかったのだから。またしてもあたしゃ良いお客さんかい、と、我ながら可笑しかった。

このY.J.ParkとRAINの関係は、リバー・ランズ・スルー・イットの主役に抜擢されたブラッド・ピットと彼を見つけて来た監督のロバート・レッドフォードみたいなものかな、とも思う。が、日本に潜伏している多くの若いRAINファンは、そんな分析などあとまわしにしてどんどんハングルを勉強し、歌詞や、ネット上の彼の日記を自力で訳したりしているようだ。

その彼女たちの言葉によれば、RAIN(ピ)は『ジフニ』ということになる。彼の本名はチョン・ジフンだから。ジフンちゃま→ジフニ。
なるほど、素敵な呼び名です。
 
 
 
 
 


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