Leonna's Anahori Journal
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2003年09月19日(金) 行こうとは思ってるんだが

とうとう今日も歯医者へ行かなかった。

一昨日はTVでサッカー(韓国戦)があるから。
きのうは電車が遅れたし、疲れも溜まっているから(それゆうたら、いっつも疲れとるわい)。
今日はららぽーとで買いたいものがあるから。あと、なんとなく気が向かなかったから。

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少し前、駅前に出来たきれいな歯医者さん。今週はじめ、その電気の灯った置き看板に小さな入れ物が付いていて、細長い二つ折りの紙が入っているのに気が付いた。

診察のご案内、歯科無料検診のお知らせ、院長紹介。それに診療時間と休診日、地図。一通り読んでみたところでは、インフォームドコンセントもしっかりしているようだし、デジタルX線装置が導入されているためレントゲンによる被爆量は従来の場合の十分の一だという。なんとなく治療もていねいであまり痛くしなさそうに思われて(これといった根拠はない)、そのときに決めたのだった、この歯医者さんにしようと。今週の後半、木曜か金曜には必ずかかろうと、そのときはたしかにそう思ったんだけど…

今日、その歯医者の入っているビルの前を通るとき「いや、あの、必ず来ますから。来るってことだけは間違いないんですよ、ええ。」と心の中で言い訳している自分がいた。あうー。

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横浜の父が、この土日に京都へ兄(父の兄。私にとっては伯父)のお墓参りに行く。伯母さんと娘が同行するのだけれど、少し心配なので電話をかけてみた。

すると案の定、なんだか浮かない感じの声でモグモグ言う。天気が悪くなるから、お経はお寺さんのなかであげてもらうことになるとか、墓に参るといったって五分もいられないだろうとか、新幹線の切符なら3パーセントの手数料で払い戻しできるのにとか、そういうことを小声でもぐもぐと話すのだ。

「みんな予定のある人たちなんだし、お天気のことだけは人間の力ではどうにもならない。京都なら次は私が連れていってあげるから、今回は予定通りオバチャンたちと行ってきたら。それにお天気が悪くなると言ったって、まさか嵐が来るってわけでもないでしょう?ね?」

ほぼ一方的に言ってきかせて、あと、遠視と白内障の事を少し話して、「明日の朝電話する」(父は近頃、たまに朝起きられない事があるのだ)と言って電話を切った。

ところが。夜、TVの天気予報を聞いていると。はっきりと告げているではないか、大型台風の接近を。あうー。父はそれを知ったうえでモグモグ言っていたのに違いない。シマッタなーと思ったけれど、同時に、行けばなんとかなるわいとも思った。台風の進路が変わらないとも限らないし…

勘違いしたうえに、なんとかなるとは何事であるか。こんなことして許されるのも親子ゆえ、か。他人だったらきっと関係壊れるか険悪になるだろう。娘の性格を熟知している、いくつになっても辛抱強い父親に感謝、感謝。気を付けてイッテラッシャイ。

(それにつけても奥歯イタイ。あうー)





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