Leonna's Anahori Journal
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2003年06月28日(土) ニューズウィーク日本版

ねむい。とにかく、ねむい。

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横浜(父の家)へ向かう途中、キオスクでニューズウィーク日本版を買った。表紙に“ネオコンの誤算と挫折”と大書きしてあったので。

でも読んでみたら、おっと言うような記事は特になかったなあ。イラク関連は日々、ベリタ等で細かい記事までできるだけひろって読むようにしているから。そっちの方がよほど役に立つ。というよりこの時期、中東とアメリカの動きに関しては、紙媒体(しかも週刊)では追いつけないのではないだろうか。

でもって遅い分、時間をかけ力を入れた面白い特集記事があればまだしもなのだが、これもまた、ちょっと…
“ネオコンの誤算と挫折”と言いながらも、なんとなーく歯切れの悪い書きっぷり(米国人記者による記事の翻訳)には、やっぱり規制されてるのかなぁ、という感じがつきまとう。

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唯一面白かったのは大量破壊兵器の未発見問題における情報操作疑惑に関する記事。特に大きな問題は、イラクがニジェールからウランを購入しようとしたという情報に関するもので、CIAの現地調査ではこの取引証拠とされる文書は偽物(またかよ!)と判明した。

ところが数ヶ月後、この偽情報がイラク攻撃の根拠のひとつとして大統領の一般教書演説に登場してしまった。さて国民をだましたのは大統領かCIAか(CIAが大統領にウソを報告したのか、大統領がウソと知りつつ演説に使ったのか)というはなしなのだ。

ちなみに議会周辺ではホワイトハウスの主張を疑う声が多いのだそうだ。なぜなら一般教書演説の内容は最も厳重にチェックされるものであり、大統領と側近全員がコロッと騙されるとか考えにくいから。

でもわからないよね、ブッシュさんの一般教書演説には、イラン・イラク・北朝鮮が悪の枢軸国だなんて言葉が平気で登場してくるのだから。十何年来敵対関係にあるイランとイラクがどうして枢軸国なんだよ?(この件に関してチョムスキーは「ブッシュはおそらく枢軸国という言葉の意味がわかっていないのだろう」と書いている)

記事にはブッシュがCIAの情報を操作してイラク攻撃をおこなっていたとしたらウォーターゲート事件よりも悪質だと書かれている(当たり前だッ)。しかしCIA長官のテネットというひとが(ブッシュの忠臣ではないため)スケープゴートにされるのでは、という見方も。こういう人たちに民主主義を云々されるんじゃたまらないよねほんと。

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あああ、駄目だ、眠い…ねないと死ぬですよ(パタッ)
 
 



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