Leonna's Anahori Journal
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2003年06月19日(木) 前門の虎、後門の狼

この間サッカーのパラグアイ戦を録画してくれたゲッツ君、この私の新しい同僚がなかなかの音楽好きであることが、ひょんなことから判明した。

判明のきっかけはほんのささいな言葉の切れ端だったのだが、同じような趣味を持つ人間は同類のにおいに敏感なもの。小さな言葉の断片も聞き逃さない。それで、もしやと思って訊いてみると案の定、昨年のフジロック、三日間通しでみてきたのだという。あっらー。
しかもステージ後のパティ・スミスと握手する幸運にまで恵まれたとか。あららー、そらチョットうらやましいぞー。

でもいいんだもんね、アタシは来月ブリッツのパティ・スミス行くんだもん。それから、今年はwireだってあるしさ。
そういうことをさりげなく大人の口調、会社の顔でゆーてみたら、ゲッツ君、目をまん丸くして、マッ、マジっすかぁ!?。一瞬のうちに形勢逆転。ウヘヘヘヘ。

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しかし、そのゲッツ君の口から「くるり」の名前が出たときにはハッとした。
なぜならこの「くるり」、私の友人のクの字(特に名を秘す)のお気に入りアーティストで、彼女からは「くるり、いいですよー」「今度くるり行きましょう」と折に触れて聞かされていたから。でもって、そのたびに私は、そうねーとか何とか言ってのらりくらりとかわしていたんだな。

「くるり、私の友達も大好きみたい。人気あるね」と言うと「聴きますか?貸しますよ。wire大丈夫なひとならきっと聴けると思います」。前門の虎、後門の狼状態に(笑)。
これも何かの縁と、最新アルバムの "THE WORLD IS MINE" を貸してもらうことになった。

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夜。疲労の蓄積からか、右足の指が激しく攣る。激痛。
これは、まじめに“wireへの道”強化特訓をやれということなのか。
嗚呼、何処の門の近くにも猛獣の気配(笑)
 
 


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