ある漫画家の池袋線日記...ばて

 

 

漫画のネット販売。 - 2006年04月21日(金)

漫画のネット販売が始まった。
今まで書店からなくなると絶版になっていた漫画が、格出版社のホームぺじから購入できるようになった。

これは漫画家にとっても読者にとっても画期的なことなのではないだろか?

新古書店が増え、書店では、漫画などは特に長い間継続して販売することがなくなってしまった。
もちろんものすごく売れている、浦沢直樹の漫画や鳥山明の漫画は別にして、そこそこ売れているものでさえあっという間に書店から消えてなくなってしまう。

すぐ新古書店に出回るのが原因なんだけれど。
そこで悪循環が始まった。
大ヒットを出している漫画以外のものは書店に置く冊数が半分以下になり漫画家は食べていくのが精一杯。
読者もすごく売れている漫画以外は手に入れるのがしんどくなってきている。
みんなはあまり読まないけど、この漫画はわたしの中では大ヒット。
そんな漫画が以前はよくあったのに、どんどんなくなってきている。

出版社のホームページ出のネット販売は画期的で、以前僕の描いた「おさなづま」も、今スペリオールで描いている「昆虫鑑識官ファーブル」もネットで購入できるようになります。

しかしみんなこのことを知っていて、たくさんの人がネットで漫画を買うようになるのかどうか?

それはもう少し普及するまで時間が必要なのかな?

しかし、あんなに話題になって、新聞や雑誌にあんなに取り上げられた「おさなづま」がこんなに早く絶版になってたなんて、描いた僕自身も知りませんでした。

あ・・・昆虫鑑識官ファーブルは、すでに発売が始まっている模様・・・・










-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home