やっとでてきました。 ほかのガス馬車御者に家にまで迎えに来てもらって、やっとこ。
どういう人間なんだろうな、とも思っていたんだけど、ふっと「この人病気かな」と思うようになった。 鬱とか、そういうのではくくりきれない、精神病。 長い間勤められない、とかそういう人の話を聞くと、たいていぱったりこなくなる、という。
突然脱力して、そのまま惰性で出勤しなくなる。 特に理由がないわけでもなく。 口ではいろいろいっているけれど、それは年の功での逃げ口上。 結局突然火が消えちゃう。
や●ざあがりは別の仕事が忙しくて、といっていたが、果たしてそうだろうか。 行って家にいるのが忙しいのか? 金に困っている。でも働きたくない。
はたして、何でもかんでも精神病でくくってしまっていいのか、という問題はあるが、少なくとも普通の思考はしていないような気がしてならない。 普通の思考が出来ない、ということは育ち以外にも何か問題がある気がする。 それがいったいなんなのか。
おいらにはちょっとわからないが、そういう類の、精神病と分類されるところとされないところの境界線上に、そういう『出勤できない症候群(仮称)』があるのかな、などとちょっと思い至るようになりつつある。
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風俗店長は朝出勤して、いろいろ会社やはげ、ほかのガス馬車御者の愚痴を言おうとする。 確かに会社に不満はあるかもしれない。 おいらもいっぱいあるよ。 けれどね、やっぱり長期欠勤は一番悪いよ。 仕事が出来ない状態なんだもん。仕事が預けられなくて、何が社会人だ。何が会社員だ。 これが会社が会社なら即刻解雇だよ。
とはいえ、それをいってわかるようなら、もうとっくにやってる。 それがわからないから同じことを繰り返すのだ。
何を言っても無駄。 本当に、注意されているうちが花、とはこのことだね。
おいらは何か言おうとした風俗店長の手鼻をくじき、「何かイイタイコトがあるだろうけど、俺は何も聞かない。だから、何も言うな。ただただがんばれ」 風俗店長は一瞬何か言いかけたが、わかった、と黙って日報を受け取っていった。 それでいい。 言葉を発するから軽くなる。 本当に悪いと思うなら根性見せろ。 無理だとは思うが、やるだけやってみろ。
能書き垂れる余裕があるなら、歯を食いしばってやってみな。 そうなったら、周囲の評価が変わるかもしれんぞ。
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