会社側は、今回のハードバカの件で、ガス馬車御者の最低拘束時間を明確に定めました(おせぇんだよ!)。 そのほかに、残業時間として月三十時間を認めています。 で、当然残業時間は、翌日の仕事まで必ず八時間空くように設定されていますので、問題はないわけです。 つまり、拘束時間は確実に居ないとペナルティがつく代わりに、居ればそれ以後は仕事をしようがしまいが可能だということ。 で、拘束時間外の労働時間が一ヶ月で三十時間に収まればいいというわけです。(三十時間を多少超えても数時間の余裕はあるんですけどね)
で、今回。 早番と中番と遅番の三出番の中で、遅番が早番の時間帯に出てきて仕事をするという事態が起きました。 会社としては、別にかまわないわけです。三十時間枠内であればね。 ところが、ガス馬車御者同士は気に入らない。 みんなハードバカ予備軍みたいなもんだから、会社側にしきりに各出番が前倒ししてでてこれる時間をきめろというわけです。 きめられるわけない。 きめちゃえば、臨機応変に対応できない。他に仕事が出来ても、ガス馬車御者の都合で仕事を受けられないというのはあってはならないこと。 台数少ないんだよ? わかってる?
なので、おいらは「拘束時間内に会社に体を置いていて、仕事を出来る体制にしておきさえすれば、会社は文句を言わないよ。うまくやって」と回答しています。 それが一番間違いない回答だからですな。
そしたら……。 ガス馬車同士がお互いを監視し始めたよ。 何時前に出勤したらいかんとか、仕事できる体制をとっちゃいかん、とか。 まあ、拘束時間さえ居れば何も言わないから、それはガス馬車御者の暗黙のルールなので黙認してるけどね。
みんな60の親父でしょ? もっとうまくやろうよ。 みんな肛門性格なんだから……。 まあ、日本人はみんな肛門性格だっていうくらいだからなー。
そういえば、おいらがガス馬車御者の頃、駅にお客さんを迎えにいったら、五分ぐらい早かったんだよね。そしたら、一分立たずにクレームの電話来たよ。 で、何を言うかと思えば、「めざわりだ」って。
人間って、意外と愚かかもしれないね……。 感情で救われることもあるけど、感情で失敗することもある。むしろその方が多いんじゃない? 年齢がいっている人に限ってそうだったりします。 自制心がないんだね。 歳をとればとるほど、自尊心が肥大し、自制心が矮小化する。 おもしろいもんです。人間も。
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