2005年08月17日(水) 元社長退職

うちのガス馬車の中に、元社長がいる。
まあ、ガス馬車御者などみんな社長だという人もいるかもしれないが、本当の会社の社長である。
彼は、一年前まで社長をやっていたが、リタイアして、ゆっくりとガス馬車をやりながらのんびりしようと思っていた。
ところが、やはり、ガス馬車御者としてやっていると、いろんな情報がいやでも入ってくる。
その結果、彼のビジネス魂に火がついたようだ。
もともと、おいらの印象は、ここに納まっているような人ではない、という感じ。
羊の皮をかぶった狼、といったイメージが強い。
概してガス馬車御者の印象は、トラに見せかけようとした猫が多い。
くそ爺にしろ、ほかのガス馬車御者にしろ。
口先だけ、という感じで、薄っぺらな感じがする。
実際、いうこととやることが違ったり、行動に一貫性がなく、たとえ口ではなんと言っていようと、所詮はその程度、とばっさり切られちゃうような人たちだった。
そして、お互いがお互いをそう思っているから、なおさらそういう風に互いをみ、評価する。だからこそ、裏でこそこそ、あっちでぐちゃぐちゃ、こっちでがさがさ、という出来損ないの煮物という感じだった。

-----------------------

彼はもともと事業を終わるつもりだったのだが、意外に長続きしてしまったらしい。で、チョコチョコ電話をしているのだが、それがほかのガス馬車御者の気に障ったらしい。
影でアルバイトしてるだの、鬘だのいろいろとデマが流れ、公平に付き合っている彼に対して、反ハードバカ派閥は彼をハードバカの軍門に下ったとして処理し始めた。
彼には言うつもりはないが、いい機会だったかもしれない。
いづらくなって辞めるよりは、プラスの退職のほうがよい。もっとも、彼の場合はいづらくなったら、全員ぶっ飛ばして辞める、って感じでしょ。そうなると、刑事事件になりかねないから、ある意味穏便に済んでよかったな、とおもってます。
人の振る舞いには意見できないからね。会社にマイナスになっていない以上。

彼にとってはプラスの退職。
九月には上海の事務所に飛び、新規事業を立ち上げるらしい。
もともと、東京と群馬と上海に事務所を構える会社だったようです。
会長から代表取締役へ逆戻り。
倅に継がせていなかっただけでも見所のある人でした。
ところが、自分が戻っちゃうとはね。
どうも、部下からの強力な戻り要請があったらしい。
昨日も「ガス馬車御者? そんなもんとっとと辞めて会社に戻って指揮を執ってください!!」と部下に怒られたらしい。
なんちゃんもどうだ、といわれたけどね、家庭を振り返らない1000万プレイヤーになるつもりはないや。
上海にいかされてもこまるし(−−;

元社長とのコネクションは残しておくつもり。
なんか、いろんな意味で役に立ちそう。
とはいっても、年中電話するわけにも行かんけどね。

齢57にして夢の再始動。
人間、あきらめちゃいけないねえ。


 < 過去  INDEX  未来 >
ご感想をどうぞ。




彩葉 [MAIL]

My追加