本日お休み。 ということで、ゆずとゆずっこを連れて買い物へ。
ホームセンターに行ったときのこと。 当然(?)おいらは昆虫売り場に行く。 天然物は取れるので、別に見ようとは思わないが、外来種がいるので、外来種を見に行くのだ。 前にも書いたけど、買うことは潔しとせず、たまに見るのが目の保養になっていいのだ。
さて、行って愕然としたことがひとつ。 日本のカブトムシは、オス一匹580円。 メスは角がないために、150円と微妙なお値段。 その隣のかごを見てビックリした。なんと、アトラス大カブトがひとつのかごの中に十数匹入れてあるのだ。しかも、一匹580円。
国産と同じ値段かい!
サイズは非常に小さい。極小とよばれる類。 商品価値がないのだろうか。 大型のものは、そのスタイルや角、ボディそのものに価値があるため、傷つけあわないように、一匹一匹を器にばらばらに入れる。 そして、ブリーディング様にオスメスセットで売られたりしている。 ところが、あのアトラス大カブトは、どう見ても商品価値がないと判断されているようにしか見えない。 その他大勢という扱いなのだ。
以上の点から二つのことがわかる。
まずは、アトラス大カブトに関して言えば、養殖技術が確立し、それ相応の会社が立ち上げられた、ということ。あの小さいアトラス大カブトたちは、いわば失敗作なのだ。 大きく成長しなかった、出来損ない。商品価値のない存在。 パン屋で言えば、パンの耳の詰め合わせセット一袋三十円。そんな感じ。 少しでも売って、利益の足しになればいい。 自然界でも、極小は、特大と同じくまれに存在する。でも、向こうの環境は高温多湿のため、四季のある日本みたいに辺りはずれがあるとはとても思えない。 そして、その小さいカブトムシを集めて、わざわざ輸出するとは到底思えない。 となると、やっぱり日本でカブトムシ工場(別に機械で作るわけじゃないけど)が立ち上がっているとしか思えない。 とりあえず、なんにゅう書き終わったら、個人でない、ブリーディング会社があるかどうかHPで探して見ます。 でも、『少しでも商品価値のないカブトムシを売って、利益の足しにしたい』という会社の思惑が見えたような気がして、複雑な心境。国産も工場はあるけれど、技術は確立しているから極小はなかなかできない。代わりに、羽の管理がずさん。羽化をしても、狭いところにいるから羽が乾く前に他の虫に傷つけられたりする。 そういう虫があまりにも多い。 なんか、かわいそすぎます。
そうしてもう一点。 外来昆虫産業は終焉を迎えつつある、ということ。 国産での大量生産体制が整えば、わざわざ空輸して天然物を入荷せずとも、安く上がる。 しかし、それは希少価値がさがり、マニアからすればそれほど価値のないものとみなされる。 コーカサス大カブトも、四年前は一匹30000円しました。 足がもげてたりしてたから、かなりの老齢虫のはず。それでもあの値段が付く。 ところが、今はコーカサスはせいぜい4500円かそこら。しかも大量にいます。 外国産は、子供よりはむしろ大人がほしがる。 希少価値がなくなった物をどの程度の人が喜ぶか。
少し前、オオクワガタ産業が破綻しつつあると聞きました。 同じ道をたどってますな。
まあ、実際にはわからないけど、あたらずとも遠からずだと思うなあ。
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ゆずっこがいずれやるかもしれないので、今小さい子供の間で流行っている『ムシキング』を予習。
シナリオは、国産の森に、人間が持ち込んだ外来のカブトムシクワガタが放たれ、森の平和が乱されるのを阻止するために、森の妖精とともにたたかう、という話らしい。
しかし、あのゲームはえげつないね(^^; 昆虫があれだけの必殺技を使えるのは変だし、(ゲームだから仕方ないけど)昆虫に対してあらぬ誤解を招く気がします。 親がきちっと昆虫の知識を持っていないと、子供が何匹も虫をおもちゃ代わりに殺していくことがずっと起きるでしょう。
でも、意外に時代の最先端を行っているゲームかもしれないね。 そのうち、外来魚バトルとか、外来亀バトルとか。あるかもしれない(ないって)
そんなことをボーっと思ってました。
------------------ 追記。
フジコン様HP http://www.fkon.co.jp/
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