大型ガス馬車御者の所長に、あほがこういった。 「あなた、みんなに嫌われてて、あなたがいると仕事ができない」
おいらは、この話の前後を知っているから、このあほは何を言い出したのかと思った。 もともと、確かにこのガス馬車御者の所長は、小さい仕事に対して、お客の対応が悪い、というのは確かにある。 だが、それは誰しもが持っているものであり、売り上げを落としている決定的な要因でこそあれ、彼の人格を否定してはならない。 彼がきたことでよくなった点も多々あるのだ。
本来であれば、以下の点を主張して議論を進めるべきだった。
・某営業所の売り上げが落ちている ・ほかのガス馬車御者に聞いてみたところ、こういう意見がのぼっているんだけど、所長の立場からしたら、どうおもうか? ・もし、所長として振る舞いが悪いと思うならば、そこは修正して欲しい。その上で、会社のためにがんばって欲しい。 ・もし、これが納得して修正する気がないのならば、申し訳ないが所長職は辞してもらうことになる(すなわち、嘱託契約も結ばない)
で、最終的には彼に決定させるのだ。 どうころんでも、自分でそうするって決めたんだよね? といえるわけ。 ところが、あのあほは、そういう言い方をするものだから、「会社で好きに処断してくれ」という態度になってしまった。 つまり、決定権が会社に来てしまったわけだ。 どういう形であれ、会社がやめてもらう方針、で動かなければいけなくなってしまったのだ。 自主的にやめてもらうか、会社がやめてくれというのか。 この差はえらい差だ。 もし、彼がごねたら会社にも非が出てくる可能性が往々にしてある。 だが、自分で決めたのなら、ごねたところで誰も彼をかばうものはいない。
どうしてそういう駆け引きができないのか。
ま、あほなんだから仕方ないんだけどさ。 社長、お願いだからこのあほを何とかしてくれ。
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