白。...... author 風梨
  透明銀狐/贅沢な言葉たちへ/優しい嘘ばかり言って。



夢を見ていた気がした日。/2003年09月03日(水)


昨日は散々親と「お弁当の手抜き加減」についてケンカをして泣きました。
泣いてたら悲しくなってしまって将来についてまで愚痴りました。
なにをやっているんだろう。と思いながらドラゴンヘッドを全巻読んでしまい。さらに悪化。何やっているんだ、本当。そして三角関数やって寝ました。

『「星の王子さま」私の好きなワンフレーズ』というのを募集しているそうです。600万部記念だとかで。
ワンフレーズを選びなさいと言われると凄く悩みます。私が一番好きな本なのですが。点燈夫も好きですし、バオバブも好きです。沢山のバラに叫ぶシーンは本当に胸が詰まる感じです。(ネタバレオンパレードすみません。
でも、ワンフレーズだけと言われると困ります。心に響く一言を選べばいいんでしょうけれど、星の王子さまを読んでいる時私の心は震えっぱなしなのです。もうあの世界に引き込まれただけで、胸が切なくなってしまう。星の王子さまは、心が温まるお話、というより、冷たい中にとても温かいものが篭もっているような、そんな感じがする。評論が沢山出ていて、個人サイトでも沢山の議論が交わされていますが、そんなことはどうだっていい。「大切なものを見失った大人のための童話」なんて定義、つまらないじゃないですか。何でも意味づけしたがるのって、好きになれない。それこそ、大切なものを見失っている状態なんじゃないでしょうか。

・・・なんて熱く語ってしまいましたが。
これ日記じゃないし。(苦笑


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