2003年09月29日(月) |
高円宮杯 滝二−国見戦、札幌−国見戦 |
データ量オーバーと怒られたので、仕方なく別掲。 しかし量、多すぎるよな。書き終わるまで1週間掛かったし…、少し考えよう。
--- 03年09月27日14:15開始 藤枝市総合運動公園サッカー場 高円宮杯 第14回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 滝川第二高校 対 国見高校 ※45分ハーフ
▼布陣 滝川第二高校: 国見高校:
−−−−−瀧原−−森本−−−−− −−−−−兵藤−−平山−−−−−
−−−−−新井−−高松−−−−− −−−−−−−渡邊−−−−−−−
−稲垣−−−−山道−−−−柏木− −藤田−−城後−−中村−−川口−
−−−中根−−中杉−−小石−−− −−−深浦−−坂上−−益永−−−
−−−−−−−上杉−−−−−−− −−−−−−− 関 −−−−−−−
交代:後半00分:高松→木島 交代:前半38分:平山→内藤 後半15分:瀧原→岡崎 後半44分:川口→田中 後半25分:稲垣→岡田
▼試合展開 前半09分:国見、兵藤の左CK。速いボールを送り込むと、ゴールエリア内ほぼ中央の平山が何故かフリーに。ややハンド気味にも見えたが、トラップしてボールを足下に落とすと、慌てて詰め寄る滝二選手を体でブロックして左足シュート。難なく決めて、国見先制。1−0。
前半23分:国見、DF小石がクリアしたセカンドボールに食いついたのは兵藤。PA外左寄りからドリブル突破を図り、体勢の整っていない小石を振り切ってPA内に進入すると、丁寧にグラウンダーの左クロスを送る。ゴール中央の平山が美味しく左足でファーに流し込み、2−0。
前半34分:滝二、自陣PA手前で中根が相手突破を塞いでボールを奪取すると、前の稲垣に繋ぐ。ターンオーバーでマンマークが戻りきらない隙に、稲垣が左側からスルスルと上がり(国見はマークの受け渡しを殆どしないため、対応するマークが戻れないと、かなりボールを持たれてしまうことがあった)、国見陣内に入る。ここから狭いゾーンで稲垣→新井→稲垣→新井と細かく繋いでPA手前に達すると、マークが混乱したかプレスの掛からないまま、新井はスルスルと中央に移動。そのまま新井はミドルを選択すると、シュートは右ポストに激突、跳ね返ってゴールに吸い込まれた。2−1。
前半46分:国見、滝二の集中力が切れたか、右サイドの川口が暫時、持つ時間を得ると、意を決してゴールに向かって一直線。緩急に戸惑ったか滝二の対応は完全に出遅れ、PA内からシュートを放つ。GK上杉が一度阻んだが、ボールの勢いは完全には失われず、川口が上杉を飛び越えて追いかけ、再度シュート。今度は何も妨げるものはなく、3−1。このゴールで前半終了。滝二にとっては、非常に痛い終了間際の失点であった。
後半09分:滝二、今度は稲垣が自ら自陣左サイドでボールを奪い、自らドリブルで前進する。前半の場面同様、ノープレッシャーであれよあれよと40M近くも持ち込むと、PA外中央から再びミドル。GK関が一歩も動けないシュートがゴール左に決まり、3−2。滝二が追いすがる。
後半16分:滝二、小石警告
後半39分:国見、ここまで滝二の地上戦攻撃にタジタジだったが、漸く後半最初のCKのチャンスを掴む。右CKを蹴った兵藤、50Mロングキックが、相手のカウンターに備えて残っていた(かに見えた)坂上まで届いてしまう。正直、ミスキックにしか思えなかったが、坂上はゴールまで40M近くはある位置から、速いボールをPA内へと送り込む。そのボールに城後がフリーで飛び込み、ダイブングヘッド。国見のショーロコーナーならぬ、ロングコーナーが決まり、試合を決定づけた。2−4
後半42分:国見、川口警告
滝川第二高校 2−4 国見高校
滝川二 国見 5/11(4/3) シュート 11/6(6/4) 1/2(0/0) 右クロス 9/8(4/1) 4/5(1/3) 左クロス 8/7(2/3) 0/1(0/0) 右側CK 3/1(1/1) 1/1(0/0) 左側CK 3/0(2/0) 1/0(−/−) 犯OS 1/1(−/−) 5/6(−/−) ファウル 8/8(−/−) ※前半/後半(成功数・枠内数)
個人的好印象選手:川口、兵藤(国見)、新井、木島(滝二)
--- 03年09月28日14:15開始 藤枝市総合運動公園サッカー場 高円宮杯 第14回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 コンサドーレ札幌U-18 対 国見高校 ※45分ハーフ
▼布陣 コンサドーレ札幌U-18: 国見高校:
−−−−−石井−−酒井−−−−− −−−−−兵藤−−城後−−−−−
−−−−−−−藤田−−−−−−− −−−−−−−渡邊−−−−−−−
−小川−−鈴木−−斉藤−−石郷− −横田−−中村−−藤田−−川口−
−−−松下−−吉田−−真田−−− −−−益永−−坂上−−地崎−−−
−−−−−−−蛯沢−−−−−−− −−−−−−− 関 −−−−−−−
交代:後半00分:斉藤→葛野 交代:後半31分:渡邊→吉岡 後半16分:石郷→三浦 後半40分:吉岡→田中 後半32分:松下→戸井
▼試合展開 前半21分:国見、相手がタッチに逃げる度に襲いかかるロングスロー。中村の投げ入れるボールは余り速くはないが、とにかく1対1に強い国見、PA内で兵藤が体を張って落下地点を譲らず、バウンドしたボールを拾いながらマークを背負いつつゴール方向に向き直すが、そこでDFがチェックに入る。だが、交錯しつつボールの転がった先に城後、至近距離から蹴り込んで、それまでの劣勢も苦にせずに、国見が先制に成功する。0−1。
前半23分:国見、右サイドからドリブルを仕掛ける川口に小川が密着マークで対抗するが、ターンを駆使して粘りに粘り、後ろにフォローに来た中村に戻す。中村のアーリークロスにPA内ゴール前で兵藤が飛び上がると、頭を痛くなるくらい捻転させてヘディングシュート。いまいち当たり損ねだったが、それが幸いして上手く勢いを殺し、GKを欺いてファーに吸い込まれた。0−2。
後半13分:国見、センターライン付近で右よりの中村から、50M対角線フィードが逆サイドの横田の足下にピタリ。横田は対応に来た石郷に対して上体を揺さぶるフェイクで半身ズレさせると、上げた左クロスにニアに飛び込んだ172cmの兵藤が、またも168cm真田の上に跳んでヘディングシュート。これも思いっきり頭を捻ってボールをファーに流し込み、0−3。
後半13分:国見、会場のアナウンスが3点目を奪った兵藤の名前を告げる途中に、蛯沢が痛恨のキャッチミスを犯して、途端に国見の決定機。川口のクロスを兵藤が強烈に合わせて、ハットトリック達成。0−4。
後半38分:札幌、三浦警告
コンサドーレ札幌U-18 0−4 国見高校
札幌 国見 7/10(4/5) シュート 15/10(7/6) 6/3(2/2) 右クロス 7/12(2/3) 1/2(0/1) 左クロス 8/7(4/2) 0/0(0/0) 右側CK 1/3(0/1) 0/0(0/0) 左側CK 4/3(1/1) 0/0(−/−) 犯OS 3/2(−/−) 3/4(−/−) ファウル 5/7(−/−) ※前半/後半(成功数・枠内数)
個人的好印象選手:兵藤、中村(国見)、石郷、鈴木(札幌)
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