2003年03月28日(金) |
清水フェス 埼玉栄戦(寄稿) |
タナカさんより、またまた寄稿を頂きました。有り難うございます。もはや、どちらが管理人か分からない(爆)。
03年03月27日14:00開始 鈴与三保グラウンド 第30回全国高校サッカー親善試合・清水フェスティバル 対 埼玉栄高(埼玉)戦 ※30分ハーフ
▼布陣 −−−−−真司−−八木−−−−−
−岡村−−−−−−−−−−柴田−
−−−−−大瀧−−森安−−−−−
−高野−−村越−−石垣−−雄也−
−−−−−−−海人−−−−−−−
交代:後半23分:高野→獅子内(岡村を左SB、真司を左MFに)
▼試合展開 [前半] 02分:試合開始から攻め込むエスパ。相手を押し込んだ状態で中央から右の柴田にボールが出ると、柴田はスピードに変化を付けたドリブルで縦に抜け、GKとDFの間に速いクロスを送る。GKもDFも触れないボールはファーに抜け、フリーの状態で八木がワンタッチゴール。1−0。
29分:中盤にボールを受けに引いてきた真司にボールが出ると、真司はダイレクトで右スペースへロブのパス。広大なスペースを得た柴田はスピードに乗り、その勢いのまま中へ1点目と同様の速い好クロス。ファーで岡村、右足ダイレクトで天井に突き刺す豪快なゴール。2−0。
埼玉栄 清水エスパルス 1(0) シュート 8(5) 八木3(2)、真司・大瀧・岡村1(1)、石垣・高野1(0) 1(−) 左右CK 2(−) 左2 1(−) ファール 3(−) 真司2、八木1 2(−) 犯OS 0(−)
[後半] 12分:相手エンドの右サイドで混戦を抜け出した雄也が、深くえぐる。ファーで待ち構えていた八木が、PA中央やや後ろにポジションを移動すると、雄也と視線が合う。雄也は余裕をもって八木にマイナスの折り返しを送ると、八木は落ち着いてゴールへ流し込む。3−1。
埼玉栄 清水エスパルス 3(3) シュート 7(2) 真司2(0)、八木・石垣1(1)、森安・獅子内・村越1(0) 0(−) 左右CK 4(−) 左1、右3 0(−) ファール 3(−) 柴田、高野、誰か 0(−) 犯OS 0(−)
▼試合結果 清水エスパルスユース 3−0 埼玉栄高校 得点:前半02分:清水・八木和秀 (柴田和也・右クロス) 前半29分:清水・岡村総一郎(柴田和也・右クロス) 後半12分:清水・八木和秀 (杉山雄也・右クロス)
▼試合短評 前半、試合開始からエスパペース。サイドを大きく変える展開を多用しながら、両サイドを起点に攻め込む。ピンチらしいピンチもなくハーフタイムへ。後半も開始からエスパペース。前半見せたワイドな展開に加え、中央でのダイレクトプレーも増え、実に速い展開。後半、GKと最終ラインの意志疎通の問題から、3回ほどロングボールで裏を獲られかけピンチになった。しかし、その後持ち直し、それ以外ではほぼピンチもなく、相手エンドで試合を進めて試合終了。
鈴木真司:豊富な運動量と華麗なダイレクトプレーで、攻撃のリズムを生み出すことに成功。今大会は直接ゴールに絡むことは少ないですが、クサビを受ける役割に徹している感もあり、この試合では特にそれがチームとして機能していました。(※管理人注)チームとして、というのは良い傾向ですね。真司が昨年の仁科のように前線と中盤のリンクマンとなるのが理想。阿部は戻ってポストより、裏への走り込みをする方が怖い。清水のトップで言えば、阿部=トゥット、真司=アンというところ。
大瀧義史:持てる能力から考えると物足りなさもありますが、中盤で攻撃を造る事に関しては十分に役割は達成できていたと思います。
柴田和也:今日も活躍。中盤の良質なパスでスペースを活用できている事実はありますが、ボールを持って勝負する時はクロスに繋げる割合が高く、そのクロスも実に良質。
八木和秀:そのイメージとは違い、今日もセンターFW。中盤に引くことも殆んどなく、終始相手DFラインと並走し、裏を狙うプレーをしていました。特別に面白い動きをしている様には見えないのですが、あっさりと裏を獲ることに成功しており…相手側の不備なのか八木が良いのか良く判りません。(笑)。
注記:枝村は今日も別調整。阿部の姿は確認できず。そして風間は今日もフィールドプレイヤー。(※管理人注)つまり枝村は、U-17代表のサニックス杯は辞退したということですね(涙)。しかし、今年に入っても順調に成長を続けているので、この機会を逃したことを嘆く必要はないでしょう。
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