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2001年11月18日(日) Jユース杯 予選リーグ 川崎フロンターレ戦(H)

01年11月18日(日) 14:00開始 清水エスパルス三保グラウンド
 第9回Jユースカップ2001・Jリーグユース選手権大会 予選Dグループ
 対 川崎フロンターレユース(H)

▼布陣
−−−−−阿部−−仁科−−−−−

−−−−−−−浩太−−−−−−−

−枝村−−大瀧−−深澤−−日高−

−−−森山−−高山−−拓也−−−

−−−−−−−浅山−−−−−−−

交代:76分 阿部→篠田

−−−−−浩太−−仁科−−−−−

−枝村−−大瀧−−深澤−−日高−

−篠田−−森山−−高山−−拓也−

−−−−−−−浅山−−−−−−−


▼得点(時間は目安です)
44分:杉山浩太
右サイド日高が、更に外からオーバーラップした杉山拓也に渡し、センタリング。2トップが相手DFラインを押し込んで作ったスペースに杉山浩太が飛び込み、頭で(!)綺麗に合わせてゴール。背が伸びて良かった(笑)

51分:阿部文一朗
後方からのフィードを、枝村がダイレクトで簡単に胸で落とすと、彼と入れ替わる格好で、ボランチの深澤が左スペースを突く。狙い澄ましたセンタリングを送り、阿部が得意の頭で豪快に押し込み、ゴール。

65分:仁科克英
相手DFのパスを読んでカットして独走する、ジャロが得意とする形(笑)。PA内までドリブルで切れ込んだところで、相手DFに後ろから潰され、PK。本人がそのまま決めて、ゴール。

70分:仁科克英
浩太のスルーパスは、相手DFが何とかクリア。しかし、そのボールを再び仁科が拾うと、崩れたDFラインを見逃さず、ミドルレンジからドライブシュートを華麗に決めた。

81分 杉山浩太
後方の大瀧の長いスルーパスから仁科が抜け出すも、シュートは相手GKに弾かれる。しかし、そのこぼれ球を日高が頭で落とすと、PA内やや左側から浩太が左足で、狙い澄ましたシュートを、ループ気味に逆サイドネットに納めた。


▼試合寸評
さすがに前回の敗戦には思うところがあったのだろう。猟犬系ボランチ渡邊を欠いた布陣は、激しいプレスを掛ける川崎相手に苦しいかと思ったが、浩太・大瀧・仁科を中心に相手を上回る運動量を見せた。声の掛け合いも多く、浩太は中田英寿宜しくFWの選手に注文を出し、普段からよく出す浅山の声は当初比2倍強(笑)。
しかし、未だユースに慣れない枝村は、ダイレクトで簡単かつ素早く繋ごうとするが、これが左サイドの攻撃を淡泊してしまい、徐々に右の日高に頼る悪癖が顔を覗かせる。ただ、この日は、キープ力のある浩太がトップ下にはいることでタメができ、拓也の走力を生かしたオーバーラップを、再三仕掛けることできていた。その展開から、前半終了直前に浩太が得点を上げ、勢いが出る。
後半は全ての面で上回り、5点しか奪えなかったのが不思議なくらいの完勝。得失点差から、ほぼ決勝トーナメント進出を手中に収めた。


▼選手寸評(数値に意味はありません)
浅山郷史 6.0 細かい連携ミスもあったが、良いコーチングをしていた。

杉山拓也 6.5 軽いプレーもあるが、激しいプレスとキレのある突破を見せた。
高山純一 6.0 1対1の強さと読みの鋭さで格を見せつけたが、雑になることも。
森山勇希 5.0 競り負ける場面多し。得意の攻撃参加も成功しなかった。

日高拓磨 6.0 ドリブル成功率は高くなかったが、存在は確実に脅威になっていた。
深澤良輔 5.0 信じられないパスミスが序盤にあり。無難なプレーに終始。
大瀧義史 5.5 体格不利で劣勢を招くも、よく動き、得点に対し積極的だった。
枝村匠馬 5.5 ミスも多かったが、ダイレクトを多用する意識は評価できる。
杉山浩太 7.5 圧倒的技術と労力を惜しまぬ運動量、強気の姿勢で君臨。

仁科克英 7.0 素早い動き出しで前線を活性化、プレスの起点としても貢献。
阿部文一 5.5 朗。ドリブル不発。ポストは頑張ったがゴール前の動きに工夫を。

篠田大輔 --- 彼が投入された頃には、最終ラインで守る回数は激減していた。


▼試合結果
清水エスパルスユース 5−0 川崎フロンターレユース


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ひかる。 @H.P. [MAIL]

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