猫の目のように、という表現があるが、実際よく変わる。瞳孔が明るいところでは縦に細く、暗いところでは目一杯大きくなる。さらにちょっとした光もよく反射するので夜は目が光って見える。ガラスのような瞳があまりに透き通って見えるので、脳が透けて見えるのではないかと覗きこんだものだ。もちろん見えるわけないけど。あの瞳にはどんな風に世界が映っていたのだろうか。