独り言
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2006年07月10日(月) |
テリーデイズというBandについて・その29 |
全10曲のセットリストを演じ終えると亜龍は客の歓声に応えるスージー・キューとジョージを置き去りにしたまま急いでステージを降り脇に居たケビンに 「行きたい所があるから」とだけ言い残し中華大会館を後にしている 亜龍が居ない事に気付いた2人がステージを降りると客席からは示し合わせたかの様にアンコールが沸き上がったが亜龍はすでに会場を後にしていたので仕方無くスージー・キュー自らがステージに戻り客に対して「アンコールは出来ない」という事を告げる形でこの日のライブは終わりを迎えている
リバティー・ポイントの記録によるとこの日の総観客数は2235人 総座席数1500席の中華大会館にこれだけの人数を無理矢理に動員したのだからその客席の有様はきっと想像する事さえも大儀に思わせる程に厳しいものだったことだろう
この総観客数は勿論今までの総会の中で一番の記録だがテリーデイズのライブ終了後客席に残っていた人数はというとわずか207人でその全てがあの騒ぎの中何とか会場入りを果たした正規のリバティー・ポイント会員だけだった
ケビンは総会を締め括る最後の挨拶として 「前代稀に見る何とも乱雑な失態を犯してしまった事をリバティー・ポイントの代表として皆様に深くお詫びをしなければならない しかし私個人としては今回の総会に存在したかつて無い程の力強い自由というものを絶対に否定する事は出来ない」 と言っている
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