2004年12月09日(木) |
ジェンキンスさんのラスト・チャプター |
曽我さん一家が念願の佐渡生活を始めた。どんなにか長く感じたことだろう。思いはわかっても本当の理解はできないと思う。会見の冒頭での涙は,ジェンキンスさんの現在のすべてを表している。それでも、佐渡が彼の人生の最終章と言い切った後ろには、短いかもしれないが、人生最高のものにしようという強い意志が感じられ、見ている私も涙してしまった。 ”人生は短い、そして1度”よく言われることだが、だからこそ、今この一瞬を大事に、楽しく生きようという思いが、”ラスト・チャプター”のひと言に現れていた。まさにその通り。明日だけを思い描いていたり、過去に引きづられていたり、人間はともすれば、いまを、回避しがちである。生きているのを実感できるのは今しかなく、今を生きているからこそ、今が楽しい。 あらためて、人間の基本を思い知らされた。今をどう生きるか、今をどう感じるか、その大切さを一人でも多くの人と共有したい、そう強く思った。せ
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