いいこと見聞録

2004年06月21日(月) おやじを殺した!

おやじとは、先日1・3・5の打ち合わせに利用した都内某所の貸し会議室の管理人さんである。
その日利用時刻より遅れて現地に私達が到着すると、声を荒立て怒り爆発の管理人さんが待っていた。
「利用時刻の30分過ぎても連絡がないからもうキャンセルになる!」と物凄い大声でいきなり怒鳴られた。顔は真っ赤で眉毛は逆立ち、規約の書かれた書類を持った手は怒りで震えている。漫画なら頭からは湯気がでている勢いである。規約をきちんと把握していなかったこちらの100%ミスである。
当日は、33度の真夏日。この炎天下ここを追い出されたらどうなるの?
夕方から参加のメンバーもいるのに!と思いながらも、それにしても、こんなに大きな声で人に怒られたのはいつ以来だろう。
思い出せない・・・それにこの人の血圧は今どのくらいだろう?心臓の弱い知人から、瞬間的な怒りが一番身体によくないと聞いたことがある。
この人大丈夫だろうか?などとも考えた。とにかく彼の話を一通り聞き、謝罪して今回限りは特別に使わせてもらうことになった。会場を案内してもらった時には、管理人さんの怒りはだいぶ落ち着き、話し方も普通に戻っていた。
終了後、「こんばんは!今終わりました。大変お世話になりました。今日は、特別にご配慮頂き・・・・・・」と今日のお礼の挨拶をしてきた。
その様子を見ていた夕方から合流した昼間の出来事を知らないメンバーは、「ニコニコした感じのいい人にしか見えないけど」と言うほど管理人さんは、笑顔で親切に対応してくれた。
その日の打上げの席でメンバーから私は、1・3・5「おやじ担当」に任命された。
メンバー曰く、今日のおやじ殺しの武器は私の「笑顔」と「言葉」だったらしい。借りる時は必死だったし、終了後は素直な気持ちなので自分では良くわからない。メンバーは全員コーチだから承認するのも上手い。
「あんな風には、なかなかできないよ」などど言われた。
そっか・・・怒った人も赤ちゃんの笑顔を見ると思わず微笑んでしまうことがある。
赤ちゃんみたいにかわいくないけど、私の笑顔も言葉を足せば武器になるのねと少し納得? 
でもこれっておやじだけじゃないと思うのだけど。何でおやじ担当なの? sa


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