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2006年08月31日(木) 日本の世界遺産

艦長日誌 西暦2006年8月31日

 某会報誌を読んでいたら、島根県の「石見銀山遺跡とその文化的景観」が来年にも世界遺産登録される事になったということが書いてあった。ほほう、スキーに行ったときに「石見」という地名は良く目にしていたが、そこにかつて銀山があり、さらに世界遺産に登録されるほどのものが残っているとは知らなかった。こりゃそのうちスキーがてら一度行ってみたいもんだ。

 先日、世界遺産となった熊野古道を歩いてきたわけだが、今のところ日本で世界遺産に登録された場所で、行ったことがあるのは
「屋久島」「厳島神社」「広島の平和記念碑」「紀伊山地の霊場と参拝道」「古都京都の文化財」「古都奈良の文化財」くらいかな?

 そのうち、「広島の平和祈念碑」はチラ見しただけだし、「紀伊山地の霊場と参拝道」は熊野三山参拝と古道歩き1日だけで、まだまだ歩き足りないし行っていない場所も沢山。「京都の文化財」は三十三間堂、清水寺、金閣寺あたりを半日で見て回った程度だし、「奈良の文化財」に至っては、東大寺に17時過ぎに行って門がしまってて入れなかった。「厳島神社」も1回行ったが周辺の史跡はあまり見てないし、何より弥山に登ってない。屋久島は2回行ったが、まだまだ歩いていない登山道がいっぱい。とにかく、まだまだ見たりない。その上、まだ行っていない世界遺産は7カ所もあるし、今後も増えるだろうな。

 世界遺産に登録されると言うことは、日本の自然、文化、歴史が色濃く残っていると言うこと。こういうものをもっと見たいし、知りたいし、感じたい。こりゃライフワークになりそうですわ。


2006年08月30日(水) 本屋って必要だ。

艦長日誌 西暦2006年8月30日

 会社帰りに最近OPENした某書店へ。お目当ての本を2冊、探しに行った。1冊は在庫がなく、もう1冊は無事発見。最近の本屋は、ちょっと休憩・斜め読みするためのベンチなんかもあって快適ですな。目当ての本だけでなく、いろいろ見て回って興味を惹かれる本をパラパラと立ち読みしたり。本屋って知的好奇心を刺激されますな。今はネットで欲しい本はすぐ手に入る時代だが、それほど興味を示さなかったもの、自分では面白いと感じていなかった本を本屋でふと手に取り、内容を見て新たな興味がわいてくるなんて事もあるわけで、本屋という存在はやっぱり有り難いし必要だなと思う。ネット販売や古本業界に押されて本屋は苦戦しているところが多いと聞くが、ぜひ頑張って欲しいものです。たまには本を買いに、買わなくても何かを見つけに本屋に行きましょう。


2006年08月29日(火) 殺人事件の多発と報道のあり方

艦長日誌 西暦2006年8月29日

 このところ殺人事件の報道がやたら多いですね。15歳の少年が友人に依頼して親を殺した、20歳の女子高専生が研究室で殺された、河原で談笑していた高校生が男に刺されて死亡・重傷、その他毎日毎日いろんな殺人の報道を聞かない日がない。もう酷いくらい多い。殺人犯の年齢は少年から老人までまんべんなく、理由もいろいろだが、日本は殺人事件が毎日当たり前のように起こる国になってしまったんですかね。良心、道徳、倫理観はいったいどこへ行った?このような社会になった背景、要因は、自分の考えで及ぶ範囲ではないが、なにかしなきゃならんでしょう。家庭のあり方、教育のあり方、日本という国のあり方全てが問われている。

 これら殺人事件に絡んで、マスコミの報道は過熱している。相変わらず事件を要らぬ所まで掘り下げ、加害者・被害者のありとあらゆる情報が暴露され、原因は何だと騒ぎ立てる。ニュース・ワイドショーはこんな内容ばっかりだ。個別の殺人事件の原因を探るのはマスコミの仕事ではないはずだ。それは専門家に任せておけ。アメリカの少女殺人に関する報道も然り。毎日事件に関する些細な情報をさも大切な情報のようにあげつらい、他のもっと報道すべき事柄が埋もれてしまうのはおかしいでしょ。
 かと思えば、殺人事件のニュースの直後に、甲子園で優勝しハンカチ王子の異名を持つ某高校球児の一挙手一投足を伝える。それも毎日毎日。バカの一つ覚えですか?なにかおかしくないか?このままでは本人潰しかねない。そのバカ報道に乗ってキャーキャー騒いでいるみなさん、もうちょっと現実に目を向けた方がよろしくないですか?

 今の世の中、報道の影響力はとてつもなく大きくなっている。だからこそ、公平、誠実、そして何よりも社会のためになる報道をお願いしたい。


2006年08月28日(月) リフレッシュ休暇終了

艦長日誌 西暦2006年8月28日

 2週間のリフレッシュ休暇が終了し、今日久しぶりに出社。2週間、しっかり遊ばせていただきました。海遊館、南紀の川、熊野三山詣、古道歩き、史跡巡り、沢登り、カヤックツーリングなどなど。こんなにいっぺんに遊び倒すことは今後そうそうないでしょうなぁ。貴重な日々でした。でもこれからもチョコチョコ遊ぶもんね。

 お仕事はボチボチこなしました。出社早々、問題のあるプログラムを修正しなさいとのお達しで修正&確認テスト。その他2週間の内に溜まったメールや書類の整理など。メールは、spamも含めて400通近く来ておりました。spam削除するのだけでも大変。

 休み中に熊野古道歩いたり、大分市内の史跡巡りしたのもあって、最近は史跡巡りに関する興味が一段と深くなっております。特に身近な大分の歴史や神社仏閣など。これが意外と知らないんだよね。なんか大友宗麟ばかりが有名だが、大友氏が衰退した後の小藩分立の影響もあるのか、他の歴史はあまり前面に出てこないように感じる。また大分って結構宗教文化盛んだったようなんだが、大分市に関して言うと戦国期の戦乱や太平洋戦争中の空襲で中心部の史跡はかなり失われているみたい。これらが現在残っていたなら、どれだけ素晴らしかったか。もったいないことです。でもこれも人間の営む歴史、多かれ少なかれ栄枯盛衰、破壊と再生を繰り返すのがこの世の常だから、仕方ないか。でも興味は尽きません。


2006年08月27日(日) 一段と美しい小川

艦長日誌 西暦2006年8月27日

 アウトドアサークルのイベントでカヤックツーリング。下るのは初心者でも安心して連れて行ける、清流小川です。当初ツーリング班が一名減って5名、川遊び班4名だったのだが、途中の買出し時に山の会の先輩でカヤックもたしなむKさんと偶然遭遇。丁度艇が1艇余ってたのでそのままKさん参加と相成った。

 早速いつもの出発地点へ。ここは流れが緩やかでツーリング前に初心者を練習させるのに最適。



 相変わらずの透明度、いや以前よりもさらに美しい。先週の台風による雨で川が綺麗に洗い流されたのかな。


 今日は水量も多め。流れも7月に下ったときと若干変わっており、楽しめる瀬が幾つか増えていた。あまりカヤックを漕ぐ機会がないサークルのメンバーもスリルがあって楽しめたに違いない。


 途中マイクロウェーブがあってここで少々時間をとって遊ぶと共に、初心者には瀬の渡り方など教える。けっこうゆっくり下りつつ、1時前に中間の昼食地点へ。川遊び班はここでタープを張って泳いだり手長エビを捕まえたりして楽しんでいた。


 昼食後ものんびり下る。水量のおかげで流れがあり、あまり漕がなくてもカヤックは流れに乗って進む。15時半にはゴール地点へ。途中の河原では川遊びする人も結構いたが、ここもキャンパーでいっぱい。犬連れ、カナディアンで遊ぶ家族など色々だ。その中に犬飼でよく見かける熊本のTさんもいた。いやはや奇遇ですね。お仲間二人と小川を下っていたそうだ。彼らのロデオ艇を借してもらったりしながらここでも遊ぶ。


16時くらいから片付けに入る。空はちょっと雲行き怪しくなってきたが雨に降られる前に撤収完了、大分に向けて出発。途中雨が降り出し、大分に帰り着くころには雷を伴った豪雨になる。漕いでいる最中に降られなくて良かったよ。

 艇を片付けた後はみんなで食事して解散。天候にも恵まれ、清流を満喫できて、サークルメンバーにも喜んでもらえたようだ。


2006年08月26日(土) 4年ぶりの沢登りだ!

艦長日誌 西暦2006年8月26日

 今日は会社の山の会での沢登り、実に4年ぶりだ!山の会定番の祖母サマン谷です。
(以前の遡行の様子はこちら
先日入会した新人(といっても自分とほぼ同じ歳)2名も参加し8名で出発。

 最初の川上渓谷。やっぱり夏の沢は気持ちいいんです。



さて最初の難関の滝。左岸のクラックを伝って登るが1m程の高さにある。そこに取り付くのに前回は手前の岩から飛び移った。今回、元々足場が狭いし体重増もあってそれはできないだろうと思っていたのだが、意外や飛び移れた。まだまだいけますな!(過信は禁物) 私はそのままクラックを登りザイルを出す。Aさんが私の飛び移った場所に流木を立てて足場にし、みんなはそれを利用してクラックにとりつき登る。みんなほぼザイルに頼らずに登れたようだ。登ると3連の淵。磨かれた一枚岩の壁は傾斜もあって滑ってなかなか登れない。Aさんは2度淵へ滑り落ちた。でも楽しそう!


 幾つか3mほどの滝を超え、屈曲の樋へ。両手両足を突っ張って進む。


さらに樋は続き、泳いで取り付いたらまた突っ張って登る。


 樋の先にある大岩もみな苦労しながらも登る。程なく5mの滝、7mの滝が連続。これは右岸側を高巻き。7mのほうはザイルを出してもらって登ろうかと思ったが、淵が深く、滝への取り付きが難しく断念。久々のシャワークライミングもしてみたかったんだがなぁ。

 7mの滝を越えたところで昼食。ここで恒例、Aさんのヤマメ手づかみ捕獲。見事に25cmほどのヤマメをGET!さすがです。その場でさばいてヤマメの刺身を堪能する。Aさん、醤油とワサビまで持参してきててさすがです。


 ヤマメが居ると分かると、他のメンバーが自分も捕ってみようと水に潜るが誰一人として成功せず。この技はなかなか真似できないようです。

 遡行を再会。すぐに砂防堤が現れ、左岸側を巻く。沢が二股に分かれ、本流側を更に遡行、二つめの砂防提を越すと遡行終了点である登山道との出会い。ザックをおいて少し上までナメを歩いて登り、沢を満喫してから下山。

 川上渓谷に下りつき、つり橋の下でしばし水遊び。みな童心に帰って遊ぶ。


 久しぶりの沢登り、やっぱり楽しかった!サマン谷は比較的簡単ながらも美しさ、楽しさ、そして適度な難易度もあり、初心者から楽しめる。そしてなにより下山が楽!

 その後、山の会所有の山小屋へ移動し夕食BBQ。BBQ後、私を含め四名は大分へ戻り、残る宿泊組は小屋での夜を楽しんだ。


2006年08月25日(金) ZATURN!ZATURN!!ZATURN!!!

艦長日誌 西暦2006年8月25日

 会社でスペースワールドのフリーパス引換券を貰っていたので(抽選で当たりました!)、今日行ってきました。夏休みだけど平日なのでお客さんは少なめ、どのアトラクションも待ち時間少なく楽しめました。
タイタン久しぶりに乗ったなぁ。何年ぶりだ?やっぱりあの落下はスゲーね。惑星アクア、爽快です。カヤックでこのコース下ってみたくなるのはカヤッカーの悲しい性です。そして今回の目玉はなんと言ってもザターン!!これすごいね。先ず外観からして迫力あります。なにせほぼ垂直にそそり立つコースターレール。おいおい、って感じ。



並んで待っている間、「プッ、プッ、プッ・・・」とカウントダウンのような音が鳴り響き、緊張感高まります。そして前の乗客が乗り込み、係員の「イグニッション!」のかけ声と共に目の前から忽然と消える!メチャクチャなロケットスタート!さすがにマグナムブースター。もうなんというか、笑えます。ヒュンッ!といなくなる。そして聞こえてくる絶叫。う〜ん。

 いよいよ自分の番。もう緊張感半端じゃないです。そして・・・イグニッション! ドンッ! 
ウォォォォォォォォォ!!
(ロケットスタートです)


ひえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
(地上65mの最上部まで来てます)


ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙
(垂直落下してます)

そしてたった40秒で戻ってくる。なぜか笑いがこみ上げてきます。ウヒャヒャヒャヒャ(゚∀゚)  こりゃ凄い。楽しいっ!! なんかアトラクションの説明には「宇宙病GNS(genki naqunaru shoukougun)の治療の為のマシン」みたいなことを書いてたが(なんだそりゃ?)、たしかに元気出ます。妙なテンションになります。 楽しいのでもう一回乗りました。今度はスタートから両手揚げてみます。
ヴァ゙エ゙ア゙ア゙ア゙ア゙オ゙ォ゙ォ゙ヺヺヺヺヺ!!
(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ♪

いや、こりゃやみつきだわ。でもあまり乗るとむち打ちになりそうだ・・・
いやはや、楽しみました。絶叫マシーン好きにはオススメです。


2006年08月24日(木) ようやく日誌書きました

艦長日誌 西暦2006年8月24日

 今日は日中は家にこもって艦長日誌の入力。旅行中の日誌を含めようやく今日日誌の入力が追いつきました。画像盛りだくさんです。

 夕方は会社の山の会の打ち合わせ。土曜日は4年ぶりの沢登りだ!うれしい反面、登れるのか少々不安です。


2006年08月23日(水) 大分市の史跡めぐり 発見がいっぱい

艦長日誌 西暦2006年8月23日

 今日は15時過ぎに実家で手伝いがある。それまで何をしようかと思い、自転車で実家に向かいながら、大分市内の史跡めぐりでもしようと思い立つ。まずが今住んでいるところのすぐ近くにある金龍山臨済寺。かなり立派な楼門があり、仁王像に風神雷神の像などかなり豪華。こんな立派なお寺だったんだ。




仁王像 阿形



雷神の像


階段を登ると鐘楼があり、それをくぐれば本堂。ここは九州三十六不動霊場第十番札所になっている。三十六不動霊場、そのうち調べてみよう。


本堂も立派なつくり。木鼻は獅子と獏か。目がチョッと怖い。


 自転車こいで古国府の方へ。この通りにはけっこうお寺がある。まぁ昔国府があったあたりですからねぇ。

 次に来たのは岩屋石仏。素人目には何がなんだか分からないほど損傷している。損傷が激しくて国指定史跡から県の史跡に格下げになった経緯を持つこの石仏、近年ようやく屋根が付けられて雨による侵食を防ぐようになったが、ここまで放置してしまったのはもったいないことだ。


 岩や石仏のすぐ近くにある総社山円寿寺へ。風情のある山門と幕末に建てられた本堂が残る。この寺の前身が岩屋寺だそうで、最盛期には岩屋石仏から元町石仏あたりまでの広大な敷地を有し、六坊を連ねるほど栄えたらしい。上野六坊の地名もここから来ているとか。ちなみにここは九州三十六不動霊場第九番札所


 次は上野の坂を登り、清龍山金剛宝戒寺へ。まず目に飛び込むのが大日堂。これは結構古い建物なんじゃないかな?中には国の重要文化財である大日如来坐像が安置されている。大日如来坐像は残念ながら見ること叶わず。


本堂も立派。ここもかつては広い境内を持ち、周辺に坊が並び立っていたらしい。


 上野丘高校の横を通り、弥栄神社へ。石段に朱塗りの楼門、社殿、どれをとっても結構な代物。こんな立派な神社があったとはしらなかった。


楼門の彫り物もなかなか立派だ。近年修復作業が行われたようだが、いつの時代のものだろうか。


明治までは盛大な祇園祭が行われていたらしい。祇園祭といえば、大分県では日田と中津が有名だが、ここ上野の地でも行われてたんだなぁ。府内戦紙なんてねぶたをパクった祭りを新しくつくる前に祇園祭を復活させればよかったのになぁ。

 ここで携帯のカメラのメモリが一杯になってしまったので、史跡めぐりも終了。この後元町石仏なども見て回る予定だったが、またいずれ。自分の身近にも歴史は息づいているなぁ。大分市はいまいち大友氏ばかり取り上げたがるが、もっと古い歴史、民衆に根付いた歴史ももっとPRするべきじゃないかな。

 さて、途中散髪したあと自転車で実家に帰る。家を出てからここまで四時間かかりました(笑)。母のお手伝い&夕食を頂き、自転車なので早めに帰路に着く。普通に自転車こげば一時間程度。ダイエットも兼ねて一石三丁の史跡めぐりでした。また自転車で色々巡ってみよう。


2006年08月22日(火) 車は維持費がかかる。

艦長日誌 西暦2006年8月22日

 旅行で長距離走った車を労わるため?洗車へ。最近洗車の間隔がどんどん長くなるな。イカンですよ。スタンドのコイン洗車機でバリバリ洗って、車内もしっかり掃除して綺麗になりました。やっぱり綺麗な車のほうが乗っててきもちいいしね。

 その後、酷使したタイヤを交換に行く。もうかなり山が磨り減っていたし
、右前輪には金属片が刺さっててだましだまし乗っていた状態。何店か回って決めようと思ったのだが、最初に入った店で交換するタイヤがすぐに準備できるとの事でそこに決めてしまった。俺が乗ってる車、同じサイズ、同じ用途のタイヤを使用する車が少ないからあまり店に在庫っておいてないんだよね。幸いメーカー在庫があってすぐに取り寄せその日のうちに交換完了。それにしてもタイヤ四本も交換すると高い。でも車には日ごろからお世話になってるし、しっかりメンテナンスして長く乗らないとね。

 夜はアウトドアサークルの定例会。9月のイベントは簡単な山。残念ながら色々予定があって参加できそうにないな。


2006年08月21日(月) 片づけが待っている

艦長日誌 西暦2006年8月21日

 今週もリフレッシュ休暇でお休み。午前中から、旅行に持っていったカヤック道具一式、登山道具、折りたたみ自転車、その他もろもろを片付け。遊んだ後のこの方付けが大変なわけです。エッチラオッチラ。

 夜は会社の山の会の飲み会。Aさんの大分100山登頂達成記念と新人さん3名の歓迎会。大分100山、100名山じゃないところがミソなようです。このAさん、熊野古道の大峰奥駆道を歩いたことがあるとか。水場が少なくて苦労したとか。さすがです。
 山の会に新人が入るのは久しぶりかなぁ。しかも3人もいっぺんに。これからが楽しみですな。


2006年08月20日(日) カヌー体験教室 2回目

艦長日誌 西暦2006年8月20日

 大阪南港からフェリーで朝6時20分に別府観光港に到着。今日は某市カヌー協会の体験教室2回目なので、マックで朝食をとってから会場へ。

 台風が過ぎたばかりで生憎の空模様だが、カンカン照りよりはマシでしょう。体験者は15名。今回は中学生、高校生から大人まで幅広い。心配していたダム湖の水位も、台風がもたらした雨で満水。みな思い通りにならないカヤックに悪戦苦闘しながらも楽しんでいる様子。今回はちょっと奥のほうまで漕いでみる。ダム湖周辺の緑を眺めながら漕ぐのも意外といいもんだ。普段からこのダム湖でカヤックが楽しめたら良いのだが、残念ながら体験教室ということで特別に許可をもらっているので叶わない。

 体験の〆は前回も好評だったチームレース。今回は人数が多いので3チームに分けて対戦。折り返し地点としてカナディアンカヌーを浮かべてたのだが、乗っている人が素人なので風で流されどんどん遠くなる(^^; みんな必死で漕ぐ。こりゃきついわ。まぁ盛り上ったのでよし。今回も好評のうちに終わりました。

 艇の片づけを手伝って早めに帰宅。疲れたので旅行で持っていった道具の片付けは明日に回して、今日はゆっくり休もう。


2006年08月19日(土) 旅行最終日 満足と心残り

艦長日誌 西暦2006年8月19日

 旅行最終日の朝。相変わらず雨が降り、川は昨日よりもかなり増水。川湯も完全に水没している。



 朝食も部屋食で。食事後、お土産にとこの地方の名物「めはり寿司」をもらう。旅行中いつか食べようと思ってまだ食べていなかったのでこれは嬉しい。至れり尽くせり、宿を出るときも女将さんが見送りに出てきてくれて、本当に良い宿でした。


 大分への帰りはフェリーだが、台風の影響が心配だ。一昨日問い合わせたが、当日出航直前まで分からないと言われ(そりゃそうか)、とにかくフェリーターミナルまで行くしかない。中辺路をたどって田辺、みなべまで来て高速で大阪へ向かう。途中サービスエリアに立ち寄って土産物を見たり、食事したり。紀ノ川サービスエリアでは宿でもらっためはり寿司と共に和歌山ラーメンを食べる。めはり寿司は素朴な味で美味しかった。和歌山ラーメンは・・・まぁ高速のサービスエリアだからこんなもんか。

 出航時刻よりもかなり早く大阪南港へ到着。台風は日本海側へ抜け影響はほぼないそうだ。一安心。早めに乗船手続きを済ませ気長に待つ。フェリーに乗り込んで、明日の朝には大分だ。長い1週間の旅行も今日で終わり。存分に楽しんだ感もある反面、やり残したこと、残念なところも多々。熊野の地はまだまだ見て歩いて楽しみたい場所が沢山だ。カヤックで下れる良い川もいっぱい有るな。う〜ん南紀はかなり魅力的なエリアですぞ。またきっとこの地に来よう。いつになるかは分からないが。

 フェリーは定刻に大阪南港を出航。行きの船よりも多少ゆれるし音も気になる。予約した2等寝台に見知らぬオッサンが寝てて部屋を変えてもらうなどのハプニングはあったが、おおむね快適な船旅。


2006年08月18日(金) 本宮周辺の温泉と歴史

艦長日誌 西暦2006年8月18日

 朝から雨。う〜ん、またずぶ濡れになって歩くのは嫌だしなぁ・・・膝も不安なことだし今日は歩くのは見送るか。はい僕ヘタレ。
 まず向かうのは道の駅奥熊野古道ほんぐう。ここで色々お土産など購入。熊野古道に関するコーナーもあり、熊野御幸記を記した藤原定家の即席などが紹介されている。ここで古道の地図が載った見やすいパンフレットがあった。計四種類。なんだ、こんないい物があったんだ。古道を歩く方はこれお勧めです。

 お土産を買った後は湯峰温泉へ。ここは鎌倉後期から文献に登場し、ここのお湯で身を清め本宮に向かう湯垢離の場として知られている。この温泉に浸かることで目も耳も利かず歩けない状態から回復した小栗判官の伝説が残り、難病や皮膚病に効くと遠くから訪れる方も多かったそうだ。



 温泉街を流れる川には湯筒というものがあって、ここで卵や野菜を茹でて楽しむことができる。早速前の商店で卵を購入して温泉卵作り。熱々のウマウマ。


 湯筒の目の前には東光寺という立派なお寺がある。この裏手の坂を登っていくと湯峰王子。本宮への古道歩きはパスしたが、一応ここも大日越えという古道ルートの一つということで参拝。元は東光寺の境内にあったそうだが、明治時代に火災で焼失、その後東光寺裏の高台に移されたとか。


 せっかく来たから温泉にも入ろうと思い、小栗判官が浸かって傷を癒したと伝えられる「つぼ湯」に入ろうと思い行ってみるとなんと750円。川に面して掘っ立て小屋があるだけの温泉でこれは高いんでないの?狭いなか先客も居るようなのでパス。(後で調べたら、以前は260円だったらしい。世界遺産に登録後、特製手ぬぐいと湯筒で茹でる卵、共同温泉入浴も込みで750円になったんだとか。いわゆる「便乗ボッタクリ商法」ですか?



 共同温泉のほうへ入浴する。こちらは250円。中々落ち着いた雰囲気で、これぞ共同温泉といった風情。少し硫黄のにおいがする、気持ちのいい湯。


 その後、本日の宿泊地川湯へ。ここは河原に温泉が涌き、着いたときも水着姿で川湯を楽しむお客さんが大勢いた。雨降ってるのにみんなよく浸かるな・・・少し増水している。皆さん、雨の日の川は怖いよ。

 今日泊まる宿は江戸末期からの老舗「亀屋」。本館は昭和3年に建てられた木造の建物で歴史を感じます。部屋からは川が目の前に見渡せる。こちらの宿の専用川湯もあるようだが増水でほぼ水中に沈んでます。残念。仕方なく旅館内の内風呂へ。でもここも中々良い雰囲気でGOOD。

 
 この宿、この時期では比較的安かったので選んだのだが、予想に反してかなり良い。食事もなんと部屋食。料理も美味しかった(^^) ビールも飲んでいい気分になり早めに寝てしまった。


2006年08月17日(木) 熊野古道 滝尻から近露まで歩く

艦長日誌 西暦2006年8月17日

 昨晩から降り始めた雨は、朝になって弱い雨が降ったり止んだりの天気に変わる。このくらいの天気なら、カンカン照りで暑いよりは歩きやすいはずだ。早めの朝食をとって宿を出る。近露のなかへち美術館横にあるグラウンドの駐車場に車を留めて滝尻行きのバスに乗り込む。

 滝尻に近づくに連れて天気は良くなり晴れ間も見え出した。バスは30分ほどで滝尻に到着。バスなら30分のところを、これから歩いて移動するわけだ。だいたい6時間ぐらいかな。早速滝尻王子に参ってから古道歩きに出発だ!



 滝尻王子の裏手から古道へ。いきなり急登の山道で、汗が一気に出てくる。バテないように、ゆっくりと登る。乳岩、胎内くぐりなどの史跡を過ぎて不寝(ねず)王子跡につく。ここは石碑のみ。


 急登はなおも続き、経塚跡を過ぎてようやく緩やかな尾根道に変わる。途中、車道を跨ぎ再び山道に入り、地藏様を過ぎるとテレビ塔、続いて民家が現れて集落に出る。舗装路を進むと高原熊野神社だ。桧皮葺、朱塗りの春日造の社殿は室町前期の様式で中辺路最古の建築物だとか。

 他では見られないような可愛らしい狛犬も印象的。


 高原の集落から旧旅籠通りの急坂を登ると道は石畳になり、集落を離れ山道へ。このころから少し雨が降ってくる。足元が滑りやすくて恐る恐る進む。途中廃屋なども現れ、かつてはこの辺まで人が住んでいたことを想わせる。


 石畳が途切れ再び尾根道へ。高原池の横を過ぎると大門王子。ここには朱塗りの小さな祠がある。


 なおも進むと雨が強くなってきた。雷も鳴り出し、山の上なので少々不安になる。どうか雷が落ちませんようにと祈りながら先を急ぐ。途中東屋で休憩、坂を登ると十丈王子跡。ここは石碑のみ。


 雨は更に強くなる。ずっと杉林の中なので直接雨が当たるよりはだいぶマシな筈だが、それでも既にずぶぬれだ。夏場で寒くないのが幸いだ。悪四郎屋敷跡、上田和茶屋跡を過ぎ、なお尾根道ながらも下りが多くなる。

 ようやく雨が止み、木々の間から光が差してきた。雨が降っている間の道は終始勾配がなだらかで歩きやすかったので助かった。杉林から広葉樹へと変わり、徐々に標高も下がってくる。三体月伝説の説明板まできて昼食にする。


 昼食後、道は急な下りへ。石畳の下り道が恐ろしく滑りやすい。一歩一歩慎重に進む。坂の途中で道が少し開け、石碑と笠塔婆がある大坂本王子が現れる。昔の人も、この急坂の途中にある王子で一息ついたのだろうか。


 なおも道は急な下り。一気に標高を下げ、車の音が聞こえ出したら古道は国道と連絡。目の前には道の駅がありトイレに立ち寄る。

 古道に戻り少し登ると牛馬童子像や宝篋印塔のある箸折峠。この地で熊野御幸中の花山法皇が昼食の際に萱を折って箸にしたことが名前の由来らしい。牛馬童子の像は花山法皇の姿であるとも言われる。


 箸折峠を過ぎると東屋。近露の集落が見渡せる。今日の旅ももうすぐ終点だ。またも滑りやすい石畳の下りを慎重に下る。乾いていればどうということはないのだろうが、濡れた石畳は本当に滑りやすくて困る。昔の人は草鞋だっただろうから滑らずに歩けたんだろうなぁ。

 舗装路に出てテクテク下り橋を渡ると、昨日訪れた近露王子に到着。ふぅ〜。晴れあり、雨あり、雷ありと、ある意味盛りだくさんで歩きの旅が凝縮されたような行程だった。約6時間、ほぼ予定通りだ。心配していた膝の具合も良好で一安心。時間はまだ14時過ぎだが、雨と汗でずぶ濡れになったので早めに宿へ。風呂に入ってさっぱりし、洗濯もさせてもらう。

 夕食後、テレビで天気予報を確認すると明日も雨。また明日もずぶ濡れになるのか・・・膝もまだ多少不安だし・・・う〜んどうしよう? 


2006年08月16日(水) 熊野詣 本宮大社 そしてプチ古道歩き

艦長日誌 西暦2006年8月16日

 今日は朝から雨模様。新宮から車で本宮を目指す。国道168号は熊野川に沿って本宮に続く。熊野川も水はかなり綺麗だ。途中の道の駅ではカヤックが盛んであることも紹介されていた。かつて熊野川は水上の参拝道として、本宮から川を下って新宮に至るのが一般的だったようだ。いつかカヤックで本宮から新宮まで下ってみたいものだ。

 本宮に到着。まず目に付くのは熊野のシンボル八咫烏を描いた巨大な幟。



鳥居をくぐると、杉並木の参拝道、そして石段が神聖な雰囲気を醸し出す。


 石段を上り詰めると、立派な桧皮葺屋根の門がドッシリ構え、その奥に本殿が立ち並ぶ。本殿は門から先が撮影禁止なので、門の外から撮影。那智、新宮が朱塗りの派手な社殿だったのに対し、本宮は朱塗りはなく歴史を感じる重厚ないでたち。かつては朱塗りだったのか、それとも昔から塗られていなかったのかは分からないが、こういう色合いのほうが味があって良いと思う。


 本宮参拝後は大斎原へ。巨大な鳥居をくぐると旧社地。


 ここはかつて川の中州で本宮大社が鎮座していた場所。明治22年の洪水で社殿が流され、幸い被害を免れた上四座が現在の地に遷座された。この中州に会った当時は、今よりも規模も大きくさぞ荘厳であっただろう。今は中四社、下四社の石祠が鎮座している。


 本宮を後にし中辺路へ向かう。まずは継桜王子を見学。ここの野中の一方杉は見事。枝が南の方角だけに突き出ているから一方杉。巨大な杉に取り囲まれた鳥居の景観がまた素晴らしい。


 継桜王子に参拝、奥州の藤原秀衡に縁のある秀衡桜、野中の清水などを見学。継桜王子のすぐ隣には、とがの木茶屋があり昔の茶屋の雰囲気を醸し出している。


 宿に行くにはまだ時間がかなり余ったので、明日の古道歩きを少しでも楽にするために近露〜継桜の間を歩くことにする。車は継桜に留めておいて、近露には自転車で坂を下り移動。近露王子跡から歩く。


 相変わらず膝が悪く、歩くのに苦労する。この区間はほぼ舗装路なのでなお辛い。近野神社に参拝し、さらに坂を登っていくと旧道に出る。このころになると、あれだけ痛んでいた左膝が奇跡的に痛まなくなった!たぶん関節に挟まった半月板の破片などが取れたからだろうが、明日の古道歩きを目前に膝が良くなってくれたのは非常にうれしい。

 比曽原王子跡を過ぎ、なおも旧道を歩いて1時間ほどで継桜王子に到着。その後車で近露まで行って自転車を回収し、本日の宿へ。温泉が併設されているのでゆったり浸かり、夜は宿自慢の料理に舌鼓。温泉鍋に鮎の塩焼き、アマゴの天婦羅、そして鮎飯!これが絶品。食事後は宿の主人が詳細に古道歩きのアドバイスをしてくれて助かった。今日の宿は大当たりでした。


2006年08月15日(火) 熊野詣 那智大社と速玉大社

艦長日誌 西暦2006年8月15日

 キャンプ地の古座川を出て海沿いに那智方面へ。今日は那智大社と速玉大社へ参拝の予定。那智駅前から坂を上り詰める。途中、那智大社へ続く大門坂があり、ここは石畳の階段がしっかり保存されているので往時の雰囲気を味わいながら歩いて参拝できるのだが、旅行出発の日から左ひざを痛めていしまっているので泣く泣くパス。那智の滝前から少し下の車道脇空き地に車を停めてまずは那智の滝へ。



 鳥居をくぐって石段を下り飛瀧神社へ。ここから真正面に那智の滝が見られる。那智の滝は落差133mと日本一だそうな。たしかに、はるか上から流れ落ちる滝は勇壮だ。滝の直下まで行ってみたいが、ここは滝そのものが御神体になっているので近寄れません。もう少し近くで見られる展望所があるので行ってみるが、なんと300円必要です。さらに展望所にいく途中に延命長寿の水が涌いているのだが、これを飲むのにも100円必要。まぁお金を出してでも近くで見る価値はあるかと。


 次はいよいよ那智大社へ。長い階段を登っていきます。天気が良いので暑い!汗をかきつつ登る。


 境内まで登りつくと朱塗りの立派な社殿がある。拝殿の前には護摩符が売られ、拝殿の右手奥には青岸渡寺と、かつての神仏習合の名残が色濃く見られる。


 その他、山門や宿坊、再建された三重塔などなどが立ち並び、かつての繁栄を物語っている。おそらく熊野三山の中で一番昔の姿をとどめているのではないだろうか。それだけにもっとじっくり歩き回って見たかったのだが、いかんせん膝が悪くあまり歩き回れない。かなり心残りである。


 下りは鎌倉時代の石段が残る滝道から。これも古を偲ばせる良い道だ。


 さて次は新宮方面へ車を走らせ、少し足を伸ばして道の駅紀宝町ウミガメ公園にて昼食をとってから速玉大社へ向かう。速玉大社は市街地にあるので、山の上の那智に比べると領地が街に侵食されて狭くなっているように感じる。


 ここで興味を引かれたのは、神社で参拝するときに鳴らす鈴である。一般的には「ガランガラン」と鳴る大きな鈴だと思うが、ここでは「シャランシャラン」と涼しげな音を鳴らす鈴である。形も音も、神楽舞で使うような鈴に近い。この手の鈴を見たのは初めてだ。なにか理由があるのだろうか?各社殿を順番に参拝する。


 その後、敷地内にある熊野神宝館へ。国宝のお宝を含め神社所有の宝物が展示されている。長々と見物してしまった。

 一通り巡って今日の宿へ向かう。本当は元宮の神倉神社にも行きたかったし、周辺には浮島の森や徐福公園など見所多数だったのだが、いかんせん膝が悪いのを理由に行かなかった。正直、後になってかなり後悔である。多少無理してでも行くべきだったかな。

 さて明日はいよいよ本宮参拝だ。
 


2006年08月14日(月) 清流古座川ツーリング

艦長日誌 西暦2006年8月14日

 旅行3日目。宿泊地の白浜から海岸線に進路を東に取る。南紀に来て感じるのは海がすごく綺麗だということ。大分などと色が違い、南国の海を思わせるマリンブルー。海を眺めながらの快適ドライブだ。



 さて、目指すのは古座川。今回カヤックを積んできたのは、古座川ツーリングするためである。古座川は日本でも有数の清流。海も綺麗なので河口付近でもかなりの透明度。そしてすごいのは古座観光協会がカヤックのレンタルをしていて、手ぶらで来てもカヤックを楽しめることだ。河口近くの艇庫でカヤックをレンタルし、キャリア付きのタクシーで出発地点まで送迎、川下を楽しんで、河口の艇庫でゴールというスタイル。町を揚げて川を守り、そのなかでもカヤックが観光の一約を担っているのだ。
☆古座観光協会 http://www.kokoza.com/

 さてこちらはカヤックを積んでいるのでもちろん自分の艇で下る。通常なら車2台でスタート地点、ゴール地点に分けて止めるのだが今回は車一台。では艇の運搬、スタート地点への移動をどうするか・・・ここで折りたたみ自転車の登場である。今回折りたたみ自転車も車に積んできたので、まずスタート地点に艇を下ろして車でゴール地点に移動、そこから自転車でスタート地点に戻り、カヤックツーリング開始、ゴール後は車で自転車回収という流れ。

 スタート地点を鶴川橋、ゴールをぼたん荘下流の河川敷に設定。短い距離だが清流を楽しみながらのんびり下ろう。まずは自転車でスタート地点まで。天気は上々、気温も高いが、南の海上に発生した台風の影響で風が強く、自転車を扱ぐ分には涼しくてよい。川と併走する道路を、景色を眺めながらゆっくりサイクリング。河原には水遊びやキャンプする人が多い。日高川でもそういう人たちが多かったが、こちらはそれ以上かも。

 30分もかからずスタート地点に到着。早速澄んだ水に艇を浮かべ、カヤックツーリング開始だ。


 自然の護岸が多いので漕いでいてとても気持ちよい。ただ流れはおだやか、しかも台風の影響の向かい風で漕ぐのは結構疲れる。夏休みそしてお盆休みの時期ということもあり、川遊びの人が多いと同時にカヤックを楽しんでいる人たちもかなり多い。レンタル艇のカップルや親子、団体、一人で下るフリースタイルカヤッカー、ダッキー(エア式のカヌー)で下る二人組みなどなど、これまでこれほど多くのカヤッカー、パドラーと出会うことはなかった。こちらのほうはカヤックは結構一般的なんだろうか。みな思い思いに清流古座川を楽しんでいる。古座川は特に難しい瀬などはなくのんびり下れる。ツーリングは3時間ほどで終了。


 艇を片付ける際、同じ場所でゴールした、一人で漕いでいたフリースタイルカヤッカーとちょっとお話。神戸ナンバーの車に乗っていた彼は、今後奈良吉野川に向かうそうだ。さすが。

 片付け後、自転車を回収して河原にキャンプ。夕食はレトルトもので簡単に済ませる。暗くなり空は満点の星。頭上に広がる光の海を眺めいい気分だったのに、「パーン!!」とロケット花火の音。対岸のキャンパーたちだ。近くには民家もあるのにお構いなし。打ち上げ花火までやり出して迷惑この上ない。花火の光で喜ぶよりも、夜空の光を愛でなさいよ。迷惑キャンパーの花火も1時間ほどで終了し再び静かな夜。川の音を聞きながら早めに就寝。


2006年08月13日(日) ちょっとだけでも川遊び

艦長日誌 西暦2006年8月13日

旅行2日目。大阪難波のホテルを出て和歌山へ向かう。大阪東から高速に乗って、途中日高川で川遊びする計画だが、高速は和歌山ICの手前で16kmの渋滞との情報。仕方なく一般道で渋滞を回避する作戦に切り替え、国道、県道を乗り継いで和歌山県に入る。

 海南ICから高速に乗り川辺ICで下り、15分も走れば日高川の澄んだ流れで遊ぶ人たちが目立ちはじめる。これだけ川遊びをする人が多いのは良い川だという証拠だ。こちらも橋のたもとの良さげな川原を見つけてカヤックを下ろして遊ぶ。



 水はきれいだが、折りからの気候で水温は高く生温い。流れは穏やかなので一つ上流の橋まで漕ぎあがってみる。のんびりツーリングするには良さそうな川だな。淵でロールの練習などし、一時間ほど川で遊び終了。渋滞がなければ、もっと日高川を満喫できたのになぁ。でもお盆の入りだから仕方ない。というか、渋滞を想定していなかった自分が甘かったダス。

 今日の宿泊は白浜温泉。白浜は海が綺麗でマリンレジャーと温泉を楽しむ人がほとんどだと思うが、こちらは海には目もくれず。てかその時間がない。とりあえず宿の温泉は満喫。料理は・・・まぁこんなもんでしょう。やっぱり大分の魚介が美味いということを再認識しました。


2006年08月12日(土) 海遊館で地球環境を学ぶ

艦長日誌 西暦2006年8月12日

 旅行初日、フェリーは定刻より早く朝6時10分に大阪南港に到着。下船しファミレスで朝食を済ましたあと、目指すは海遊館。開館30分前には並び、コンビニで前売り券も買っていたので人の少ないうちに楽々見れる。

 長いエスカレータで一気に地上8階に上がる。展示は日本の森に始まり、アリューシャン列島、モンタレー湾、パナマ湾など世界各地の海を再現したものが続く。ラッコが愛敬を振りまき、アシカが高速で泳ぎまわり、オウサマペンギンが水中からロケットのように飛び出して上陸し、イルカは浮きのついたホースをオモチャにして遊ぶ。

 

 圧巻は太平洋を再現した高さ9mの巨大水槽。マンタが悠々と舞い、アジやマグロが本物の海中のように泳ぎ回るなか、ひときわ目を引くのが体長5mを越すジンベエザメだ。巨大水槽を泳ぐ魚達を眺めていると、不思議と穏やかな気持ちになり癒される。
 


 海遊館の展示で一貫するコンセプトは地球環境だ。森と海のつながり、海に住む生物の多様性、人間の活動が生態系に及ぼす影響など、実際の環境に似せた展示とパネルによる説明で見せてくれる。今回は音声ガイドシステムを借りたのでより詳しく説明を聴けた。夏休み中で子供を連れた家族客が多く来ていたが、子供たちが水族館で海の生物を見て興奮し喜ぶと同時に、地球の環境について少しでも関心を持つきっかけになることを望む。
 


海遊館のあとは隣接のマーケットプレイスに立ち寄ってから、旅行初日の宿に向かう。

夜は道頓堀でドテ焼き、串カツ、たこ焼きなど大阪名物食い倒れです)^o^(


2006年08月11日(金) 一週間の旅行へ出発!

艦長日誌 西暦2006年8月11日

 勤続十五年のリフレッシュ休暇を利用した旅行、お盆を前にしていよいよ出発の日がやってきた。今日は仕事を15時で切り上げ帰宅、荷物を車に積み込んでいざ出発だ!
高速で別府国際観光港ヘ向かい、19時発のフェリーさんふらわあに乗船して大阪ヘ向かう。以前さんふらわあに乗ったのは高校の修学旅行か?こんなに豪華だったっけ?売店にレストラン、浴場もあり、天候にも恵まれたのでほとんど揺れを感じる事無く快適だ。


寝るのも今回は2等寝台なのでクッションばっちり寝心地良し。明日の朝には大阪南港に到着だ。


2006年08月10日(木) 準備、準備♪

艦長日誌 西暦2006年8月10日

 とりあえず休暇前にやっつけ的にお仕事。夜は、明日から旅立つのでその準備。一通り荷造りしたら、乗せられるものは車に乗せてしまって、明日はあわてないですむようにしておく。準備万端・・・かな?


2006年08月09日(水) 蜂退治

艦長日誌 西暦2006年8月9日

 水曜日なので実家で食事。最近庭にアシナガバチが巣を作ったらしく、母が駆除業者に連絡したところ、アシナガバチなら夜間行動しないので夜のうちに蜂用の殺虫剤ぶっかければ自分でも駆除できますよ、との旨教えて貰ったらしく、今日実際に退治に踏み切った。庭の木に握り拳大の巣が出来つつあり、廻りにたくさんのアシナガバチが留まって寝ていた。母が長袖を着込んで殺虫剤をブシューっと。見事退治できたようです。暗くてよく分からんが。蜂たちには申し訳ないが、こちらも刺されたらタマランからねぇ。
 それにしても結構低い位置に巣があった。蜂が低い位置に巣を作る年は台風が多く来るとも言われているようでです。先日から3つも台風同時発生で天気予報を賑わせてますが、今年は台風に充分警戒すべきかもしれませんねぇ。


2006年08月08日(火) ルート再検討

艦長日誌 西暦2006年8月8日

 いよいよ今週末からリフレッシュ休暇で関西・紀伊方面に向かうわけですが、ちょいとルートを再検討中。当初の案だと同じ道を行ったり来たりを繰り返すことになるので、周回ルートにしようかと。それでも同じ道を2回通ったりします。まぁこれは今回の旅の性格上仕方ない。移動距離は結構な距離になるが、まぁなんとかなるでしょ。紀伊半島の川遊びも含めて、しっかり楽しもうかと思います。それにしても、今になってルートを変更できるってのも計画がアバウトだなぁ。「旅の楽しみは行き当たりばったりですよ」と言い訳してみる(笑) それでも今回は泊まるところもしっかり決めてあるし、その日の行動予定なんかも一応は決めてるんだが、でもホント、大まかな計画だけ立てて、あとは現地でそのときの気分で行動を決めるって言う旅をしてみたいわけです。そんな時間がとれるのは次はいつになるやら。


2006年08月07日(月) カメラのおかげ

艦長日誌 西暦2006年8月7日

 TOPの画像を更新しました。今回は丁度綺麗な夕焼けに出会えたのでバシバシ撮影して良いのを選んだんだが、撮影は全てオート。モードだけはクロームモードで色とコントラストが出やすいモードにしてます。いつもながら、カメラ任せでそこそこ綺麗な写真が撮れちゃうので、つくづくカメラのおかげだなぁと思うわけです。面倒くさがりなのでマニュアルでシャッタースピードや絞りを変えたりすることが少ない。つまり、撮影に関する技術は一向に上がらない(^^; まぁいいか、ホームページに載せる写真だから、綺麗だったり印象的だったりしたものを、それなりに表現できる写真が撮れれば良いわけだ。
 そういえば先日の花火写真もデタラメです。暗い中の花火撮影、普通は三脚必須ですが、持参していなかったので手持ちです。よく見るとぶれまくり。たしかシャッタースピードもオートで1/4くらいだったと思う(普通は2秒とか?)。なのにそれなりに見られる写真が撮れたので自分でもちょっと驚き。まぁ載せたものはそこそこ見られるけど、乗せてないやつの中にはぶれた軌道がよ〜く分かる写真も多数。なんともいい加減ですな。自分の性格が良く出ております。


2006年08月06日(日) ロールしまくり

艦長日誌 西暦2006年8月6日

 今日は犬飼リバーパークでカヤック練習。水量例年のこの時期に比べ少しだけ多め、水は比較的綺麗だ。10時半頃に到着すると、臼杵組と中津組が既に練習していた。県体に向けてなのか、みんな中々気合入ってます。こちらも負けじと瀬に入りスラロームの練習。ま、ボチボチです。
 午後からはロール練習ばかり。バックデッキロールに挑戦するも、どうも上手くいかない。しまいにゃ、普通のロールが変な形になりそうなのでバックデッキロールは断念。まぁ一つほぼ確実に起きれるロールがあるから良しとするか。でももっと確実にすばやく上がれるようにしたいんだよな。まぁこれからも機会があったら練習に励みましょう。


2006年08月05日(土) 快適に花火を楽しむ

艦長日誌 西暦2006年8月5日

 夏といえば花火。やっぱり一度は行っとかんとイカンでしょということで、さいき番匠火まつりの花火大会に行く。花火というと黒山の人だかり、そして行き帰りの渋滞を連想するので、出発はチョッと早め、そして秘密兵器の折りたたみ自転車を車に積んでいく。花火の会場からだいぶ離れた場所に駐車。余裕でとめれます。そしてそこから折りたたみ自転車で番匠川の土手をサイクリングして会場まで。夕闇迫る川辺は風が吹き抜けて涼しくて気持ちいい。



 花火の開始一時間前に到着。メイン会場から少し離れ、川岸の水際近くに陣取る。夕焼けに染まる空と水面を眺めながら、シートを広げゆっくりコーヒーとお菓子を食べながら花火の開始を待つ。徐々に人が増えてくるが、位置取りがよかったのか、それともそもそも大分や別府の花火大会ほど人が来ないのか、比較的静かで快適だ。

 夜8時、いよいよ花火開始。真正面から結構離れて陣取ったつもりだったが、なかなかどうしてかなり間近、なのに寝転がって見れる余裕があり特等席状態。こりゃ最高だ。見た目もド迫力。音もド迫力!! 大輪のの花火を見上げ、1時間があっという間に過ぎた。こりゃ来て良かったよ〜。帰りも人ごみを避けながら自転車で快適に土手をサイクリングして車に戻り、渋滞知らずでラクラク大分に戻る。いやはや、今日の花火はかなり快適でした。また来年も来たいな♪

 それでは本日の花火ダイジェストどうぞ!






2006年08月04日(金) マイナーな居酒屋

艦長日誌 西暦2006年8月4日

 今日は急遽仕事関係の飲み会でした。なぜか繁華街ではなく、国道沿いだがあまり目立たないマイナーな居酒屋。どんなところかとおもいきや、結構活気あるよい雰囲気の居酒屋。店員も威勢がいいし、なによりお客が多い。それだけ人気のあるよい居酒屋ということだろう。料理も刺身から霜降りの馬刺し、その他もろもろなかなかのもんでした。今日は時間の都合でマイカーで参加のため酒は飲めなかったのだが、地焼酎が豊富で結構飲んでみたい銘柄満載でした。こりゃマイナーな居酒屋も侮れませんな。


2006年08月03日(木) 起きてほしくないときに限って・・・

艦長日誌 西暦2006年8月3日

 今日は残業、順調にいけば20時半頃に帰れるはずだった。今日は直属の上司様が別の対応でいないため、今日はトラブル起こってほしくなかったんだが、こういうときに限って何かあるんだなぁ。トラブル発生で結局帰りが23時前ですよ。あ〜面倒。そしてトラブルとなると処置に手間取るワタクシはまだまだ未熟で自分自身歯がゆいですな。まぁトラブルの時が一番仕事を覚えるチャンスだと思うので、しっかり学びましょう。


2006年08月02日(水) あまくない

艦長日誌 西暦2006年8月2日

 ありきたりですが、やっぱり今日の話題はボクシングでしょ。亀田興毅vファン・ランダエタのWBA世界ライトフライ級王座決定戦、しっかり見ました。試合部分だけ。おいTBS,試合前に1時間半も引っ張るなよ。馬鹿じゃねぇの?いくら注目度が高いとはいえ、これまでの亀田の人生1時間半も流してどうすんのさ。まぁそれはおいといてと。
 結果、かなり疑惑の判定っぽいですな。1回終了間際のダウンと11,12Rのフラフラな様を見て、多くの人が亀田の負けを確信したと思うんだが。たしかに中盤は亀田の有効打も多くて亀田が取ったラウンドもあったと思うんだが、トータルで見たらやっぱりランダエタ上手いなぁと思うことしばしば。見ながらずっと、1回のダウンがなければ良い勝負なのになぁと思ってて、最後の2ラウンドでは明らかに劣勢でこりゃダメだと。んで判定でジャッジ一人目がランダエタ指示だったんで、やっぱりねと思いきや、残りの二人が僅差で亀田指示。う〜ん、ボクシングの判定は本当によく分からん。
 ま、ボクシングとはこういう妙なことがたまにある世界みたいなので、亀田くんには次回しっかり頑張って文句のない勝ち方(もしくは負け方)をしてもらいたいですね。


2006年08月01日(火) 夏の暑さも環境次第か

艦長日誌 西暦2006年8月1日

 今日も暑い。連日30℃を大きく越え、外で働いている人はさぞかし大変でしょう。でもワタクシ日中は冷房の効いた(効き過ぎた)屋内で仕事してるので全くその辺の意識をしないで済みます。逆に風邪を引きそうなくらい。これって喜ぶべきか悲しむべきか。夏に寒い思いをするのってちょっと変だよねぇ。でも職場の空調機は温度設定出来ないんだよ。冷えたら冷えっぱなし。温度設定できる空調機に更新されないかなぁ。

 夜は多少暑いですが、扇風機でも回しとけば充分事足ります。断熱性の高い、そして恐らく日当たりが悪く洞窟のような効果があるであろうマンションのおかげかな。夜寝るときは、窓を開けていれば結構涼しい。ひんやりとした風が入ってくる。近くに川が流れているおかげか?それで足りなきゃ冷やした保冷剤でも枕にして寝ればOK。

 実家の時はそりゃあ暑かった。扇風機回しっぱなしでも寝苦しい。これは結構からだが乾燥するので仕舞いにゃ風邪を引く。住む場所でこれだけ暑さが変わるものかと驚きます。でもきっとちょっとした工夫で涼しく過ごすことが出来るんだろうな。葦簀で日差しを遮ったり、朝晩打ち水をしたり、風通しが良くなるように窓の開け方や家具の配置を換えてみたり。

 日本の文化には夏を少しでも涼しく過ごすための知恵が沢山あるんだから、活用しないとね。暑い暑いばかり言ってられないし。そして休日は、暑い季節だからこそ満喫できる遊びをめいっぱい楽しむのだ!←結局遊ぶ話になる やっぱり夏は水辺でしょ〜 ということで今週末も川に行くか。


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