2012年07月04日(水) |
雪 花 サリ に想うこと |
雪ちゃん、花ちゃん、サリちゃんにもう一度会いたい。
雪ちゃん、花ちゃんと常に気持ちがつながっていたんだと改めて思う。
話しかければ必ず返事や意識が返ってくるのが当り前で、
またワタシもそうされればそうすることが当り前で、
常にお互いに触れ合ってお互いの目で口で会話することが日常だった。
よく猫ズを形容して「気まぐれ」と言ったりするけど、
雪ちゃん、花ちゃんとの関係においてよくわからない例えだった。
生後4〜5ヶ月頃から17歳10ヶ月まで、ほとんど毎日一緒の生活で、
今、ふっと思い出したのは、(東京の)昭和公園(だったと思う)に、
リードをつけて散歩に連れて行った時のこと。
なぜか公園内に放し飼いのニワトリがいて、
ニワトリを見つけるや否や、堂々として逃げないニワトリを尻目に
雪ちゃんと花ちゃんが血相を変えてワタシの頭まで2匹が一目散に駆け上がってきたこと。
今は気まぐれという例えがわからないと言ってるけど、
雪ちゃんと花ちゃんを引き取った当初は、どうやって関係を作っていけば
いいのか悩んで、自分なりに努力していたことも思い出した。
そして気がつかないうちに大切と改めて思わない程、かけがえのない存在になっていったんだ。
ずいぶん前のことのように思えていたけど、お金かかっちゃうなあなんて
思いながら、いそいそとコバルジン2ヶ月分、腎臓サポートカリカリ大袋、
腎臓サポート系缶詰24個×2ケース、チューブダイエット等々
追加注文したのは花ちゃんが亡くなるほんの8日前だった。
みんなが亡くなるなんて思っていなかった。思いたくなかったんだ。
おしっこもままならない感じになってきていたから、
ワイドサイズのシーツを部屋に敷き詰めてトイレ以外でおしっこできるようにして、
花ちゃんは一昨年から、そして今年の2月頃からは3匹全員にワタシの手で
ごはんを食べさせてあげるようになってからは、
思うように食べてくれないことに焦り、時間がかかることに疲れ、
そして結局逃避し、また自分を平常心に立て直す、の繰り返しだった。
いわゆるクオリティーオブライプについても心底考えきる余裕もなかった。
雪ちゃん、花ちゃん、サリちゃん が教えてくれたことを学習する。
雪ちゃん、花ちゃん、サリちゃん おいしいごはん食べさせてあげられなくてごめん。
そして、食べたくないごはんを食べてくれてありがとう。
机の上に、まだ半分飲みかけのH40とビオスリーの粉末が入ったお猪口がある。
ごはん茶碗もいつもの場所に、寝床もいつもの場所に。
トイレに入ったあと丸型爪とぎに直行して爪をとぐことが
習慣だった3匹の丸型爪とぎもそこにある。
今日、冷蔵庫の中に入れっぱなしだったサリちゃん用に作ってあった
カリカリのふやかしごはんと、お湯で溶いたチューブダイエットの中身を
やっとこさ捨ててお茶碗を洗った。ちょっと前進した?
雪ちゃんと花ちゃんのサリちゃんの丸型爪とぎは、
とらたろうとミイがたま〜にカリカリやっている。
とらたろうとミイがおもに反応するのはお腹がすいた時。これぞ猫。
ミイは、サクちゃん、雪ちゃん、花ちゃん、サリちゃんと共に生活して
いたんだなと想うと胸が熱くなる。ビビリ屋でなかなか余韻には浸らせてくれないけれど。
今、とらたろうがお腹すいた〜とワタシの膝に上って、
前足をワタシの首に回したところ。
とらたろうは、どうやら花ちゃんと同じスットコドッコイ系らしいよ。
とらたろうとミイとジュリアンと関係をつくっていこう。
雪ちゃん、花ちゃん、サリちゃん の感覚にふっと後ろを振り向く時があるの。
雪ちゃん、花ちゃん、サリちゃんたちが一緒に居てくれていると思える。うれしい。
|