バイオトープの庭

2012年06月08日(金)


6月5日(火)の夜10時45分頃、サリちゃんが亡くなった。

みんな血液検査の腎臓の数値がよくなかったんだ。

自宅点滴と投薬と食事療法でなんとかやってたかんじなの。

8日間のうちに、花ちゃんがいき、雪ちゃんがいき、サリちゃんがいった。

仲良しなんてわざわざ言うことに違和感を感じるような、

いつも一緒にいることがあたりまえの3匹だったから、

みんな一緒にいきたかったんだと思う。



私にとって花ちゃんと雪ちゃんは家族であり友達。サリちゃんはちっちゃなこども。

私が花ちゃんや雪ちゃんの白いお腹に顔をうずめると、どした? 

じっと私を見つめてゴロゴロ、受け止めてくれていたんだ。

サリちゃんにとって雪ちゃんと花ちゃんは、親であり兄のような存在。

自分の毛づくろいは二の次、三の次、いつも雪ちゃんと花ちゃんの

目やにの掃除をしたり、毛つくろいをしていた。

時にはサリが、体重が倍近くある雪ちゃんや花ちゃんに突っかかっていく事もあったけど、

雪ちゃんや花ちゃんはいつも降参してあげていた。

いつしか、雪ちゃんと花ちゃんの目やにが目に付くようになって、

サリちゃんの状態を実感した。

小さなこどもがぽつんと残されているようで

1匹になったサリちゃんを見るといたたまれなかった。

サリちゃん、チュチュチュチュチュと言いながら頭にチューする儀式。

亡くなったその日も、サリちゃんにチューするとヨロヨロした体で

ゴロゴロ喉をならしてくれた。

花ちゃん、雪ちゃん、サリちゃんと一緒に生活してたんだなあ。

理屈ではわかっていても気持ちが逆走するの。

なんにも感じなくなってる時があるかと思えば(あ、私、大丈夫じゃん)

涙が止まらなくなって息ができなくなる。

日記を書くと自分を俯瞰できるかなあと思って重いパソコンのフタを開けた。

哀しい、後悔、感謝、走馬灯の中で色々な気持ちが混じり合って

ねじり鉢巻状に泳いでいる感じなんだー。








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