ねこや  ネコヤシキ日

日記モドキ ↑目次←昨日明日→


2003年10月29日(水) 決まらない

今晩も、グループの会議。

きょうも、決まらなくて、時間切れでバタバタと。

疲れた。


2003年10月28日(火) 自助努力

夜、勉強会。

定刻を過ぎて、ひとりまたひとりと。
来てくれるだけでうれしい。実感。
気になっておられることを、もうすこし詳しく、と聴いていると、解決したい課題が現れ出てくる。その先も、何かを言うのではなくて、聴いていく。お互いにカウンセラーでもなんでもないんだが、お互いをたすけあえる。
グループの力。


2003年10月22日(水) 徒労

また、グループの会議。

前回の確認だけで、ほとんど終わる。

疲れた。


2003年10月13日(月) 家族旅行

両親にプレゼントする、年に一度の家族温泉旅行。
嬉野温泉の椎葉山荘へ。

私は昨日、帰省して合流するはずが、文章をつくるしごとが間に合わずに、今日、現地合流となる。ああこのごろこんなことばかりだ。

さて、お宿は、離れ形式のしずかな風情。
温泉評論家じみているわが家の家族たちは、ここがどうだ、あれはこうのほうがいい、だのと、点が辛い。食事、そして器とも、好評。


2003年10月11日(土) 卒業会

2月から通っていたコースが修了。

まだ欠席した分の補講があるけれども、クラスのみんなと記念写真を撮って、夕方からお食事会に出かける。きょうは、ビルの上階なのだけれど、風雅な中庭をしつらえた、静かな風情の和の個室。料理も上品なお味。

ぐいっとコトを進めてくれる役割のひとや、きょうのようなときの幹事役を引き受けてくれるひと、絶妙なヌケで場をなごませてくれるひとや、おだやかなお母さんタイプのひとなどがいて、このクラスメイトはありがたい。

お互いに、ひっぱりあうのではなくて、磨き合う雰囲気があって。
ここでも、雰囲気ってやっぱり、ひとりでできるのではないけれど、ひとりひとりの相乗でできる、と感じる。


2003年10月09日(木) 悲しい会議

グループの会議。

プロジェクトが終わったあとになってもまだ、会計処理が問題がある、だの、会の目的が決まっていない、タスクフォースのことが決まっていない、だのと言っている。

講演会の報告も、予算内でやったのでよろしい、のだそうだ。

グループで力を合わせてやったのではなくて、会議でご了解をいただいて話をした勉強会の仲間たちの力で講演会がやれた。
正直に書こうとすると卑屈な気持ちだ、と言うと、文章を寝かせたらとの示唆。

なんだか、悲しい。
黙っていなくて、そんなのはおかしい、と強く言った。
でも、伝えたいことは伝わっていないんだろう。

疲れた。


2003年10月05日(日) 講演会

主催する講演会。

秋晴れ。雨なら運動会が中止になって来れる人もいるのだが。
でも気分はおだやか。

思いがけないこと、思い通りにいかないこともあったが、おおむねおだかやで、落ち着いた雰囲気のうちに開催できる。

講演のなかみにあまり注意がいっていない。
聴いている人たちはどうか、スタッフはどうか、モノは足りているか、講師に伝えることは、そんなことが終始気になっている。運営者として動いている。

参加者は、当然と思っていた人数だったが、周囲には、多いと言って驚いている人たちがいて、それも、うれしい驚きを見せてくれて、その反応はうれしかった。

いっしょに働いてくれた仲間たちが、とても前向きで、それでいておだやかで、臨機応変に動き合って、いい雰囲気をつくってくれていた。雰囲気はひとりではできなくて、でも、ひとりひとりがつくっているんだ、と感じた。

いろいろあった。終わった。
きょうはどこか、しずかな気持ちがしている。


2003年10月04日(土) ランチ/講演

女友達たちとランチ。

それだけのつもりだったが、午後から彼女たちが聴きにいくという講演会についていく。明日は私のほうの講演会。そちらの準備で、ひとつき以上、忙しい毎日だった。新聞に載れば今日も電話が入るはずだが、思いがけず静かな朝だった。きょうは、ぽっかりしたいな。なにか、違うものに触れたいな。あした落ち着いて振る舞っていられるために。

講演は、幸田シャーミン氏の「人生はアクション」というもの。
友達が最前列のかぶりつきの席をとってくれた。鮮やかなピンクのスーツを着こなして、拳をおだやかにだがしっかりと振りながら、謙虚に話される。それを目の当たりにして。教養的な話かと思ったが、意外にも今の私にとって示唆の大きいものだった。

たとえば
・合意の落とし穴
 中途半端な、ニセの合意は、対立よりもたちが悪い。合意の質が問題。
 本格的な議論がないのは、その課題に愛情がないから。
 いいグループとは、ディスカッションができること。
 いいサジェスチョンができることが貢献。
 建設的な対立がたいせつ。あるていどの摩擦はたいせつ。
 「アベリーヌ症候群」
 あるグループダイナミクスの研究者が、妻の実家に行くと、義父が「みんなでアベリーヌまでドライブしよう」と言う。こんなに暑くて車の調子も悪いのに、じっとしていたいな、いやだなあ、と思うが、妻の意見次第で、と答える。妻は「いいわね」、義母も「お父さんの言うとおりにしましょう」というので、出かける。案の定、暑くて埃っぽくて、クーラーもきかなくて、着いた先ではあてにしていたレストランが休みで食事もロクでもなくて、帰ってくるとみんなぐったりしてしまった。周囲に配慮して「でもそれなりに楽しかったですよね」と言うと、義母は「私はほんとうは行きたくなかったけど、お父さんが行きたそうだったから」と、妻も「せっかくだから断ったらいけないと思って」と。
(こんなこと、あるある)

・真のリーダーシップとは、専門家に聞いても解決できない問題を、学習しながら解答を求めてゆくプロセス
(人を引っ張ってゆくことではないんだ)

・24時間後…1週間後…1年後…10年後、成し遂げたいこと、なっていたい私、あと1カ月しか生きられないとしたとき、あと1週間…、0-10歳で自分がしたことで最も価値があると思えること
それらを1分以内に書く。
 自分と対話が済んでいることは、すぐに書ける。
 自分と向き合って、ときどき心のゴミの整理をする。

・問題があるとき
 遠ざかるのではなく近づいてゆくこと。
 だが、往々にして無意識的に逃避行動をとる。
 問題そのものを否定しようとしたり
 どうでもいい問題に夢中になったり
 だれかのせいにして生け贄をつくったり
 個人と問題をごっちゃにして単純化したがったり

時間いっぱいまで質問に応えて、謙虚だが芯のある、華のある態度。

思いがけず収穫の一日。


2003年10月03日(金) プロつづき

夜、職場の組合が主催する、アロマとストレッチのミニ講座に参加。
講師は、卒業生さん。
みじかなうごきを気さくに説明しながら、そのなかに、さすがやな、というような知識とそれを初心者に伝える術。
こうやってプロとして活躍しているひとたち。いいな。


2003年10月02日(木) 肩胛骨を寄せる

夜、運動のアドバイスを受ける。
私と同じ年代なのだが、じぶんのスタジオを持って10年以上になる方。
身体の歪みをとるためのヨガのような動きをひとつ。
それから、個別のアドバイスで、背中が痛いことがあると伝えると、
背すじをのばそうとするのではなく、横隔膜のあたりをひきあげようとか、肩胛骨を寄せようとか、そう意識してみるのを勧められる。
やってみると、これはいい。
こういういろいろを知っていて、しかもそれを人々が使えるように伝えられる、それがすごいな、プロだな、と思う。


Nikki SiteMy Nikki Site 

ねこや |MAILHOMEESPERANTO