ねこや  ネコヤシキ日

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2003年07月21日(月) 久しぶり

大阪。講演会。タイトルがいいのか日がいいのか、いつになく大勢の人。
地元の仲間が来ていて、うれしい。
あちこちの久しぶりの人たちが、つい近所のように来ていて、うれしい。

夕刻、久しぶりの友人たちと。

感じが変わった、と何度も言われる。
「これまではどうだったの?」と訊くと、「暗くて重かった」と。
「どう変わって見えるの?」と訊くと、「明るくて軽い」と。
ふうん。そうなんだ。眼鏡やメイクや服の色だけで、そんなにも変わってみえるんだ。どうでもいいけど、周りに明るい印象を与えられるほうが、じぶんもしあわせだと思うのでよしとしよう。

屋上ビアガーデン。ときおり雨のふるなか、傘をさして。
女3人、かしましい。
ああしあわせなひととき。


2003年07月20日(日) 対決/銀座2

アサーティブ・トレーニング2日目。
課題を整理して、3人組になり、ロールプレイで解決を探す。
他の人の課題で、さいしょ、どうするんだろうなあ、と思っていた事例が、端緒だけだが見事に一歩前進して、すばらしいなあと思った。
じぶんの課題は、うまく整理できないままに終わった。
アドラーにくらべて物足りないところもあるのだけれど、これはこれで、体系化されていて、やりやすいところがあると思った。適応範囲を限ってならば、かなり有効なものだと思った。

きょうこそ、紅茶。
その前に、またもや、バーゲンで、服を2セットほど。
これまでだと入ろうとも思わなかったような店で、今年は選んでいる。
意識して色を変えていたら、つい手の出る色の好みも変わってしまった。

夜、大阪へ。


2003年07月19日(土) 批判/銀座

朝6時、予約しておいたタクシーで出かける。
大雨。駅周辺は洪水状態とのこと。地下鉄も浸かり、道も浸かっているらしい。南のほうに迂回して、それでもそこも道のマンホールから水が噴き出して溜まってきていた。すこしだけ水のなかを走って、無事空港へ。

2日間、お茶の水で、アサーティブ・トレーニング、応用編。
きょうは、批判を受けたときの対処を実習。それから、怒り。
課題をポストイットに書いて分類したり、ちいさなロールプレイなど。功を奏するのはふだんの場面に戻ってからだと思う。
途中で、グループで絵を書いたり、アイスブレーキングふうのゲームをやったり。おそらく、ファシリテーターの個性によってもコースが違うだろう。

神田明神そばにとった宿は、半地下の、窓の外は壁という部屋。
こんなことなら、少し高いが見晴らしのよい定宿にすればよかったかな。

紅茶を買いにゆくつもりで銀座へ。
目的の紅茶屋にゆきつく前に、バーゲンで、きれいな色のシャツ2枚。
そうこうしているうち、8時をまわり、紅茶は買えず。

通りすがりの眼鏡屋のウインドウで、みょうに惹かれるフレームを見つけ、見入っていた。すると、もう閉店しているかと思われたその店がまだ入れてくれて、あれこれ見ているうちに、すてがたいフレームに出会った。最初に目についたものとは別。淡いバーガンディ色の、チタンではなくてアルミ製。たくさんのものがあるのに、これがかけてみたい、と思うものには滅多に会えない。買ってしまった。

麦ご飯と牛タンの定食が1000円以下で食べられる店があった。
銀座も案外と庶民的なところがあるものだな。ふだん行くようなコーヒーショップが増え、ユニクロまであったりして、それもどうかとは思うけれど。


2003年07月18日(金) あめかぜ

明日から、東京、大阪ツアー。
着る服を選んで、持ってゆく本を選んで、そんなこんなで深夜。
雨風が強い。雷も。
飛行機飛ぶだろうか。寝過ごさないだろうか。
そんなこんなで寝付けない。


2003年07月16日(水)

夜、勉強会。8名になった。
お店を開いているだけ、これといって売り込みもなし、これといって人気商品もなし、というあんばいの会なのだが、それでも来てくださるひとがいる。ひとりひとり現れるたびにうれしい。

事例ひとつ。ほぼ2時間。ああだこうだと聴いたり提案したりが飛び交う。

終わって、食事をしながら、さらに1時間あまり。
講演会のことで、いろいろ案をもらって、うれしい。

きょうも日付がかわって帰宅。


2003年07月15日(火) お役所/メイクアップ

仕事を休む。

久しぶりのお天気に、2ラウンドのお洗濯。

講演会の後援名義をとる申請のために、書類一式をこしらえ上げ、市役所に出向く。

資料として、それらしき本などをしこたま抱えて行ったのだが、「ああそういうのもあるんですね」くらいのもの。あとは、書類上の不備がないかのチェックと、ひとことで言ってどういうのなんですか?という質問など。
書類的には、担当窓口では合格。あちこち廻るらしく、結果が出るのは後日。

テーラードのジャケットを着て、おカタイおばさんを演じた。
うん、いちおうそれらしくは演じられたかな。

    ◆

大好きなおばさま先生にメイクアップを見ていただいた。「色の使い方がよくなりました。まったく何もしてなかったんだものねえ」とニコニコして言ってくださる。うれしいな。

街に出て、いつものアフタヌーンティーベーカリーでいつものチャイとミルティーユブラン(クリームチーズとブルーベリーの載ったちいさいパン)。店も食べ物も他にいくらでもあるのに、いつもの店のいつものものばかりが欲しくなる。

いくつかの化粧品と、バーゲンで出ていたスカーフと日傘を購入。
きれいな色。うれしいな。新しい日傘を枕元においてねむる。


2003年07月14日(月) バロメータ

夜、筋トレ。フィットネスジムで、コーチについてもらって、(やや不定期だが)定期的に筋トレをしている。

コーチは、教え子さんにあたる。そんなに教えてはいないんだが、私の担当している実習の授業を受けた卒業生さんだ。ジムで会うと、よろよろやっているのに、「先生〜」とか呼ばれて、かなり気恥ずかしい。

もう、30回くらい、トレーニングに付き添ってもらっているので、お互い、ずいぶん馴れてきた。一回30分ほど。マシントレーニング。負荷を調整してくれて、励ましてくれるので、サボりな私でも、彼女と一緒だとひととおりのトレーニングができる。ひとりだと、ちょっとキツいとそこまででやめてしまう。

そして、そのときどきのカラダの調子が、この筋トレのきつさでわかる。
きょうはイマイチ。
体重は減った。

ストレッチをしていると、ときどき一緒になる人が横でストレッチしていた。体操なのだろうか舞踏なのだろうか、なにかそんなものをやっている人だと思える。
並じゃない柔軟性、そしてそれで妥協しない並じゃないシリアスさ。
声かけて聴いてみたい気がするのだが、興味半分じゃおじゃまだろうな。


2003年07月13日(日) 静かな話

勉強会。たくさんの人が来てくれて、休み時間もあれこれ対応することがあって、ちょっと忙しい日だった。

かなり強い雨。

終わって、8人ほどでお茶。

1年以上ぶりにいっしょにお茶をする仲間がいて、ボディワークや瞑想の話になった。知識も体験ももっている方なので、余計な往復は抜きで話ができる。こういう話題を興味半分ににぎやかに話す人もいるが、この方はそうではなくて、しみじみと話ができた。ありがたい。けたたましい明るさは、ちょっと苦手だ。

終わって、お買い物。
途中で隣県の仲間から電話アリ。
夜、別の隣県の仲間から電話アリ。


2003年07月12日(土) 目をみない講師

大学の公開講座「こどものためのカウンセリング講座」なるものに出席。
心理の大学院の教員がやっていて、どういうものか関心があったのだが、率直にいって、この方とも二度と縁がなくていいと思った。

ソーシャルスキルだなんだと言いながら、終始、斜め下をむいていて、人の様子になどおかまいなく話し続ける。かと思うと、わざとらしく腰を低くして、近づいてのぞき込むように質問をする。「とってもすてきですね」を乱発する。

キレやすい子ども(?なんだそれ)のことで、家族と食事をしていないとか、モノをぶつけるとか、ステレオタイプなことばかり言う。

アドラーのひとたちなら、このへん、こんなにひどくない。と思う。

反面教師から学ぶ続きだ。学べることはありがたいことだ。
と日記には書いておこう。


2003年07月11日(金) 印刷

チラシだのニュースレターだのを印刷に。
作業は、好きだ。次々に刷って、紙折機にかけて、裁断機にかけて、重ねて、分けて。

数百円の印刷費を使ってもよろしいかと会議に諮り、全員の了解をとって、晴れて印刷に着手できた。

昨年は、話し合ってもらえないかと言っても、お食事会になり、今年は、あれもこれも会議を通さないと進まない。

私にとっては、度し難い。
しかし、そのなかでやるしか、今は、ない、と思う。
選べない選択肢のことは今は考えても仕方ない。

一緒によろこべる人たちは居て、一緒によろこべることをありがたいと思う。そのよろこびにフォーカスする。


2003年07月10日(木) 会議

グループの運営会議。このところ平均3週間に1回。

会議の採決のやりかた、それを決める(…などという)ことを、何十分も話して、全員が挙手をしたら決まり、と決まる。

なんでだろ〜


(たった)5000円分のDMを送ることに、何往復も議論(というか…)して、こういうふうに名簿から抽出するべし、との議決(?)により、業務を拝命することになった。

なんでだろ〜(ああこれって便利なことば)

動き出すまでに、ぐったり疲れ果ててしまう。

とにかくまず、じぶんを元気づける。
すくなくとも、疲れを休める。
好きな場所に、ひとりで行く。


2003年07月09日(水) 言葉のキャッチボール

勉強会の新しい仲間のひとりが、以前、テント芝居の劇団活動をしていた方で、このあいだ、「もっとはっきり伝えられるようになりたい」などの話をしていたら、演劇での発声の稽古をやってみてくれることになった。

公共施設の音楽室を借りて、そこに、小学生を含めて7名が集まった。

題して「あなたに伝えるために私にできること 演劇的に」。
伝えることを技術ととらえれば、それを習得したりトレーニングしたり、よりよくできるようになるために私にできることがあるはず。という。

ジンセイという舞台の主人公を演じるのは私。
相手役は、やりやすい相手のときも、なんだかうまくやれない相手のときもいる。
どんな相手役が来ても、私は私の好きな私を演じていたい。
では、この舞台の観客は? 演出家は?
…そんな口上で始まった。

丹田を探す、腹式呼吸、息に声を乗せてみる、などをやって、それから、「言葉のキャッチボール」というのをやった。これがおもしろかった。

言葉を交わすのをよく比喩としてキャッチボールというけれど、これは実際に言葉を交わしつつボールを投げ合う。二人組で相手に質問を投げかけながら、黄色いテニスボールを投げかける。

やっていると、相手の質問に答える間、ボールをじぶんで抱えているのも所在なくて、聴くときも答えるときもボールを投げるようになった。親子でやっているペアは、しゃべっている途中でもボールをどんどん投げ合って、話もボールもはずんでいる。

このときは結構声も出ていたのだけれど、あとで、もうちょっと大切に伝えたい台詞を対面していうときになったら、ばりばり緊張して、声はちいさくくぐもって下に落ちていった。


2003年07月08日(火) ダメダメ講師

夕方から、某高級ホテルを会場とする講座に参加した。

実業家でもある女性講師が、2時間ほど実技を交えて指導する企画。
照明を落として詩を朗読してみたり、クロスのかかった机にお茶と水との飲み物がセットされていたり、演出はよろしいのだが、私はこの講師とは二度とご縁がなくてもいい(ないほうがいい)と思った。

押しつけがましい。
人の欠点を指摘することに長けているが、代替案の提示がない。
「〜したら、ダメです」「〜しないと、ダメ」と、ダメダメの連発。
手で×まで作って言う。
心理学で証明されている、などと言う。

いやあだな。プンプン。
そのことを反面教師として活かすことはできる。
まあ、それだけはよかった。

私だったら
もっとソフトな雰囲気をつくりたい。
本人に気づいてもらえるような投げかけをして、代替案を提示する。
〜したらもっとステキ 〜してみませんか とか。

あらあら。そんなのできてないのになあ。
言うだけ言っておこう。


2003年07月06日(日) 新潟/福澤諭吉

あり得ないのにヘンにリアルな夢をみた。醒めたとき憶えていた。

講演会のことで講師に案を見ていただいて相談するのだが、(既に予約してある)会場がイヤだな、と言われる。新しく福澤諭吉の記念館ができただろ、知らないのか、あそこの広間でやりたい、と言われる。それで探すと、感じのいい記念館ができていて、先週行った講演会会場のような広間がある。そんな夢。

講演会の相談をするのは本当で、ただ、私の街には福澤諭吉の記念館なんかないし、これからもできそうにない。

福澤諭吉だなんて、なんか唐突だなあ、そういえば先週の講演にちょっとだけ出てきていたなあ、なんて、ぼんやり面白がっていたのが、午後になってちょっと驚いた。
デモクラシーとアナーキズムに関する講演があって、その中に諭吉が登場したので。けっこうな位置を占めて彼の言葉が引用されていた。
予知夢かな。なにか由縁があるのかも。

    ◆

新潟満喫編のつづき。

昼休み、近くの信濃川の河原をお散歩。
梅雨の晴れ間。ひろびろとした川。近くにもう日本海。
私の街の河口の景色とはずいぶん違う。
ちいさな旅の気分。

用件を終えて、めざすは好物の笹だんご。
駅ビルで、ショーケースで蒸されているのをゲット。嬉。
北陸方面の面々と談話。

空港では、さいごにまた、「へぎそば」を食す。美味。
近畿中国方面の面々と談話。


2003年07月05日(土) 新潟

朝の便で新潟へ。微睡んでいるうちに着く。

昨晩あまり眠っていないので、午後3時の集合まで、のんびり過ごしたいな、と思う。

駅前の案内所で教えてもらって、まず、街の高いビルの展望所に登る。

次にリフレクソロジー店のようなところを探す。嗅覚に頼って商店街のはずれまで歩くと、あった。なかなか嗅覚がきいているゾ。30分コース。

終わってひるどき。近くを歩いていると、お洒落な建物を見つけた。よく見ると蕎麦屋なのだった。結構はやっている。お値段は意外とリーズナブルで、充実のセットもの。土地の「へぎそば」。蕎麦も出汁も薬味類もとても美味。甘すぎないデザートや鉄瓶で出される蕎麦湯までも、満喫。

朝はちょっと疲れていたけれど、ここでかなり幸せに満たされる。

さらに歩いて「北方文化博物館」というところへ。なまえはたいそうだけれど、静かな住宅街にある古い小さな館。会津八一氏終焉の地なのだという。良寛の墨書。枯山水の庭。ちょうど庭木の剪定で庭師さんたちが高い木のうえで作業中。来訪者はきわめて少なく、世話焼きのオバサンが管理していて、巡りながらあれこれと声をかけてくれる。その二階の座敷では小一時間ほども一人になれて、横になったり、座ったりして休憩できた。雨上がり、風が吹き渡って、剪定のハサミの音がする。佳い空間。リフレッシュできた。

用件のほうは、短くは書けないほどなので、割愛。
シンポジウムは知りたかったことにアプローチしていただけたし、懇親会は演劇が本格的でほれぼれしたし、ごちそうをいただいたし、夜はあれこれの人の話にたすけられた。


2003年07月03日(木) ポカ

実習の授業でポカを2連発。
それもたいへんタイミングの悪いときに。
まるでもう反面教師としか言いようのない失敗を。
やり直しのできない実験。
なんてこったい。言い訳なし。
学生さんたちに、ほんとうに申し訳ない。
謝ったけれど、及ぼしたことは何と言われても引き受けるしかない。

こんなことがきちんとできなかったじぶんが情けない。
暗くなっていてもしようがないけど、きょうは暗くなることを選ぶ。
次からどうするかだ。
このごろ、情けないことを連発している。
ちょっとていねいに省みるときだと思う。


2003年07月02日(水) 孫子の兵法/氷室

一昨日の標語、出典を調べたら、孫子の兵法なのだそうだ。  

「天時不如地利、地利不如人和、人和勝天」

 天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず

ずいぶん引用されていて、有名なことばのようだ。知らなかったなあ。
エスペラントでの語感がはまっているので、てっきり西欧の古典から来ることばだと思っていた。三国志の世界なのだった。

    ◆

金沢では7月1日に食べるお菓子があるとのこと。Hさんがそれを送ってくださった。

箱を開けると色とりどり。「氷室」と書いたおまんじゅうで、なるほど氷が光を反射するような、さわやかなパステルカラー。夏の端に相応しく。

ごはんを減らして、おまんじゅう2連打。甘酒系。んまい。


2003年07月01日(火) バーゲン

先日から夏物のバーゲンが始まっている。
さらに今日は、少し出し渋りをする店たちのバーゲン初日。
狙っていたものを探しに行くが、夏物なのにセール対象外とか。
目が高いってことだ、と自惚れておこう。

いくつかの店を廻ったが、どこでも、店員さんの勧めることばが、「かわいい」。他にボキャブラリーはないんかねえ。


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