ネコヤシキ日笑
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朝ゆっくり発って、高速を走り、帰省。
ふだんはほとんど見ないテレビというものを相当見る大晦日。
お決まりの紅白も。
知らない歌、知らない人が多くて、リストを見ながらいちいち感心してしまう。
平穏に、暮れゆく。
近郊の老舗温泉宿。家族と。両親を招待する恒例の一泊旅行。
日本庭園の周りに、大正時代からの客室を配したところで、その中の新館ではあるが計30畳以上の広さの部屋。窓からの景色は殺風景だが、その広さ、食事の充実でけっこう好評。せめてもの親孝行、になっているだろうか。
今日明日であれこれ片づけてしまわなくてはいけない(と予定していた)ものごとがいくつもあるのだが、朝のスタートは遅くなるし(つまり寝坊するし)、外は雨だし、また手つかずのまま。
それでも洗濯を2ラウンド、いただきもののブロッコリーを無水鍋で茹で上げ、その間に軽くかつ迅速な昼食をかきこんで、今年最後の筋トレへ。
それから、今年最後のチラシ印刷。
その前に、紙やら封筒やらを仕入れに郊外の事務用品屋へ。
ドラッグストアと事務用品屋と本屋は、私にはアブナイ。
ついちまちまと買ってしまう。
きょうは、かねてからちょっと気になっていたラベルライターを購入。
カシオのネームランドとキングのテプラとの数機種を迷って、テプラにした。
紙やら何やら重たくて、傘もあって、それらを持って暗くなった街へ。
食べる予定だった店は閉まっているし、それならと楽しみにして入った店は不味くはなかったが、狎れたオバサンたちがやっていて感じがいまひとつ。「サービスはよいが料理の不味い食堂」というたとえをきいたが、ここは「料理は不味くはないがサービスが気に入らない食堂」。
NPOセンターで印刷と紙折り。
仕上がったものを束ねようとして紙で手を切り、チラシの一部を血染めにする。ああ文字通り血のにじむようなしごとだわねえ。なんつて。それでもこれも好きでやっているのだから。センター職員さんたちと「年末までお疲れさまです」とお互いに声をかける。
帰りにお茶。きょうは、いつものスタバではなくて、煮出したミルクティーとケーキのある久しぶりの店を選んだのだが、コーヒー豆の焙煎で焦げた臭いが充満、私以外の客も咳き込んでいるのに換気悪いまま。
飲食に関して、どうも軌道から外れたような一日だったなあ。
職場は大掃除。
学生さんたちがよく働く。
それぞれの持ち場で、それぞれの担当の人がイニシアチブをとっているので、そういう場所には近寄らないことにする。見てしまうと・聞いてしまうと、私は「それは捨てないで」とか「そうではなくてこうしたら」とか言って・動いてしまいそうだから。こういうときは、どうであれ、とっとと捨て、誰かの"仕様"でもってコトが片づくほうがいいと思う。
私は私の机まわりのものを少し整理しようとする。
ヒマがあれば読むだろうが、そのヒマはおとずれないだろう、と思われる本を処分にまわす。バージョンの古くなったソフトを仕舞い込む。なかなか捨てられない。
今年最後のゴミ出し日。二袋。
タオルや部屋着、Tシャツ、靴下、実家に送る。
BOOK OFF に売る(というか引き取ってもらう)つもりの本は、きょうは持ちきれず。明日にしよう。
今年はたくさんのモノを捨てた。
それでも、まだ、モノがずいぶん過剰だと思う。
まだ手つかずの場所がある。
あと2日、捨て、それから来年、また数日、捨てるために費やすつもり。
夜、薬をもらいに。混んでいる。
BOOK OFF に寄る。『向田邦子の恋文』。待ち時間とスタバで読了。和子さんは文章の技量はないが、内容は佳い。
ドラッグストアに寄って、ちまちまとたくさんの買い物。
眼や肩が痛い一日。
まちなかに深く掘った新しい温泉ができたと看板で知り、夕方からそこに出かける。
いわゆるスーパー銭湯と比べて、入館料が高い。会員になっても週末は1500円。「大人仕様」だそうで中学生以上。そういうことから質の高さを期待したが、中のつくりの細部がなぜか安っぽいセンスだ。天井や壁、床の素材とか、浴槽の造りとか、タオル、ロッカー、休憩の場所、食べるもの。
お湯が循環式でなくてかけながしであるところに金がかかっているのだろう。
それにしても、アンケートと称して、そのことに下水料が余計にかかることを知っていましたか?のような設問は、意見を反映したいというよりも宣伝をしたい下心見え見えではないだろうか。イヤミに感じる。それでも、たまにはまた行くかもしれない。
パソコンを立ち上げずに就寝。
CSのエコミュージックというチャンネルで、アヴェマリアなどの祈りの音楽がかかる。すこしばかり神聖な気持ちになるではないか。流行りの癒し系といってしまえばそうなのだが。わるくない。
筋トレ。以前は挙がらなかった重りが持ち上げられる。すこし強くなった実感がある。うれしい。
またもやカセット→MDへのダビング途中でMDが止まっている、それが繰り返され、そしてメカエラーと表示されてそれがリセットできなくなった。またもやコンポをバラして、こんどはMDデッキまで修理に出すことにした。あああ。
催しで来ていた父親と待ち合わせ、クリスマスのイルミネーションを見たりした後、共に実家へ帰る。
ノドの不調はおさまったかのようだったのに、こんどは咳がとまらない。
論文を読んでいたらそれがとてもすてきで、論文にすてきだなんておかしいかもしれないが、じっくり読むに値すると感じられ、そして同じテーマの講義テープをじっくり聴き直したく、テープをMDにダビングしてぐるぐる聴くということをしている今日この頃。