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2002年06月30日(日) 不完全燃焼。・・・W杯決勝戦

う〜ん・・・。
私が求める決勝戦は、こんなんじゃないの。
確かに、ブラジル優勝を望んではいたけれど、
こういう勝ち方を望んだんじゃないの。
なんか、違う。違うのよぉぉ。

ドイツより圧倒的にブラジルのサッカーの方が好きだから。
だから、応援していたの。エンターテイメントでもあるサッカー。
「これは、カーン様でも絶対に取れるまい!」ってシュートで、
思いっきり魅せる最高のシュートで決めてほしかったの。
カーンも好きだから。彼に相応しい負け方。変な言い方だけど。
でも1点目。違うの。ちょっと、私の希望とは違う。
普段のカーンなら、最初の時点でキャッチできてたはず。
前半で痛めた手が戻っていないのかどうかは分からないけど。

でも、点取られてから、ドイツが珍しく積極的になった気が。
それはなかなか嬉しいかなーと思ったりもしてた。
速攻しようとして、奥側のサイドを飛ばしたパス、
横っ飛びで止めるブラジルなんて映像も見られたし。
一瞬、おお!って思った。
もっと たくさん、この感動が欲しかっただけなのに。

2点目は、きれいなシュート。ちょっと拍手。
中でスルーしたリバウドが、私的には高得点。
でも、思わず見入っちゃう感じじゃないのよね。
なーんか違う。まだ全然 違う。

そう思っているうちに、終わってしまいました。
求めるものが わがまますぎたのかもしれないけれど、
ちょっと私、不完全燃焼です。これで終わりだってのに。
後半すぐのイェレミースとか、ちょっと面白かったけど。
でも、セネガルとかトルコが見たいなぁなんて思ってる。

でも・・・。水を飲むカーン様。
口の横から飲んでた黄色いペットボトルを放り投げて。
リンケが近寄ってくる。少し話して離れていく。
ポストにもたれるカーン様に近づくメツェルダー。
ずるずると、もたれたまま しゃがみこむカーン様。
カフーも挨拶に来てた。
解説さんが「自分を責めているんでしょうね」という言葉。
ごめん、さっき私、「これならカーン様なら止められた!
っていうシュートで決まるのは嫌なの!」なんて言った。
でも、ごめんとは思うけど、本当なの。ホント。

キーパーが中心のチームじゃダメなんだと思う。
本当に本当に、カーンは素晴らしいと思う。
でも、あくまでもキーパーは「最後の砦」であるべきで、
キーパーが目立っちゃいけないんだとも思う。
いや、ドイツは DFもすごかったと思う。
あのブラジル攻撃陣が、いまひとつ楽しくなかったし。
でも、点を取らなくちゃ勝てないゲームでもあるんだから。
バラックがいなかった。早々に、クローゼにイエローが出た。
でもそれ以前に、やっぱり偏っていたのかもと思う。

でも、何はともあれ、終わり。次は4年後。
その間に引退してしまう選手も多いだろうけれど、
今度はドイツで、もっと楽しいお祭ができるといいな。
そしてやっぱり私は、それまでに、
スカパーに入らなくてはいけないだろうか・・・(^^;


2002年06月29日(土) 超長文。一応、韓国-トルコ戦について。

フジTVのやりように、頭 沸騰しました。
結構なかなか楽しく見ていたのに。
終わって、地に倒れる韓国選手を、
トルコ選手が抱き起こしに行って握手したり、
一緒に場内の観客に挨拶して回ったりしてて、
気持ち良く見ていたのに。のに。

どうして、3位の表彰式を映さないのっっ?!

まず、なんで先に4位の方から表彰なんだろ?って思った。
普通は、勝った方からよね?勝ったチームに失礼よね?
まあ地元ですから、とにかく先にする予定だったのかも。
変だなぁと思いながらも、韓国選手の顔など見てた。
4位は誇らしくないのかな?なんて疑問を感じながら。
そして、さあ次はトルコの表彰!と思った途端。

・・・スタジオに切り替わりました。
バカ話やってCM。カメラがスタジアムに戻った時には、
既に観客も帰り始めている様子。何?これ!

トルコは猥褻物ですか?
世間の目から隠さなければならないほどの犯罪者ですか?
こんなに意図的に無視される、どんな理由があるっての?!
放映時間は十分にあった。CM時間をずらせない訳もない。
悔しくて悔しくて悔しくて、涙出て、こめかみ痛くて、
視界がぼやける状態でフジの電話番号調べてかけたら、
既にNTTの「現在、大変 込み合っております」状態。

でも合間で、つけっぱなしていたTVから、
明石屋さんまの発言が聞こえてきて、少し頭冷えました。
「サッカーのファンだから、ドイツのユニフォームを着た」って。
その言葉、きっと全然 伝わらないよ、さんまちゃん(笑)
ドイツのユニフォームを着たことに苦情を言った人たちは、
韓国の敵を応援するなんて非国民だ!ぐらいの気分だから。
韓国は日本じゃないよー?分かってるのかなぁ?

実は、すーーーーーっっっごく、怒ってたっぽいけど、
さんまちゃん、実によく感情をコントロールして話してた。
前から、時々すごく好きだったけど、惚れ直したよ。
キーッ!って頭に来て感情的に泣いてる自分が、
恥ずかしくなったもんね。ありがとう。


でも、何が悲しいって、
試合自体は割と気持ち良かったのに、ってこと。
韓国の あのとんでもない速さ・運動量・持久力は、
特に前半、鳴りを潜めてしまっていたせいか、
すごく面白い試合だったとは言い難いけれど、
その分、トルコの技が光った試合だったと思うし。
韓国も、イ・ウルヨンだっけ?13番のシュート、すごかったし。
韓国チームのFKやPKの精度には感嘆してきたけれど、
あれは特に、止められんわ・・・。素晴らしい角度だった。

でも本当に今更だけど、トルコチームに惚れたの(*^^*)
いや、ブラジル戦で惚れる予感はあったんですけど、
こう来るとは思わなかったのが、イルハン・マンスズ(^^;
ええ、あの、17番です。ちょい垂れ目の26歳。
どう見ても一人称は「僕」という雰囲気の あの子。
ハカン・シュキルが一瞬つっかかったかと見える
絶妙のボールコントロールで送ったパスを、
テンポ良く受けて韓国選手の下からシュート決めた彼。

決めた直後の笑顔に、やられました。
ハカンに駆け寄って、ひざの上に座って話しかける。
3言ほど話して、抱き付いちゃうシーンから、
「僕やったよ!」「ああ」「すごいでしょ?!」って
聞こえた私は、今 知ったばかりの彼に既に溶けてました(^^;
♪2人のために〜 な映像は ちょっと寂しいけれど、
対韓国戦でゴールを決めて、観客にアピールしにいき、
冷たい反応に項垂れてチームメイトの下に戻る姿は、
ヴィエリやバラックだけで十分だったので、今回は許可(笑)

結局出ちゃったけれど、ゴールラインで見せた足技も面白いし、
途中で、ミスってサイドからボールを出しちゃったときに、
振り返って猫手で「ごめんなさい」するのも、凶悪に可愛い。
ミスされてもつい、あの笑顔に ごまかされてしまいそうで、
だから私はサッカーファンなのにぃぃ(^^;と思いつつ、
でも、ちゃんと うまいし、いいかな?とも思ったり。

今までトルコチーム、まじめに見てなかったのを後悔してました。
もちろん、前回で惚れたハカンやGKのリュストゥも大活躍。
リュストゥは、後半始まって少しのプレイで傷んじゃったのかな?
26分ぐらいで既にボロボロで、代えてくれってアピールしてたのに、
監督は無視して交替枠3人を使いきってしまうので、最後まで戦って。
某新聞で、トルコは内部分裂が何より心配と書かれていたけれど、
まさか そんな理由じゃないよね?なんて疑惑が頭をもたげたり。
直後に、ボールを追おうとして膝から崩れた姿には、蒼ざめた。
でも、44分ぐらいの枠外シュートを、もはや拾いにも行けずに、
よろめいたリュストゥを 後ろから抱きとめた8番もいたし、
皆で支えて勝てたから、とにかくホッとしました。

だーかーら!
この試合でお別れとは言え、お気に入りさんも見つけたし、
ちゃんと握手もして、ユニフォーム交換もしてたし、
両チーム肩組んで、観客に感謝しに行ったりもしていて、
変だと思うことは多々あっても、目をつぶって楽しめた。
解説も、韓国を持ち上げようとするあまりに、
トルコを侮辱し、ついでに日本まで低く言ってたけど、
いいかげん、聞き流すのにも慣れた。
だから、表彰式、ちゃんと流せーーーっっ!!
不快な点は全部、見ざる聞かざるで無視しまくって、
楽しもうという私の努力まで無にしやがって!バカやろーーッッ!!

・・・・・はぁ。
ここまで ちゃんと読んでくださった方、本当に有難うございました。
ところどころ、お目汚しの言葉がありましたことを お詫びします。


2002年06月28日(金) 『お熱い夜はいかが?』

最初の時点で、他の舞台が頭に浮かんでしまいました。
以前、自身で演じた舞台だったせいもあったのか、
一度 思い出したら、後はもう止まらなくなって、
何を観ても、その舞台との共通項ばかり気になって。
おかげで、ちっとも真面目に観られませんでした。

でも、久々の安藤聖ちゃん、可愛かったです。
本当にまだ若いのに、しっかり演技が嬉しい♪
川本昭彦さんの情けなさっぷりも好みでした。


2002年06月27日(木) だーめだぁ・・・・。

どうも、風邪ひいたらしい。
天気変わったとたんに体調崩すなんて、
もう、アホです。いい年こいて子供かいっ!って感じ。
昨夜からヤバそうかなーと思ったから早寝したのに、
朝っぱらから、なんか、目が回る(◎_◎;;;)

今日は どうしても私がしなきゃいけない仕事が
午後にあるので、薬叩きこんで少し寝てから出社。
欠勤扱いでいいから、自分の仕事だけ終えたら帰ると
言ったのに、「暇だから終業まで寝てったら?」との声。
ついつい言葉に甘えたのに、結局 働かされて。
ふと思い出したので、フォーチュンクッキーの占いで、
分からなかった単語を引いてみたら、
「友人に利用されないようにしましょう」だって。
しかし、私の分からなかった単語(impose on)、
重要単語のマークが付いてたよ(苦笑)

昨日のブラジル-トルコ戦、面白かったです。
何がって、自分の気持ちの揺れ動きが(笑)
最初は、派手な南米サッカー大好きだし、
日本破ったチームは応援したいし、気分は均衡。
始まったら、赤の応援団に微妙に拒否反応。
(この辺、最低だと自分で思いますが(_ _;)

でも、途中で はっきりブラジルペースになると、
今度は判官贔屓丸出しで、トルコ応援しまくり。
明らかに、小さく細っこくて体格的に負けてるのも、
何やら親近感がわいて来ちゃうみたいで。
アジアでなくヨーロッパだなんて、嘘みたい。
体格も トップスピードで走りまわる姿も、
なんとなく、アジアのお友達な気がしてくる。

だって、ロナウドをディフェンダーが抑える場面、
手前のトルコ選手が早回しに見えるんですよ?
こちらが5歩の距離を、向こうは3歩で走る感じ。
最後の方、デニウソン1人にトルコ選手4人で、
コーナーに追い込んで行く場面もすごかった。
なーんか思い出すような・・・と思っていたら、
解説さんが「カルガモのようですね」と一言。
久々に なごんだ解説でしたわ(^^;

でも、攻められてもトルコのキーパー良かった。
うわぁ反応いいなぁ!って感動することも しばしば。
35分くらいのシュキルのボレーシュートにも感激!
トーナメントを見ながら、トルコでもセネガルでも、
ブラジル相手じゃ、格が違いすぎだよなぁなんて、
失礼なこと思っていたけれど、もう少し時間があれば、
万が一も起こるんじゃないかと祈りながら観てた。

結局 負けちゃったけど、久々に気持ち良かった。
もうちょっと この試合見せて!って思えたもん。
すごくスピードのある試合だったし、面白かった。
やっと今になってだけど、そんな試合が復活して、
本当に、心から嬉しいです(ToT)


2002年06月25日(火) 『フォーチュン・クッキー』東京初日

韓国、負けたんですね。
いろいろ考えてきたし、すっきりしたわけじゃないけど、
今回は皆が、クリーンな試合だったというから、
それでとにかく、ホッとしています。
今日と日曜と、後2試合、全部忘れて楽しむぞ!
・・・って、土曜日に少しまだ不安が残るのですが(^^;


絶対に今日の試合は見ないと心に決め、ビデオもかけずに、
『フォーチュン・クッキー』初日に行って来ました。
なんか、神戸公演を観た出演者ファンの友人から、
「何を思っても、そのまま書いてくれていいから」と、
文句が出ると想定したような感想を聞かされたので、
不安だったのですが、最終的には面白かったです。
なんかすごく、中華料理食べたくなったし。

現役宝塚さんが出るので、宝塚苦手な私としては、
そこに不安があったのですが、怖くなかったかも(笑)
演技もそりゃあ、ベタ褒めするレベルじゃないけれど、
男役のままで できるキャラ設定もあり、違和感はなし。
何より、歌のハーモニーがきれいで嬉しかったです(^^)
いやもちろん、どう見ても宝塚〜な濃いメイクとか、
ファン向けらしき笑いネタは、相当 辛かったですが。
「カンパリ」で、何で皆 笑うの〜?

話は、前半は はっきり言って、たるいです。
特に女性陣2人の場面は、テンポが悪いし、
アンサンブルさんたちが うろうろ出てくるのも、
余計に集中力をそがれてしまう感じがする。
ほとんどの曲に振付が付いているのも、邪魔。
宝塚ファンは、踊りが見たいかもしれないけれど、
振付家でもある演出家は、踊りをつけたいかも
しれないけれど、作品としてのバランスは崩れてる。

でも途中、兄弟の会話になってからテンポアップ。
綜馬&畠中コンビ、なんてナチュラルなの〜♪
ちょっと兄が、専門の講義をしている間に、
おいしいのを全部食べてしまう畠中さん@弟ユンに、
食べきられてしまって恨めしげ〜な綜馬@兄ニック。
酔っ払ってボケをかました弟に、女性陣に
聞こえないよう声に出さずに「バカ」という兄。
21年も離れていたのに、全然 考え方も違うのに、
互いに大切なんだなぁって感じが、仕草の端々に見える。
なんかもう、2人セットで惚れちゃいました。

畠中さん限定だと、♪チャイナタウンって曲かな?
での、太極拳風の踊りが、最高に素敵でしたし、
綜馬さん限定だと、湖月@モナに向かって言う、
「モナの本当に思っている事、言ってごらん」が◎!
「兄」を超えて、「父」の大きさっていうのかな?
すごく勝手に生きているようでいて、情が厚い面が、
たった ひと言で全部出ていて、溶けちゃいました。
うわぁ・・・・。って。もはやファンですね、私(^^;

繰り返される「アイデンティティ」を、どこに求めるか
ということも含めて、「家族」を考える話でしょうか。
大人数で大皿をつつかないと、満足いく種類が
食べられない中華料理が、象徴的な気もする。
もう少し すっきりさせて、また見てみたい舞台でした。


2002年06月24日(月) 「戦時中」の国だから?>韓国考

サッカー関連で韓国の名前をここで出してから、
やたらと、アクセス数も投票数もあがりました。
そっか、4年に1度しかサッカー見ない私にも分かるんだから、
本当にサッカー好きで ずっと見てる人たちにとっては、
きっと、もっと、ずっと腹の立つことなんだろうなと思う。
今はもう、買い物でキムチを見れば目を背け、
SMAPファンなのに、チョナンカンが流れるとTVを消し、
赤い服を着た人を見れば「恥ずかしくないの?!」と、
問い詰めたい気分に駆られてしまうような日々。
決して、韓国を嫌いになりたい訳ではないんですけどね・・・。

この「嫌」を消せる理由を求めて、ネット上をさまよってみました。
1000人のお坊さんが嫌いだって、袈裟を作ってる人は悪くないし、
お坊さん自体にも、個人的には好きになれる人がいるはずなのに、
お坊さん関連を全部感情的に拒否しちゃう自分も、とにかく嫌で。
スペイン戦では、韓国選手に罪はないと思えたけれど、
イタリア戦の記憶もあって、韓国丸ごと嫌いになりそうなのが嫌で。
私には、「何をやっても勝てばOKな国だ」としか見えない事実は、
ごまかせないけれど、隣の国がそういうお国柄であることを、
頭でだけでも理解できないかと、必死の抵抗。

検索ワードが悪いのかもしれないけれど、
結構な時間数かけても、あまり成果はありませんでした。
でも唯一、少しは理解できるかもしれないと思えた言葉は、
「韓国は、まだ戦時中だから」でした。
北朝鮮とだって「休戦」してるだけで、いつも臨戦態勢。
とにかく国力を高め、愛国心を高め、一丸となることが大切。
そのためなら、スポーツだって、戦争の論理を持ち込んで、
利用して、「とにかく結果が大切」ということになる。

セネガルがフランスに勝って大騒ぎのニュースを見た時は、
いろいろ難しい問題があるんだなぁと思ったけれど、嫌じゃなかった。
何が違うかと言えばやはり、気持ちの良い試合だったからだと思う。
えげつないファウルとか、限りなく黒に近いグレーの審判はなかった。
フランス国内では、不快に感じた人も、当然いただろうけれど、
あの試合は、「戦争」ではなく「スポーツ」だったと思う。
韓国がそれができないのは、気持ちに余裕のない「戦時中」だから?
・・・それなら、気持ちは納得できないけれど、頭は少し納得。
「W杯は、『スポーツ』であり『平和な祭』であるから、
楽しく正々堂々と戦い、敗れたら相手の強さを褒め称えよう。」
そんな丸腰の気持ちのチームが、戦争されて勝てるわけがない。

相変わらず、韓国には負けてほしいと願ってしまいます。
「韓国、早く消えて」「最後だけでも、通常のW杯を見せて」。
そう思う気持ちは、今でも全然 変わってはいない。
ドイツだって、特に好きなチームじゃないけれど応援してしまう。
アイルランド-スペイン戦の後、当然のように心から、
スペインが勝ち残っていくことを願った自分が、遠く思える。
日本-トルコ戦の後だって、トルコ頑張れー!と思えたのに。
どっちが勝っても、勝った方を続けて応援していくだろうし、
とにかく、すごいプレイを見られるだけで幸せだった時もあるのに。

「戦時中」の国を、オリンピックやW杯に参加させるなとは言わない。
「スポーツマンシップにのっとり、正々堂々と」戦いたい人もいるだろうし。
でもせめて、平和な祭として続けて行きたいと思うなら、
戦時中の国での開催は、やめようよ。何が起きても不思議はないから。

長々と書いてしまったけれど、この認識も間違っているかもしれない。
何しろ、国丸ごと嫌いになりたくないあまりの、割と無理やりな認識だし。
自然では起こり得ない確率で続く誤審の裏に、何もないとは思えない。
でも しつこいけれど、韓国全部、嫌いになりたいわけじゃないのです。
ただ、世界中で楽しみたいお祭で、自国さえ勝てばいいと言う態度、
その美意識のなさが、韓国の全てに見えるほど、嫌なだけです。
「あれは誤審じゃない」とか「誤審だって、たまにはあるでしょ?」
なんてものじゃなく、私を納得させてくれるような他の意見がある方、
是非是非、ご意見をお待ちしています。


2002年06月23日(日) 生電話。

今週もF1があって夜更かしするので、
朝は ゆっくり寝坊。昼ごろに起きてきて、
ボーッとご飯食べて 洗濯などしていたら、電話。
何やら直接会って話したげな雰囲気に予感があり、
呼び出されてみたら、案の定、おめでたな話(^^)
私の周りは結婚する人が少ないので、少しは戸惑うけど、
何しろ幸せそうなカップルなので、私も嬉しいかも♪

そして、家に帰って いきなり気がついた。
予定日2/25って、なぜか気になる日付だったけど、
思い出してみれば、戸井さんの誕生日の翌日だわ。
万一、同じ誕生日になって、ハンサムさんだったりしたら、
私、家に通いまくって甘やかしたりしちゃうかも(笑)
立ち入り禁止にされないよう、気をつけねば(^^;

その戸井さん、今日はCD予約特典生電話の日でした。
実は朝ぐらいは、何を話そうかドキドキしてたけど、
6時〜9時の間と、幅が広いこともあって待ちきれず、
ネットを始めてしまった辺りで、ようやく電話。
向こうも既に何10件とかけた後とあってか慣れていて、
速攻で質問をふってくるし、何を悩む間もなく、
ごく当たり前に受け答えしているうちに、終了。

でも、後からテープを聞き返してみてショック。
・・・・・・・電話って、怖い。
私、あまりに普通に返事しすぎているんです。
大概いつも、戸井さんに対しては失礼な奴なのですが、
それにしても、ろくでもないことしか言ってない。
緊張感もないし、「ですます」すら取れてることもあり。

ほんの4〜5分?程度の会話だし、
次から次へかけてるんだから、忘れてくれただろうけど、
いつも自分が何をしているか、改めて不安になってました。
大体ねー、「でも」「だって」「っていうか」多すぎ!
さすがに「だって」は一度も使ってなかったけれど、
昨日 禅さんが、相手に好印象を与えるためには、
この3つを使わないようにしていると言ってた言葉。
ダメじゃん、私。戸井さんに嫌われたいのか?

逆に戸井さん側は、否定的な言葉が非常に少ない。
やっぱり、役者稼業をやる以上、必要なことなのかな?
場合によっては、自分の立場を最初にハッキリさせるため、
「でも、私はこう思います」と始めることは必要だけど、
初対面の人に会うことの多い仕事ですもんね・・・。
翻って、かつて客商売をしていたはずの私は どうよ?
まぁ、その仕事で、泣きながら客とケンカして、
絶っ対、自分には続かないと思ったんですけれど(苦笑)
でも、・・・はぁ。少しは大人になれよ、自分・・・・・。


2002年06月22日(土) 誕生日&W杯(たくさん書き加えてます)

<6月23日夕方書き直し
今更、昨日の日記を書くなよ(^^;って時間だけど、
やっぱりどうしても書いておきたいこと、2つだけ。>


まずは、
石川禅さん、お誕生日おめでとうございます〜♪

パーティーで頂いたケーキ、おいしかったです。
濃厚チョコレートにナッツとオレンジピールの小さなケーキ。
1個ずつ包んでロウソク立てて、このマメさには、いつも感動。
しかし私の好きになる役者さんって、料理できる人ばっかり(汗)

しかも禅さんの誕生日なのに、私の方は、
プレゼントはおろか、カード1枚も持って行ってないってのに、
ゲームで勝利し、手作りブレスレットまで頂いてしまいました。
「良かったね」などと言われ、周りじゅうに申し訳ないったら。
でも、ちょっとアンティークに見える つや消しの金具といい、
数珠のような濃藍色ビーズといい、拘りと金のかかってそうな物。
有難く、使わせていただきます(^^)
・・・って、普通のファンは使わないのかな?

皆で♪Happy Birthdayを歌ってロウソク吹き消し、
撮影会やって、歌も聴かせてくれて、ゲームして、
質問コーナーなんかあって、まさに「ファンの集い」な今日。
すごく、会員限定&誕生日当日のパーティーらしかったかも。



これが、どうしても書きたいことのうち、幸せな方。
もう1つは、怒ったこと。許せないこと。

いつまで韓国、こんな試合を続けるんだっっ!!!

禅さんの誕生日パーティーの始まる時間から逆算してみたら、
サクッと気持ちよく終われば、最後まで見られる試合でした。
キックオフの前にメイクも着替えも ほぼ済ませてTVの前へ。
ラウルがいないスペイン相手だけど、割と面白い試合運び。
世界の8強に相応しいかどうかはともかく、韓国って、
誤審なんかに頼らなくても結構良いと思うんだけどねぇ・・、
なんて感じながら、マジメに見ていましたら、延長へ。
乗り換え情報を探して、延長なら全部見られると計算。
さて開始、と思った直後に。

勝ったーーーーっっ!!

マジで、そう思いましたね。モリエンテスのシュート。
なのに無効だって?直前にラインを割ってたって?
リプレイで見たけど、割ってない。絶対にオンライン。
しかも線審、いつ旗を上げたの?シュートの時?
センタリングの直後には、上げてないのが映ってるよ?
「ヤバい!スペイン 点入れちゃうよ!」って上げたの?

試合終わったら すぐ出られるように、
リモコンにも手をかけていた時だけに、怒り倍増。
でも、試合は続いて行くので、怒鳴らずに見ていて、
延長終わった時点で、諦めて出かけました。
そして、乗り込んだ電車の中でPK負けを知って溜息。

こんなことが許されるんだ。
もはや意図的としか見えない誤審に誤審を重ねて、4強進出。
あの、アイルランドとの死闘を制したスペインまで
こんな形で失うなんて、本当に信じられないです。
このW杯、史上最悪として記憶に残っちゃうんだろうか?
決勝まで行く気?地元の有利を活かすため、3位希望?

感謝すべきことに、私は次の試合、観劇中で見られません。
試合を見ながら、イチイチ腹立てていないで すみます。
試合経過なんて気にしないでいられる舞台だといいな。
楽しく帰宅したら、韓国は日本に来ないと決まってるといいな。
それだけが、私の今の望みです。


2002年06月21日(金) 野村萬斎in『オイディプス王』

劇場に行こうと渋谷の坂を登りながら、
携帯でメールを打っていました。
いきなり「How are You?」と声をかけられて、
「私?え?」と振り返ったら、
笑いながら私の方を見ている、数人の黒人さん。
思わず、携帯を思ーいっきり、相手の方に見せつけつつ、
できるだけ盛大に、嫌な顔をしてみせる私。
ちなみにストラップは、アズーリオフィシャルグッズ。
彼ら、ををっ!と、派手なアクションで驚いてくれました。
見つけたから声かけたんだろーが、てめーらはよぉ!(怒)

・・・しかし、未だに、「How are You?」と聞こえると、
脊髄反射で「I'm fine thank you, and you?」って言いたくなるね(^^;
そういえば、昨日の日記は普段の倍近い投票数を頂きました。
あまり冷静に書いてなかっただけに、すごく嬉しかったです。m(_ _)m


というわけで。街角で小さな国際交流しつつ(笑)、
久々に、重そうな芝居を観てきました。蜷川の『オイディプス王』。
フロイトの「エディプスコンプレックス」の素になったギリシャ悲劇で、
父親を殺して母親と結ばれる話だというのは、知っていました。
そういう壮絶な話の母親役を麻実さんというのは、面白いかなと。

でも、彼女の出番って、少ないんですね。
なかなか出てこないから、出て来る前に既に退屈してました。
劇場入るなり鏡貼りの舞台で、あぁ蜷川さんだなと、まず思う。
そして始まると、赤と黒を基調にした服のコロスたちが回り出す。
一斉に、セリフを謡うような感じで唱える。単体のセリフもいくつか。
蜷川さーん、ワンパターンもいいかげんにしようよ(^^;
全員 丸刈りなので、窪塚君とか小野伸二を思い出しつつ、
頭の格好が良い人って少ないのかなーなど思いながら時を過ごす。

そこに現れた野村萬斎@オイディプス王。
・・・・・・・軽いっ!軽すぎるっ!!
多分、声の出し方の問題だと思うのですが、ひとり浮いてる。
スフィンクスの謎を解き、国を救い、望まれて王になった知恵者?
疫病に襲われ、壊滅寸前の国を救うためには、
もう彼しかいない!と神のように崇められる人?
狂言と同じセリフ回しされたって、その役は辛いよぉ・・・。

ただ、セリフ回しは、少しずつ慣れてきました。
この王の、純粋さ・気性の荒さなどが見えてくるにつれて、
「高潔な王」として作っていないんだと感じてきたからかも。
「実の父を殺し母と寝る者だ」と信託を受けた後も、
神託の成就を畏れて国を出たという深刻さより、
「こうしときゃ成就できねーだろ、や〜い!」って感じ。
三叉路で馬車に出会って、道を避けろと言われても避けず、
売られたケンカは買って、相手をぶっ殺しておきながら、
思い切り忘れきって、「人殺しは追放!」なんて言う辺りも。

でも、それで慣れて見ていると、素性がバレてからの行動が違和感。
麻実@后は、首を吊って亡くなられたとナレーションがあり、
てっきり王も、我が子を殺して自殺したんだと思いました。
なのに、血まみれで出てきて、子供たち抱き締め延々と語る。

そして、コロスたちが再び嘆く。「どんな高潔な人間であろうとも、
神の無慈悲な運命から逃れることは絶対にできない」と。
やはり、知恵者で救世主で、だれよりも尊敬される人物が、
足掻いて足掻いて、その度に加速してどん底へ落ちていく、
その理不尽な無慈悲さこそが、この悲劇の真髄と思うのに、
いきおいで人を殺しちゃって、義理の弟も簡単に疑っちゃう。
そう見えるノリの軽さが、悲劇の度合いを薄めまくった気がしました。

内容やセリフは 通常演じられるものと同じなのだろうけれど、
翻訳・演出などが違うと、止むを得ない行動に見えるものなのかな?
野村萬斎の演技や声の出し方のせいだけじゃない気もします。
でも何しろ、重厚に作っている割に、何かずれてる舞台でした。
麻実れいさんと、義弟役の吉田鋼太郎さんは、好きだったです。


2002年06月20日(木) 自分の目で確認した>イタリア戦

まだまだイタリア敗戦を引きずっている かずきです。
負けたのはいいけど、「あの応援」と「あの審判」に
負けたっていうのが、どうにも納得いかないらしくて。
本来なら、戦っている韓国チーム自体に罪は無いし、
早く負けてくれと願うなんて、お門違いなのですが。

友人に「いい試合だったよ」と言った人もいたので、
あんまり めげてないで、ビデオを見てみました。
確かに、いい試合でした・・・。泣きそうになった。
特に前半は、ちょっと私の好みから考えれば、
ファウル取りすぎだったけど、比較的 公正だったし。
イタリア側は、「実力の差がはっきりある」なんて
豪語していた割には、押されたり拮抗したりで、
スポーツにあるまじき応援を無視すれば、面白くて。

でも後半からは、明らかにおかしかったと思います。
「誤審」っていうより、明らかに不公平。
それでも、気のせいかなぁと思いつつ見ていたけど、
デルピエロが韓国の7番に 肘打ちされた場面には愕然。
更に、倒れたマルディーニには蹴りを入れる場面も。
どちらも、確認して狙って入れてるかと思うほどなのに、
イエローどころか韓国ボールって、何事よぉ(ToT)
後半終了寸前の韓国の同点ゴールなんて、隙をついて
すごく きれいに決まっていて褒めたいと思うのに、
既に しこりが溜まっていて、素直に拍手できない。

やっぱり悲しくなってきて、途中でやめちゃいました。
トッティの2枚目のイエローの場面は、もう何度も見てて、
相手の前足はボールに行ってるからPKではないし、
後ろ足はトッティに引っかかってるから、
トッティがシミュレーションをしたわけでもなく、
そのまま流すべき場面だったというのは知ってるし。
噂のトンマージのオフサイドは見てないけど。

「誤審」がなくても韓国が勝てていたかどうかは、
誰にも分からないと思うから、納得できないんだと思う。
「ホスト」であり、相手をもてなす姿勢も必要な国が、
自国上陸第1戦から、相手もサッカーも侮辱するような
応援しかせず、ヤクザが自分のシマで戦うかのように、
自分たちの有利を最大限に利用して恥じないのも、嫌。

「敵」であっても、スポーツなのだから、
ホストは、相手国をもてなす冷静さを持っていたい。
でも、そんな気持ちの全くない国をホストと決めた事や、
グループリーグでイタリアに負けた国の人間を、
イタリア戦の主審にした事などを、とにかく、
FIFAに問い詰めるしかないのかもしれないのですが。

本来なら、このイタリア敗戦においては、
決定的な場面のシュートも外したヴィエリとか、
トッティとデルピエロの意思疎通の悪さとか、
1点取るなり守勢に走った監督を責めたいのに、
それ以前の時点で止まってしまっている自分の意識が、
実はいちばん、悲しいのかもしれません。
でも、「重戦車」の名に相応しいヴィエリのゴールには、
改めて惚れ直しました。これは見られて良かった。うん。


2002年06月19日(水) 印象に残っている言葉。2つ。

○小野伸二
「ボールを預けたいと思う選手は、僕ではないんです」

フリーでいても、パスが来なかった事が多く、
その反省点として、語ったセリフです。
ほとんど皆が、ボールを持つと中田(英)を探す。
自分は、そういう信頼を得られていないという未熟さを、
すごく真剣な顔で話していて、感動してしまって。

チュニジア戦で、いい動きをしていたので気になった。
途中、タックルされてエキサイトして、相手に、
「Hey!」と強い声をかけていた姿に、さらに惚れた。
そういう姿勢って、日本人に少ないと思うから。
そして、この現状認識。若いのに、いいなぁ!
4年後を楽しみにしてしまいます。

○某イタリア人記者
「他国の国旗を顔にペイントして、他国の国家を歌い、
他国のチームを応援する日本人が分からない」

イタリアでは、敵の敵を応援することはあっても、
ここまでやったら、襲われても仕方ないらしい(^^;
私、積極的にイタリア国旗を顔にペイントして、
イタリアチームの応援してきましたけど(苦笑)
強いチーム、かっこいい人がいるチーム、
雰囲気が好きなチーム、それらを応援するだけが、
何がそんなに変なのかなぁ?と私の方が聞きたい。

日本はもちろん、応援するよ。
同じ国の人が頑張ってるのって、嬉しいもん。でも、
国の威信をかけて戦っているわけでもあるまいに、
絶対、自国を応援しなくちゃいけないものなの?
・・・と思って、そこが違うのかなと思い至る。
負けて帰ったら「国の誇りを汚した」だもんね。
そういうメンタリティなら、当然かもしれない。
私は、正々堂々ときれいな試合を見せてくれれば、
どこが勝ったって嬉しいし、強い所が好きだよ。
そういうの、ダメ?

でも、この人に聞いてみたい。
もしかしたら、他国でも応援しちゃう日本人より、
相手国の選手がボールを持っただけでブーイングする
韓国応援団の方が、彼らには理解できるのだろうか?
私は、韓国チーム自体はスピードもあって好きだけど、
あの応援が、どうしても好きになれないもので、
早く消えて欲しいと思ってしまうのですが。。。

「日本」に対する思い入れが薄いのは、
海に囲まれて、単一民族だと信じて暮らしている
おめでたい民族だからだと言われたとしても、
私は結構、その おめでたさかげんが好きと思う。
でも、他国から見ると、理解不可能なことなのかなぁ?


2002年06月18日(火) 『銀河旋律』

久々の観劇は、キャラメルボックスの『銀河旋律』。
サポーターズクラブ10周年記念とかで、
短い作品を¥3000-で見せてくれるという企画物。
今日は、6時〜新人さん配役、8時〜古株さん配役。
原作の漫画を好きだった&久々に西川さんが出演
というので、8時の部、観てきました。

・・・・・しかし。
キャラメルといったら、サンシャイン劇場じゃないの?!
何も考えずに、サッカー終わってから池袋行ったら、
劇場の前はシャッターが下りて、掃除の人がいるだけ。
チケット確認してタクシー飛ばしたけど、目的の
新宿コマ周辺は、青い人たちのために車立ち入り禁止。
走って走って走ったけど、1時間10分の作品に5分遅刻。

そのせいなのかな?
笑いには、ちーっともついていけませんでした。
原作では主人公たちが高校生なんですけど、
やはり、役者たちの年齢的な問題もあるせいか、
メインは先生とニュースキャスターになっていて、
その教え子に3人娘がいたのですが、これが笑えない。
狂言回し的な役柄だと思うし、皆 笑ってるけど、
内輪受け??というか、何が面白いのか教えて(^^;
彼女らのシーンは、ヘルプミー!状態でした。

でも、西川さんは やっぱり良かったな。
原作も1冊のコミックにならないほどの短編だし、
舞台自体も1時間強とあって、単純極まりない話で、
大人がやるにはどうよ?というほど単純真っ直ぐに、
恋愛しちゃってる少年の話なのに、違和感が無い。
昼ドラでも今どき無いような設定やセリフが、
好感度を保って言える人って、マジで貴重だと思う。

近江谷さんかな?が演じていた悪役側も、
(パンフにキャスト名4人書かれていて、
どの人だか、今ひとつ確信が持てないのですが(^^;)
彼のキャラクターなのか、出番もほとんど無くて、
台本上では ちっとも書き込まれていないのに、
何となーく共感させられてしまうキャラで○。
大森さん演じる彼女を手に入れるために、
手段を選んでないってのに、不思議だねぇ。

誘われた時には、キャラメル・・・と思って、
相当、悩んでいたのですが、観て良かったかな。
これぐらいの時間&値段でさらっと観るのが、
私の気持ち的には、キャラメルに合ってる気がする。
まぁ、きっちり演技する人がそろっていた回だから、
そう思えるだけかもしれませんが、どうかな?
手話を勉強してる関係で、夏の公演も観そうだけど、
ちょっと安心して、観に行けそうでホッとしてます。


最後に ひと言。
日本サッカー、雨の中、よく頑張ったね。
そして、何でイタリアが負けるんだぁぁぁっ!!
ビデオ撮ったけど、どうしよう・・・観るの怖い・・・(泣)


2002年06月17日(月) 南米の大統領

パラグアイのキーパー・チラベルの将来の夢が、
「大統領」だと聞いて、なぜかすごく嬉しくなってしまいました。
彼なら似合うぞーっ!て思って、そう言い散らしてから、
あれ?と、ちょっと立ち止まってみたりもして。

私の中で「大統領」って、
『エビータ』でのペロンのイメージだったみたい。
しかも、今井清隆バージョン。それって、まずくない?
現実の彼は、エバと出会う前から副大統領になっていたし、
それなりに実力もある男だっただろうと思うのですが、
どうも、「エバに人生を引き回された男」という印象が強い。
野心よりも、誠実に地道に生きる方が似合っていた気がする。
う〜ん・・・、平和な国の大統領ならいける気もするけれど、
パラグアイって確か、アルゼンチンの すぐ北の国よねぇ?

でもチラベルって、GKのくせに、
PKやFKでは、自分で蹴りに出てきちゃったりする。
もちろん、キックの精度が認められてるからだけれど、
それにしたって、随分な危険性があることは確か。
それだけ危険のあることを、自分への自信の下に、
行ってしまえる&認められるってのは、すごいかも。
それに、GKという立場上、結構、人を怒鳴りつけている。

話す姿などを見聞きしていると「いい人」の印象が強くて、
今井ペロンのイメージに重なってしまうみたいだけれど、
それが、人を怒鳴れる力やカリスマと一緒になるなら、
意外と似合うのかもしれないなと、もう一度 思う。
あとは、どんな政治的ビジョンを持ってるか、だな。
地球の裏側の国のこと、私が心配しても仕方ないけど、
でも何となく、頑張ってほしいなと思ってしまいます。


2002年06月16日(日) お疲れモード。

なんと!3日も飛んでしまいました(^^;
その間は、サッカーに とち狂っておりました。
もぉぉ昨日の2試合なんて、観てるだけでも苦しくて、
体力消耗しまくりで、観る以外はただ寝てるだけ。

いや、その前から、先月の観劇嵐の疲れが抜けず、
暇さえあれば仮眠したいけど、仮眠する時間もなし・・
という状態だったせいもあるのだと思いますが。
そこに、飛行機1時間半+バス2時間半を往復して、
合間でスタジアムで騒ぎまくってきたんだから、
疲れがたまっていて、当然なんですけどね。
でも、友人とメール交換している最中に、
まだ12時にもなってないのに寝ちゃうって一体(^^;

そんなこんなで、昨日の舞台、見逃しました。
9時過ぎに目が覚めたけれど、まだ眠くて、
2時開演だから昼寝はできない・・・ということで、
朝ご飯食べて、速攻寝なおし。(ダイエット無視(^^;)
次に目が覚めたのは、セネガル戦キックオフでした・・。
その方が起きやすいかもと、TVつけっぱなしてて、
どうやら、キックオフの笛の音で目が覚めたらしく。
12時に かけたはずの目覚ましは、止まってました。

なんで、3つかけた目覚ましで起きないくせに、
キックオフの笛で目覚めるかと思ったのですが、
今更 準備して行っても、終演にも間に合わない。
仕方なく、今日は一日中、サッカー観てました。
両方ともすごい接戦で面白かったから良かったけど、
村井オヤジ様の楽日見逃したのは、悔しい・・・。

今回初の、最前列センターだったのに(泣)
楽日にそんな席 空けちゃって、ごめんなさい。
観劇ファンの風上にも置けない奴です。
一度に複数のことが考えられない奴とはいえ、
あまりといえばあまりのこと。
SMAPコンサートの日程も発表になったし、
WCもトーナメントに入って、日程が空くし、
そろそろ他のことも考えださねばと思っています。
まずその前に、十分な睡眠が必要ですが(^^;


2002年06月13日(木) 生デルピエロのシュート!

生ワールドカップ観てきました〜!
ゴールネット裏の席だったので、
生トッティーのコーナーキックなどが間近!
幻のゴールで悔しがるイタリア陣も、
サイドを上がってくるパヌッチも押さえて。

しかし、TV観てた方はお分かりかと思いますが、
これってつまり、完全に真緑の「メヒコ席」ど真ん中。
大太鼓まで持ち込んで歌い踊り、ゴールと共にドリンク投げる彼らは、
本当にめちゃめちゃ楽しげで、実は混ざりたかったかも(笑)
次に観る機会があったら、思い入れのないチームvsメキシコ!
そしてメヒコメヒコと歌い踊るんだー!と思いましたわ。
イタリア陣営、遠くから見ているからかもしれないけれど、
何だかラテン民族の割に静かな感じだし、何と言っても、
青い服のほとんどは日本人って感じでイタリア人が少ない!
応援だけだったら絶対、イタリア負けてましたもん。

でもまあ結果は、イタリア決勝進出という事で、めでたい!(*^^*)
せっかく生で観てるのに、自力で決勝に行ける訳でもないチームが、
意地も見せずにロスタイムをボール回して終わったのは不満だとか、
何だか審判が、えらくイタリアに不公平に厳しかったとかあるけど、
すごい場面いっぱい生で近くで観られて本当に良かった!
もう一生絶対、アジア圏でのワールドカップ開催なんてないだろうから、
おばあさんになった時にでも、ガキどもに自慢してやろうっと。

ではでは。
かずき@大分のホテルが取れず
2時間半かけて 福岡に戻るバスの中からでした。


2002年06月11日(火) 驚&悲&喜

仕事に出ようと支度真っ最中に、電話がかかってきました。
こんな時間に何よぉ!と思いながら取ると、妹から。
「お姉ちゃん、ワールドカップ行かない?!」って。
・・・・・え?・・・・・どこの?!(驚)

あまり詳しく聞く暇はなかったものの、
イタリアvsメキシコ、木曜20:30大分のものらしい。
イ・・・イタリア!行きたいですぅぅぅ。
でも、大分?金は無い。全然、無い。

一応、木&金を休めるかどうか確認してからと、
電話を切って電車に飛び乗ったのですが、
既に頭の中は、生ヴィエリ〜♪状態に。
この間の気持ち悪かった夢を判断したら、
「今、あなたが困っている状態から、
発想の転換によって抜け出せます。
それは、お金に関わる場合が多いようです」
だったし、金は何とかなるかもしれない!とか。
頑張ったら休みも取れちゃったし、
飛行機もバスも取れちゃったし、GO!

そんなわけで、めちゃめちゃサッカー気分。
就業中にも、休みを取るためにガリガリ働く裏で、
フランス戦のリアルタイムを流しっぱなしてたり。
でも・・・、信じられない。負けちゃった(悲)
帰ってから映像確認したけど、ジダン、
全然 復調してないのに出てたんですね。
そんなことまでしなけりゃならなかった、
「王者フランス」が、また悲しい。
番狂わせだらけのワールドカップも楽しいけど、
こんな姿は見たくなかったな・・・。

そして最後は、アイルランド!!
今日は放映されないということで、お初の、
アイリッシュカフェに行ってまいりました(*^^*)
家から歩いていける距離にあるんですよ、実は。
ずーっと行ってみたかったけど躊躇っていたので、
今日なら平気だろうと、こっそり潜入。

思惑通り、今日は一見さんも多かったためか、
すぐに話し相手も出来て、空きっ腹にギネス流し込み、
大騒ぎ・・でもないけど、ちょっと騒ぎながら観てて。
小さな画面でドイツ戦も流してたので観てたけど、
やっぱり、クリーンなゲームで楽しく勝てると嬉しいね。
地元なので時間も気にしないでOKとあり、
飲みすぎたか足元が ちょっとヤバかったけど、
おいしく楽しく(^^)観戦できて幸せでした。

さて、もう一日ガンガン働いて、
行くぞ大分、生イタリア戦!!!


2002年06月10日(月) フーリガン?

昨日の日記で「日本人が一番態度悪い」って書いたら、
批判が来ちゃいました。「ロシアを見ろ!」って。
確かに、何だかすごい事になってたのね(^^;
ニュースも見られない時間に帰宅してたので、
何も知らないままに書いてました。ごめんなさい。

でもね、ロシアの官房副長官?だっけかの
発言を聞いて、考えを変えました。
彼曰く「今回のフーリガン事件は、スポーツとも、
スポーツファンとも何ら関連性はない」って。
そうですよね、私が出会った とんでもない連中だって、
いつもサッカー好きかと言われると違うと思う。
サッカーをだしにして騒ぐのが好きなだけっぽい。
その騒ぐ連中の中に「フーリガン」とまで
呼ばれるような奴がいないだけ、日本はマシ?

でも何となく、イングランドで言う「フーリガン」と、
今回のロシアで騒いだ人たちとは違う気がします。
ロシアで騒いだ人たちは、日本で騒いでた子たちと
ほぼ世代も同じ、10〜20代だったって言うし。
多分、4年後に同じようなことがあったら、
今 騒いでる人たちは もう騒がない気がするし。

今回は、日本は勝ったからマシだっただけで、
日本もいつか「負けるはずはない」と思う相手に
負けたら、車に火つける奴ぐらい出てくるかも。
なんて思ったら怖くなってきました。
何が言いたいんだか分からなくなってきたな・・・。
とにかく、どの国も一緒かも。ってことでした。


2002年06月09日(日) お祭だらけ(楽日・WC・F1の日)

『ダブリンの鐘つきカビ人間』楽日、観てきました。
でも今回、どうにもちょっと隣近所に恵まれず、
前回のリベンジだったはずが、全然ダメでした。

お隣は、とても横幅の広い方で、観劇中 頻繁にぶつかる。
すごーく気にしてるみたいで、腕を小さく組んだり、
前の方に伸ばして重ねてみたりとしているので、
傍若無人に はみ出て来る方より好感は持てるのですが、
それでも、観劇中に突然、汗をかいた素肌同士が、
ピチャッと くっつく感じは勘弁したいです(泣)

そしてその隣は、恐怖の笑いまくり人間でした。
病気?と思うほど、何でもかんでも大音量で笑う。
楽日にありがちな「ネタの前に笑う」タイプでは
なかったけれど、長く笑う人なので、随分な量のセリフ、
聞き逃してしまったと思います。近所迷惑だよ、バカぁ(泣)

というわけで、前回は話に入り込めなくって、
今度は入り込んで観ることが課題だった私のはずが、
見事に、前回より遠くから観てしまった気がします。
何だかなぁ。あ〜あ。

でも、中山さんのセリフは、
前回は何だったんだ?と思ってしまうほど、
いつも通り すごくよく聞き取れて、後半も
歯車がズレてる感じが 素直に怖くて良かったし、
山内神父も、カミソリみたいな美しさがアップ。
怖い・・・、でも、きれ〜い・・・。と、すっかり信者。
なんで この人こんなに悪役が似合うんだろう?(^^;
あと、長塚圭史@聡の、やる気があるんだか
ないんだか分かりにくい♪Love Me Tenderは、
是非もういちど聞きたかったので、満足(^^)

「盛り上げちまえ〜!」って舞台じゃないからか、
楽日らしい お遊びは、大したものはなし。
王様が「今日 負けたら、私 一生ピロシキ食べません」
って言ったのは、楽日じゃなくてもあっただろうしね。
カーテンコールも、普通ぐらいだったし。
ただし、登場人物シールが楽日限定で売り出されてて、
ちょっと楽しい思いも させてもらったかな。


終わって出てきて20:15。日本vsロシア戦開始は20:30。
家に帰ってたらハーフタイムになっちゃう・・と、
渋谷を さまよったけれど、今更 入れる店は無し。
結局、TVもラジオもなく携帯も入らない店で、
美味しい酒と食事を 堪能&いっぱいサービスしてもらい、
出てきて、日付変わるころの渋谷を見学して帰りました。

道を塞いで青い若者たちが うじゃうじゃ歌ってて、
一目40〜50人はいる警官に、シールを貼る奴、
通りかかったトラックに飛び乗る奴、何度もバイクで
通ってはクラクションで応援歌を鳴らす奴など・・・。
更にはメキシコのユニフォームを持ち出して、
「燃やせ!」の大合唱をするに至っては、
いくら私でも、「見る阿呆」も できなくなりかけ。
さすがにこの狂乱には交じれないよぉ(((^^;
あんたたち いつから、単純愛国バカになったの?

日本初勝利めでたい!とは思っても、フランスも
イタリアも行けない決勝Tに日本が行ったりしたら、
それはどうよ?と思ってるなんて口には出せないし、
実はあのゴール、オフサイドじゃなかったの?なんて、
言ったら本気で殴られそうな雰囲気でマジ怯えてました。

駅近くなると、横浜帰りなのか、ちゃんとサッカーを
楽しんでるっぽい人も増えてきて、少し落ち着きも見え、
一緒に歌ったり、握手したりしてたんだけど、いやまぁ、
日本人が一番、態度悪いってホントだね(苦笑)
祭は、周りに迷惑かけずに楽しみたいね。
そう思う私はババァなのかなぁ・・・?なんて、
ちょっと思いながら、渋谷の狂騒を見てました。

で、帰ったら朝4時までF1観る奴(^^;
「3大スポーツ祭典の1つ」って、繰り返す解説さんが、
何となーく今の時期だけに、頑張ってる感じで笑えたけど。
でも今、疲れ果てて眠くて、ただただ気持ち悪いです(^^;


2002年06月08日(土) 『Secret Club』at江東区文化センター

面白かったです。
おしゃれな感じで、平沢&高泉の雰囲気が とても活かされてて。
でも、客席を巻き込んでいこうという演出がなされるたびに、
「あぁ、ここは江東区文化センター・・・。」と思ってしまって。
もともとは、飲食OKの丸テーブルのバーみたいな所でやってて、
そこを、お2人が回ったりしながらの演技だったらしいんです。
それだったら、すごく楽しいんだろうなぁと思いながら見てました。

だから、とても上質だったとは思うけど、ノリそびれちゃった。
評価は「○」なんですけど、帰りの気分は「△」だったかも。
う〜ん・・・、会場によって演出を変えてほしいなんて、
2人だけのツアーに向かって、無理な注文なのかなぁ?
でも、小人数だからこそできることもあるような気がします。


2002年06月07日(金) 映画『The Lord of the Rings』

今更ですが、『The Lord of the Rings』見てきました。
原作は、何度かチャレンジしたけれど読み進められず、
最大でも数ページしか読んだことがないという状態。
ロードショーも終わりかけなので、ネタバレ有りです。

副題は、「The Fellowship of the Ring」。
今 気づいたんですけど、主題のRingには「s」が付き、
副題の方には付いてなかったんですね。新たな発見。
何となく、今回のテーマだった1個の指輪の話で、
3部作ぐらい全部終わっちゃいそうな勢いでしたが、
後半もっと、残りの指輪の話も絡むのかしら?

感想は・・・、面白いと思うんですけど。
でも、どうしてもイライラしちゃうので合わないかも。
ホビットたちのお能天気さかげんが、私にはダメ。
追われている状態で「酔うなよ」って言われてるのに、
思い切り酒飲んで、言っちゃいけない名前を言う奴、
夜中に目立つ場所で火を焚いて食事する奴、
音を立てちゃいけない場所で不用意に物を触る奴・・、
彼らのせいで何度、遭わなくていい危険に遭ったやら。

今どき珍しいような絶対悪の本拠地に向かうのに、
志願してきた友情と勇気は認めるとしたって、
自分の身を守るどころか、危険を呼ぶような人は、
普通なら、謹んでお断りするのが当然でしょ?
更に、その使命が大切なものであればあるほど。

もちろん最後に、オークたちの前に自ら飛び出し、
指輪を持つ友人の代わりに さらわれた彼らには、
本当に使命の自覚があって来てるんだなーと感動したし、
それを助けに行こうとする人たちにも納得なんですけどね。
でも、彼らを置き去りにしても安全な場所を通る度に、
「いいかげん、こいつら置いて進めよ!!」と、
拳を握り締めるような奴は、この作品に向かない。
疲れ果てた私が、しみじみと思ったことでした(苦笑)

音楽と映像は好きでした。
好きだった場面ベスト3を挙げるとすると、
1:主人公たちを妨害するため、恐ろしく高い塔の上で、
呪文を唱えている白の賢者サルマンの背中を含む風景。
2:誰も信じられなくなった主人公フロドが、独りで先へ
進もうとする時、溺れそうになりながら追ってきたサム。
3:ガンダルフがホビット村を訪ねてきた時の風景。
特に、半分地面の、草に覆われた家々。

2のホビットは、イライラさせられた友人2人とは違い、
半強制的に「フロドを守る」と誓わされている人で、
泳げないのに、ためらわず湖に踏み込んでくる姿に、
ホビットにおける誓いの強さを見て、感動していました。
本当に、ケルトの素朴さ・強さの象徴なんですね。
あと、3に関しては『Stones in His Pockets』を
どうしても思い出しながら、観てしまいました。
今回のロケ地はニュージーランドらしいですけど、
同じようなドラマが起こっていないといいなと思いつつ。

余計なこと考えすぎてるんでしょうかね?
素直に、エルフ族のレゴラスに うっとりしたり、
トロルの馬鹿力に脅えたりしてれば もっと楽しめたかも。
下手にRPG慣れしているから いけないのかもしれない、
パーティーを組変えたくてイラついてしまった私でした(^^;


2002年06月06日(木) TV『Thank You Broadway!』

『Thank You Broadway!』放映を見ました。
もう、2か月半も前のことなんですよね・・・。
放映は6/6と言われて、いつのことや?と思ったけど、
本当に、季節の移り変わりは早いと思ったりして。
ま、閑話休題。

正直、待ち焦がれていたわりにはイマイチ、と
思った人が多かったんじゃないかと思います。
確かに豪華キャスト夢の競演ではあるけれど、
「その場の雰囲気」ってものが大きかったかなと。
時間が経ってるせいもあるけど、テレビだと、
その時の幸せ感の半分も伝わってない気がする。

山のようにカットされているせいもあるけれど、
構成も単純だし、一人一人の歌の出来具合も、
「まぁこんなもんだろ」感が ちらほら見える。
忙しい合間を縫っての出演だから仕方ないかもだけど、
チャリティーだからこそ、無償だからこそ、
意地でも最高のものを見せる!ぐらいの気概は、
あってもいいかなーと、やっぱり思うかも。

そんな中、好きだったのは、美波里さんと祐一郎さん。
結局、そこに落ち着くか(^^;という感じですが。
最初は ちゃんと見始めたけど、あっという間に飽きて
聞き流していた時に、耳を引いた(笑)のが、美波里さん。
♪キャバレーは、完全に自分の世界にしてましたね。
この人の余裕と魅力は、どこから来るんでしょう?
茶目っ気のある表情と共に、ちゃんと魅了されました。

祐一郎さんは、賛否両論みたいですけど、
やっぱり あの♪彼を帰しては、絶品だと思う。
えぇ確かに、アップに耐える顔はしてないと思いますよ。
たるんだ真っ白な頬 ふるふるさせて歌う姿は美しくない。
でも、そういう問題じゃないんだよーっ!
肝心なのは、気持ち。こもってましたもん、絶対。
あの場で朗々と歌い上げなかった彼に、私は、
すごく好感を持ちましたね。ショーじゃないからさ。

というわけで、村井さんには ちょっとブー。
カメラが映しすぎてるってのもあるんですけど、
ちょっと、盛り上げてみようとしてるのが、
独りで はしゃぎすぎちゃってる感じになってる。
村井さんのファンが多い会場だったら、
あれでも好意的に受け止められたと思うんですけど、
浮いちゃってるんですよね。寂しいよ、うぬぅ。
高嶺さんとのデュエットは割と好きだったけど、
カットされてしまってますしね、残念。

そんな感じで。「こんな事もあったねー」と、
昔を振り返るためのビデオとしては一級品。
でも、質としてどうかと問われると、悩みます。
私は、行って その場で祭を体験したからいいです。
合間に、本番ではなかった質問コーナーもあって、
歌穂さんと夏木さんとの会話なんて面白かったし。
でも行かなかった人、この放送、満足しました?
ちょこっと疑問を感じながら見ていました。


そして最後に、今日のワールドカップ感想(笑)
フランスvsウルグアイ、見てるの辛かったです・・。
攻守交替の激しさとかは、面白かったとも言えるけど、
荒れて荒れて、レッドカードまで出て、痛かった。
そして結果は0-0だし、フランス最下位だし。

次戦はプティもアンリも出られない。最悪のシナリオ。
その前に、サウジが頑張って、負けたとはいえ、
最低得失点差で抑えてくれたので、もしかしたら、
アイルランドにもチャンスはある?と感じて、
喜んでいた時だけに、どん底状態かも。
韓国まで行ったろか?って気になってきました。


2002年06月05日(水) 『I Do! I Do! 〜結婚物語〜』

『I Do! I Do!〜結婚物語〜』観てきました。
東京公演は、来週アートスフィアで始まるのですが、
全国ツアー初日ってことで、亀有まで行ってきて。
何と言っても、半年ぶりの村井さんですもの〜♪
しかも、春風さんとの2人舞台。これは楽しみ(^^)

でも、先に少しだけ関係ないことを叫ばせて。
サッカーに興味ない人、3段落ほど飛ばしてください。
とにかく、「eircomブラボー!!」

亀有は遠いので、絶対に、試合終了までに帰れないと
分かっていたのですが、未練がましく地下鉄の中で
携帯のリアルタイムサイトを ずーーっと見てました。
駅に着くたびにリロード繰り返してたのですが、
その度に誰かがシュートしたり交替したりと、
目まぐるしく試合が動いている様が分かる。
でも、点は1-0のまま動いてはいない。

後半44分で入った駅は、電波が入りませんでした。
しかも、待ち合わせが遅れていて なかなか発車しない。
もう駅出ようかとイライラしていたら何とか発車。
でも、続けて数駅 電波が入らないままで、
ようやく入った時は、既に試合終了7分後。
そして「1-1」「47分 Rb.キーン ゴール」の文字。

マジ、眺めて電車の中で泣くかと思ったよ。
良かったよぉぉって、携帯 抱きしめてた。
これで負けてたら、ドイツは決勝進出確定。
そうすると、最終戦のドイツvsカメルーンでは、
気楽に戦われちゃう可能性大だったから。
これで、アイルランドにも可能性はあるよ。うん。

さて、本題に戻って、『I Do! I Do!』ですが。
楽しかったです〜。2人とも、特に春風さんが、
結婚初夜の初々しさから70歳代まで すごく上手。
高泉淳子さんを思い出すような変貌ぶり。
しかも、可愛らしくて、すごく好感が持てる。
村井さんも勿論、恐しいことに可愛いのです。
バカでバカで、腹立つような男だけど不思議に。

その2人が、山あり谷ありをしながらも、
何十年も一緒に 大概は(笑)幸せに暮らす話。
最終的に「結婚っていいもんだな〜」って、
ごく自然に思わせてくれるような話で、
非常に好きだったのですが、若干 複雑(^^;

いやねー、私にゃ できんわ(^^;と思ったので。
結婚式の夜に「君の青春は終わった」なんて
言われたら、私ならそこで速攻、離婚だね。
他にも、腹立つこと多々ありまくりの男だし。

男側から見れば、腹立つ女なのでしょうが、
私からだと、男の側の腹立つ部分ばかり目につく。
それでも村井さんだからか、魅力的に見えるけど(笑)
腹立つ部分を、たくさんたくさん感じながらも、
好きな部分を思い、一緒にいられた人だけが
最終的に、こんな幸せを手に入れられるんだなーと、
最後には思わせてくれるだけに、最初の時点から
私には無理だわ、と思う自分が少し切ない。

何となく、妹夫婦とか重ねて観たりしちゃって。
何十年後かに彼らを見ながら私は、
どんなふうに感じるのかなぁと思ったりも。
別に、結婚したくなくて しないんじゃない。
すごく結婚したいのに できないわけでもない。
そのうち、したい相手ができたらすればいいやと
思っているはずだけど、ちょい寂しくなったかな。

そんなことを思わせるほど、すてきな夫婦でした。
要は、真実味があったってことなんですよね。
「結婚って、いいもんだなぁ」と思いましたね。
だからって、相手もいない人がしたくなるかどうかは、
微妙なところかもしれませんが(苦笑)


2002年06月04日(火) のど痛ぁい(^^;

ワールドカップの応援に行ってきました。
と言っても、当然、生ではありません。
「今、オフサイドの勉強してます」とか言ってる
どこぞの大臣が、準決勝を含む3枚持ってても、
1ミーハーの手なぞにチケットが入るわけもなし。

キックオフに間に合わないと焦って帰宅途中、
遠方から聞こえる ♪オレ〜オレオレ・・・に惹かれ、
辿り着いた国立競技場で映像観戦で騒いできました。
もう、飛び跳ねるわ 抱き合うわ わめきまくるわで、
慣れないことしたので、グッタリ疲れてます(^^;
ド疲れの空きっ腹にビール流し込んだら、さすがに
辛かったらしく、韓国戦は ほとんど覚えてないし。

でもねー、やっぱり いいですわ。
サッカーはワールドカップしか見ないので、
私の中で日本代表といえば、井原さんにカズ、野人、
秋田に城という感じで、下手すると、ラモス 柱谷。
今年のが発表されても、川口・中田・ゴン・サントス、
え〜っと、名波って知ってる気がする・・・程度。
フランス辺りの方が、応援したいくらいだった。

それが、帰りは完全に NIPPON 頑張れ!になってる(笑)
稲本の幻のゴールなんて、大ブーイングしてきたし。
審判に届かなくたって、やはり盛り上がりが大切。
祭は参加することが肝心で、踊らなきゃ損だもん。
でも さすが日本人、アルコール不可だったせいもあり、
せっかく来てた機動隊も、出番はなかったみたい。

でも何より嬉しいのは、思ってたより強かったことかな。
いや、正しく言うなら「強くなってた」なんですけど、
世界に比べて途方もなく弱くはなくなったと言うか。
勝てる可能性の ほぼ無い試合は、見てて辛いけど、
「万が一、決勝トーナメント行けちゃうかも?」なんて、
夢が見られるレベルだから、見ていて楽しめる。
やっぱり、楽しめてこそ「ゲーム」ですよね?(^^)

本当は今日は、『東亜悲恋』観に行くはずでした。
『青木さんち〜』で気になった横山裕が出ていて、
センターが半額でいいと言うので、行こうと思って。
でも、メールの調子が悪くて連絡がうまく取れず、
チケットは結局、今日になっても届かなかった。
じゃあいいよ、日本戦でも見るからさーっ!と、
半分ヤケっぱちでの観戦だったけど、楽しかった。
今のモード的には、こっちの方が良かったかも?
深夜TVの『演技者』で舞台映像を見かけた時は、
ちょっと、残念にも思ったりしたけど。

明日は、密かに応援しているアイルランドVSドイツ。
カメルーンVSドイツは最終戦だから、何としても、
引き分け以上にしておきたいと思っているのですが、
明日は、村井さんの初日だから、外せないんだよ(^^;
ビデオかけても見るかなぁ?結果だけでいいかなぁ?
しょせん、ライブ感が好きなだけのミーハーなので、
少々、悩みどころです。


2002年06月02日(日) 『幽霊はここにいる』楽日

寝てはサッカー見て、サッカー見ては寝てました。
土日も夜中も勤勉に働く工事の人のおかげで、
ベッドの側の窓が うるさくて開けられなくて、
テレビの部屋で布団を敷いてしまったせいか、
すっかり、その部屋に居付いてしまって。
炊事&食事も睡眠もネットもテレビも全部その部屋。
おかげで、部屋の荒れ放題もひどくなりましたが(^^;

土曜日に『幽霊はここにいる』楽日 観てきました。
行こうか行くまいか、ずーっと悩んでたのですが、
だんだんと良い評価も見かけるようになってきたし、
悩んでいるうちに前日になってしまったし、
劇場で売ってる本を買ってきてと頼まれたし、
アイルランド戦とドイツ戦の合間で見られるし、
まぁいいかーという感じの、後ろ向きな観劇。
でも、思ったより面白かったです。

前回は2列目からだったのですが、今回後ろから観たら、
オープニングの映像と舞台のシンクロが きれいでした。
街並みに映える色とりどりの傘が映し出され、
幕が上がると、それと重なる場所に傘が並んでる。
そして、それが踊り出した時には、ちょっと感動。
一度 観た後なら、主体性を持たず踊らされる人たちの
寓意みたいなものなのかなーと思わなくもなし。
でもちょっと頭で考えた感じの演出かなと思ったり。

その「頭で考えた感じ」が、今回の敗因かな?と、
観ながら 何となく思っていました。
多分、池乃めだか@大庭三吉の馬鹿馬鹿しい発想に、
社会全体が面白いほどに踊らされていく姿が、もっと
狂った感じで熱を持っていくと面白かったのかも。
そうすると、一人でそれを眺めて笑っている大庭が、
仕掛人として浮き上がって見えてくる気がする。

せっかく、じゅんさん@新聞記者が、
強い方につこうとしては振り回される姿を演じ、
無駄なほど多いアンサンブルが、「大衆」を
見せようとしていても、何か上っ面。
それを笑う大庭三吉、我が道を行くミサコ、
そんな姿が浮き上がってきてこそ、
この戯曲の面白みが出るんじゃないかな?

そして、そういう意味合いでいくと、メインの中、
北村有起哉さんは、キャスティングミスと感じました。
鴻上さんのサラッと流す演出には似合ってる気が
してきたから、他の脚本だとすごくハマりそうだけど、
この舞台では、人間味が感じられないのが不似合い。
でももしかすると、演出家的には、彼が一番、
自分の舞台を作ってくれてる人だったかなとは思う。
でも、一番 演出家の意図に沿ってると感じられる人が、
一番 舞台上で浮いてるって、どういうことよ(^^;

テンポは良くなって、そこそこ面白く観られただけに、
進む方向性そのものが間違っていると感じたのが、
非常に残念な観劇でした。もちろん、鴻上さんが、
新しい『幽霊はここにいる』を作ってくれていれば、
方向性が違う・・・などと思わず、感動できたろうから、
要は、中途半端な舞台だったってことなのかな?



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