君に逢いたい 最近何故かそう想う 逢っておかないと駄目な気がして 胸騒ぎがずっとするんだ 泡のように 次の瞬間には 消えてしまう気がして止まらない
あたしの脳を占めてるのに 見付からないんだ 君じゃない 君の欠片 星の砂みたいだ 踏むと粉々になってく
焼き付いて消えない 不安をぶちまけた夕暮れの空 赤い月と見つめてた君の目 光を求めては拒んで隠れてた 指針が今も揺れているのは気のせいだろうか
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夜空が消えてゆく 灯りがひとつずつ ひとつずつ 夜明けが来るために
太陽は顔を出さずとも朝は来る 何度か見ていた朝日 涙で覆われた日が多かった あとは夢で追いかけっこ 逃げて 逃げて 逃げて 何度も離れるようにした
いつまでも見られてた気がした 現影は幻影であったのか 私にはわからないままだ
引っ張ってくれた手に 助けられ苦しめられたか 感謝と威圧は今も続いてるの
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スイッチが緩む 声と想い 目が重ならない だけど眠ってくれないと困るんだ もう僕じゃ留められない 今は 今だけは ダメだから
囚われた目
吸い込まれる蟻塚
例えるなら深海
陸地にあがれない人魚
作りきれない造り笑い
象徴は尊重
君の崩れたシンボル
失われる過去
増える過去
雪より白い肌
乱れる不安定な赤い月
食したあの子の背中
流れるままの景色
餞たかった詞
迷い子の落し物
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