少しだけ触れれるようになった そこに指があるのが嬉しい 応えが変化を与えてる
ゆっくり ゆっくりだけど 昇華出来そうだから 泡のようになくならないで
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あたし資格ないんかな 不安に駆られてまだ逃げてる気がする
逃げ切ってしまいたい 有無を逆転否定して
いつになったらバラバラになれて いつになったらくっつけるんだろう
脆い糸はほどけない 今も繋がってるからさ
あまりに眠れなくて こっそり鋏を抱いて眠った 目覚めたら温かい鋏が手の中に
気づかれなかったことが幸い あたしの大事な証だから
奪わないで そっと抱かせて 名前をもらえたのに また忘れられたくないの
埋もれたあたしと 動けないあなたの死体
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