時に幸せで 時に突き放すほど残酷で 抜け出せない迷路のように誘い込まれる行手 一時だけ甘く突き刺さる傷跡という痛み 望まないものばかり選りすぐってはいられない
何もなかったあの頃にはきっと戻れはしない もう知ってしまったから お互いのこと 他人であっても他人ではないから
嘘つき。は僕かもしれない 君も嘘つき。かもしれない 今はどちらでもよいことになってしまったまま
でも逢いたい 押しつぶされそうで 夢で手紙を書いていた僕
現実よりも過去の現実の方が真実に思えてしまう 虚像が見せる隙間が僕を現実へ引き戻す
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