僕は裏をかき 君は円に招く 手のひらしか映らず、向かうことのない方向
本当は君を求め一人よがり 惨めで滑稽に思えてきた きっと間違ってる またそう思う
悪あがきして逃げ纏って 捕まらない方がいいのかもしれない
芽を摘み取ってしまうのなら 追いつかれないようにするしかないね
嗚呼、狭い世界 脇腹の骨の幅にも満たない
不安が達する絶頂 模索する腰つき 所詮其の程度の装飾の凝らされたトゥリー
笑いかけないで 早く刺して あの子のものの君なんてみたくない
真偽の無い「愛してる」なんて 嗚咽が漏れる泣き声より嫌悪が増す
耳元で囁かないで 嗚呼、なんて狭い世界
破滅に追いやってる存在 消してしまいたくもなっていた 他人事だって笑い飛ばせないのだから
度々恐れる再発 流しても少しだけで 貴方から始まった輪廻の輪 贖罪を糾って結んだ絲は何色だったろう
無数の傷でもたった一つの傷でも変わらない 何一つ根本は代わりはしない だから経過しても訣別しなければ足は捕まれたまま
左足を捨てれはしない 義足をつけて歩けもしない 要らない自己防衛と愛情が既存したままだね 嘲笑ってくれていい 所詮其れが人間だと思うから
2004年11月18日(木) |
in fact,in fake. |
どの景色を見たって君を重ねてた 他に映らなかったんだ あの日で止まってた 経過することのない時が行き詰まってた
どんな言葉を浴びせられても 浴びせていても変わらなかった
雨が身に染みた すり寄ってきた捨て猫も 酷く懐かしく思えて其処に居続けた 温もりが唯一の確かめる術でしか無かった
あの日の君は何故泣いてくれてた? 忘れて無いよ ずっと焼き付いてる 洩れた日ざしと日没の温度差も
隔たりと言う壁が存在してることが 僕の首を掴んで引き留められてる
埋まらない部分を舐めあって 埋まればいいと思ってた 甘い甘い考えであったとしても
消えてしまおう 要らないから
追いかけなくていい 傷つくだけだから
静かに過ごそう 傍に居るから
見つけても殺さないから 僕の意志と相反していても
解らないよ 君たちのこと
姿ばかり隠して 時々僕を使用ってるのに
此の想いさえ意図的であれば 僕はとても滑稽だね ずっと踊らされてる
いつもの如く 忘れてたことが蘇る 遡る過去が嘲笑えもせず流れる 点けっぱなしのテレビのよう
触れることさえ出来ず 今は必要のないこと きっと誰かが微笑んでるのだろう
他人事のように日が過ぎる 静かに破壊衝動が芽生え 一掃する為に生まれた殺傷思考
知りもしない誰かの感情のように 知らないふりをする僕は冷血で 傍観者だから何も手出しはしない
解っているのでしょうね 擦れ違っていることも 受け付けなくなってる本当の理由も
消えてしまえないんだ 今でも居るもの 其の目で見ている君の一番の傍に 早く見つけ出して 閉所はあまり好きじゃないから
貴方という、依存症 再発したかもしれない
飲み込まれていく 浮遊さえ許されずに ただただ飲み込まれる
きっと何も考えてない だからこそ得れるものが 目に見えぬあらゆる不安を連れてくる
貴方しか愛せないまま、僕は生きているのだろう 根底は何も変われなかったんだ
今はただ静かに過ごせればいい、貴方がいれば 終焉を告げきれない僕には罰が下るさ 傷付けたこと 忘れはしないから
小刻な震えが止まらない 不安要素に涙さえ圧迫された もう信じれることはないから
馬鹿正直だったあたしは愚かですか? 報われないこと、それでも「良かった」 願うものはただのゴミ当然だったから
それすら覆された今 ひたすら放心状態 実情、言葉に現実逃避
解りたくない かきみだされる 受け付けない
消えてしまいたい程に 貴方がいる今に耐えれない 現実のあたしと架空のあたしにバイバイ。
儚いものは短命で魅力的 長く続くほど愛着が湧いてくる
されど短命なものには勝てなくて 愛せないものばかりを手に握りしめてる
手に入ったと思えば求めれない その余裕こそがすべての落とし穴
ぬかるんだ足下に 足をとられてしまう 蟻地獄へ落ちたかのように
傍にいられたら 貴方のところにいってしまう 想像の貴方に 虚像の貴方の処に
何も変わらない実情との 狭間に出来た空虚と云う空間 皆無にならず待ってる あの日から
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