君が傍にいてくれたら幸せなのかもしれない もしかしたらそうでないのかもしれない けれど 君が傍にいることを望んでる
馬鹿げてるけど此から先も君だけだと想う 愛せないの 好きにはなれても 結局一時の感情だけで 何も変わらない
幾つもの星にした願いごと 叶ったのか叶わなかったのか定かではない
けれどまた同じように星を眺めて願掛けをする 思いだけでも伝われば現実はついていかなくてもいい
きっとまた壊れていく 壊される前に 被害妄想も幸福妄想も僕にとっては同等だから
君に幸を 僕には贖う時間を ただそれだけでいいのです
知らない仔と君とが 愉しそうに 倖せそうに 消えてった 僕の知らない方向へ 僕が知っている君はいつも不在だね
すれ違いばかりで逢うことはない きっと此から先もずっと
いない倖せ いる倖せ どちらが倖せでしょうか どちらも倖せといえば倖せですから 僕にはどちらか答えをだせない
窓から見える景色が描きたかった 偽物の水色で塗りたくってたとしても 僕はあの色が好きだったよ 夕日が見えるまでは
そのあとは嫌い 色んなものがざわめいて混沌と混ざり合ってる 黒いもので梱包されてた 温かくも暗くも
屋上までの閉鎖された階段 セキュリティーなんて破ってしまえば良かったね 君の元へ 君の足下へ 真っ逆さまに
挨拶に差し出した其の手 反対の手は拒んでた
本心は左手に隠されてる 半分の置いてきた気持ちの中に
人間は半分を表に出さない 言い放てば壊れる仲もあるから
不安定ごっこを愉しむ精神に 無いものねだりばかりの自分に
表面ばかり晒して あとは何も云わない 本質がないから言葉に出来ないもの
何事もなく廻り続ける世界が 僕だけ置き去りにしていくように思えて 後追いしても追いつくことはなかった
型落ちした商品みたいに 陳列されることなく迎えるとき きっと僕も廃品同様だね
所詮見た目だけ 何も追いつけない 覆い隠すことばかり考えてる
虚無に奇襲をかけられ回路は白紙 逆流するパルスは留まることを知らず 目を閉ざし遮光を試みる
何時消え去っても解らない 暁月夜のような危うさで 消えていく現在(いま)を眺めてた
冒涜ばかりでアレルギー体質 愛せないものばかりが転がってる ひとときは虚無を埋めるだけ
幼少期のドールハウス 愛着だらけのあの頃 今は何年もの埃を被ったまま
未だ消えない君の面影 擦れ違う重なりえない人 時々重なってしまう
あたしであった頃 ただ無垢に過多想いをしてた
僕は傍にいることしか出来ない 君が幾度となく 手紙を書こうとしても 僕はそうされると困るだけ 止めるだけ 静かな目覚めの無い眠りについて 未だ肩が震えているんだから
鮮明に浮かぶ君の姿 決して触れれる姿ではなく 笑って会話して違和感など無かった
存在しない空間での存在している僕 現実では無いと自らが掻き消していた
純粋なまでに理想として描いていたもの 喉から手が出るほど欲していた もう慣れてしまったけれど
泣いて 鳴いて 啼いて ないてたのは膝を抱えた小さな少年
哀しかったのは僕だけではない 気付かされた声の主 せめて君だけは笑っていて
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