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■ 本当の話
おばあちゃん認知症で、うんちをあちこちなすりつけ、おじいさんが取るからと、オシッコ臭い布団の中でカビの生えたパンを握り締めてる。 隣で寝てる体の不自由なおじいちゃんはトランジスタラジオをしっかり握り締めていた。 オシッコ臭い布団の中で。
2階には精神疾患のあるおじいちゃん達の子どもがいて、結婚して家を出ている娘さんには3人の幼い子どもがいて、週1回しか実家を訪れられない。 それでも認知症のおばあちゃんが動けなくなり寝たきりになり、これでも随分楽になったと。
保健師は月1回しか訪問しない。 1ヶ月の間に悲惨な状態に。
そんな中、体が不自由なだけで、頭はしっかりしてるおじいちゃんの心(尊厳)を支えていたのは、ラジオから流れてくるニュース、それが唯一の社会との繋がり。 ラジオから流れくる音、言葉だけがおじいちゃんの命を繋いでいた。
嫁いだ娘さんを責めることは出来ない。 幼子3人抱えて、介護の負担は娘さん1人の肩に。 訪問看護師も介護士も入っていなかった。
なんか泣けてくる… そんななるまで誰も気づかなかったのかよ? 誰も手を差し伸べなかったのかよ? ただただ涙… やっぱり私、在宅したい!
2012年05月01日(火)
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