Comes Tomorrow
ナウシカ



 世界の看護制度

日本では数年前から、正看護師の一本化が言われているけど、現実的にはどうなんでしょうね。
同じ資格取るでも、いろんな道筋で取れる方が門戸が広くなって、いいような気がするんですが。

参考までに、アメリカとイギリスのケースを。
良い悪いは別にして、日本と比べてみたら面白いと思います。


看護師の階層 アメリカとイギリスの看護師
http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Brown/2111/s_index_Nurse-USA-Engl.html

以下転載
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●アメリカの看護師階層

【1.看護助手】補助看護師および医療助手:教育期間は数ヶ月から1年以内。血圧測定、採血、筋肉注射(インスリン)ができる。

【2.有資格実務看護師】教育機関は2年間。

【3.登録看護師】教育期間は4年。医師の指示により患者への医療行為が可能である。

【4.修士(マスター)看護師】教育期間は「3.登録看護師」プラス2年間(合計6年間)。これには4種類あります。

(1)公衆衛生看護士
(2)病院管理士
(3)認証資格看護麻酔士
(4)看護実務士

【5.上級看護師】

(1)学士(バチェラー)。教育期間は「2.有資格実務看護師(2年)」プラス4年間(合計6年間)
(2)医師看護師。教育期間は「4.修士(マスター)看護師」プラス2年。救急医療を行う。

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●イギリスの看護階層

【階層A】補助看護師。看護師を補助し、病棟における下働きをする。(給与は11-14万円/月 相当)

【階層B】上記と同様であるが、長年の勤務により熟練している。多くの場合、看護のNational Vocatinal
Qualification Coursesを修了している。

【階層C】(補助)看護師。いくつかのトレーニングを受け、中には正看護師と同じくらいの技量を持つ。(日本の准看に近い技量と想像します)(給与は15-18万円/月 相当)

【階層D】新人の正看護師。(給与は18-20万円/月 相当)

【階層E】看護師登録後、6ヶ月の経験をもつ。多くの場合、Postregistration courseを取り、Senior nursesの資格と監督の下に特集分野の教育を受ける。

【階層F】上級幹部看護師または下級シスター。Post resistration course 1〜2年を修了しており、看護の特殊な領域に専門化している。通常病棟の責任者(婦長または主任か)をしている.(給与は21-28万円/月 相当)

【階層G】シスターまたは役職看護師。全体の病棟ユニットの幹部たちに対して責任をもつをしている。看護師としての仕事はほとんどしない(総婦長か)。

【階層H】予算、看護師再雇用、看護研修などの管理の仕事を行う。

【階層I】政策および計画決定。スタッフ管理などさらに広範囲の責任をもつ。(給与は31-37万円/月 相当)


2009年06月23日(火)



 大阪府内の私立高入学、今春最低…公立に人気集中

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090621-OYO1T00290.htm?from=top

以下転載
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 大阪府内の私立高校94校で2009年度の総入学者数が4年ぶりに減少に転じ、2万7821人と過去最低を更新したことが、大阪私立中学校高等学校連合会(大阪中高連)のまとめでわかった。
前年度を1429人下回り、減少幅は過去10年で2番目。
定員割れは62校に上り、前年度より7校増えた。
少子化の進行に加え、私学助成削減に伴う授業料値上げや、景気悪化の<逆風>が重なったためとみられる。
橋下徹知事は進学指導に力を入れるなどの公立改革に取り組んでおり、公立人気がさらに高まれば、私学経営に影響しそうだ。

 大阪中高連によると、前年度より入学者数が増えたのは38校で、減少したのは56校。
前年実績を100人以上、下回った学校も8校あった。

 受験生のうち私立を第1志望とする生徒の割合を示す「専願率」も21%と過去最低水準となった。
公立との「併願」の割合が増えた結果、500人を超える受験生に合格を出したものの、多くが公立に進み、最終的な入学者が80人にとどまった学校もあった。

 一方、公立の定員割れは定時制も含めた192校中4校で、前年の21校から大きく減らした。
不況によって、授業料の高い私立が敬遠されたとみられる。

 生徒数の減少や定員割れは、私学の収入減に直結する。
大阪中高連は「すべての高校進学希望者を公立の定員枠で受け入れられない以上、私立の経営安定は受験生にとっても重要。
府とは、私学助成のあり方を再度協議したい」としている。


有名大提携校も苦戦
 
 大阪府内の私立高校は大学と連携したり、独自の学費減免制度を導入したりと生徒確保策に取り組んでいるが、入学者を呼び込む〈決め手〉にはなっていない。

 苦戦を強いられているのは、有名大学の名前を冠した学校も同じだ。
早稲田大学と提携して09年4月から校名を変更した早稲田摂陵高校(旧摂陵高校、大阪府茨木市)。
推薦入試で約40人が早大に進学できるとあって、人気を集めると予想されたが、提携初年度に当たる09年度の場合、外部の中学からの入学者は17人にとどまった。

 併設中学からの内部進学者を合わせても82人と、1学年の定員346人を大きく割り込んだ。
高校側は「競争率が上がりそうと警戒され、逆に生徒が離れた。提携のメリットを生かし切れなかった」と悔やむ。

 立命館大学と提携した初芝立命館高校(旧初芝高校、堺市)も入学者数を100人近く減らした。
定員400人に対し、入学者数は219人。
同校は「大学への進学だけでは、もはや志願者を引きつけられない」と、独自のカリキュラム作りなど巻き返し策を練る。

 府北部のある私立高校では、男子校から共学校に変更し、学費減免制度を新設するなどの対策を進めてきたが、3年連続で定員割れとなった。
校長は「何をやっても、定員の8割を確保するのがやっと。
教員の給与もカットしているが、いつまで経営体力が持つのか……」と表情を曇らせた。

(2009年6月21日 読売新聞)

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私の母校は初芝だけども、現役の先生に聞いても大変だと言ってたね。
私が通う頃はベビーブームの生徒だったから、ほんと多かったけどね。
競争率も高く、私は私立専願でレベルを落として受験しました。
公立は行きたくなかったし…理由は私のことを誰も知らない場所で、一からやり直したいと思っていたから。

幸い、入学後進学コースのクラスに入れてもらえて、ラッキーという感じでした。
学費払うのはやはり苦しくて(親の反対押し切って私学に行ったから)、奨学金と私のバイトで足しにしました。
私学助成、やっぱりこんな時代だからこそ必要だよ。
子ども達の教育の機会が減らされるのは、本当に時代に逆行してると思う。

小学校でも、ステップアップ事業として今年9月から(補習授業?)始まるらしいけど、どんな感じなんだろう?
子どもをもつ親としては、気になるところ…


2009年06月21日(日)



 ナースバンク

やっと、鬱のトンネルを抜けたようです。
何時間寝ても全身がだるくてだるくて、何かやろうとしてもため息しか出ない、そんな状態が数週間続いて…
大好きなお酒も楽しく飲めない、大好きなカラオケもなんか虚しい、大好きな映画やドラマも楽しくない、何とか抜け出せないかと本を開いてみたりもして…

でもようやく、頭の整理、気持ちの整理もついて復活!
かろうじて最低限こなしていた家事も、気持ちよくできるようになってサッパリしました♪
仕事は時々休みながらも、ちゃんと行ってました。
家にずっといるより仕事してる方がマシって感じでした。

そうするとなんか意欲も湧いてきて、あれしようこれしようと目標も明確になってくる。
来年あたり、通信制の看護学校に進学しようかと。
願書受付は10月、入学試験は12月…言うてる間やん!
いろいろと準備しないといけないことがある。

お金も貯めないとぉ〜ってことで、掛け持ちパートをしようかとナースバンクに登録しました。
旦那の仕事も不景気で暇だし、子どもの習い事は増えてアップアップ…
自分の学費は借金しないで行けるように、今から計画的に貯金して…

でも来冬、スキーは我慢したくない!
ap bank fesは諦めたけど、コブクロライブは諦めないぞ!
ミュージカル『アニー』も娘と一緒に行くぞ!
外食もたまにはしたいぞ!

そうなると、私が稼がねばぁ〜
それで、私の経歴をいろいろ振り返ってみると、ほんとなんやかんややってましたなぁ〜
少しは身についたんじゃろか?

キャリアとしては単発で短いのもありますが、看護助手時代から挙げるといろんな科に行きました。

産婦人科(4ヶ月)→内科・リハビリ(1年)→小児科(2年)→脳外科・整形・外科・内科(1年)→整形外科(2年)→外科(半年)→内科(1年)→訪問看護(4年)→眼科(2年)

そしてまた最近、産婦人科に興味が湧きつつあります。
無事、正看護師の資格が取れた暁には…その頃にはまた気が変わってたりして。


2009年06月20日(土)



 スタンドアップ

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=6546

映画『スタンドアップ』 2005年アメリカ

ストーリー

子供を連れて故郷に帰ってきたジョージー。
鉱山の町としての伝統を育んできた町の住人たちは、10代で息子を産んでシングルマザーとなり、父親のちがう娘を連れて、戻ってきたジョージーに“身持ちの悪い女”と冷たい視線を向ける。
そんな中、ジョージーは子供たちのために、自立を目指して、鉱山で働きだす。
だが職場では、男性社会に進出してきた女性に対する会社ぐるみの厳しい洗礼と、屈辱的な嫌がらせが待っていた。
鉱山労働者として働くシングルマザーが、男性社会の中で立ち上がっていく姿を、実話に基づいて描く感動作。

『モンスター』で主演のシャーリーズ・セロンが、入魂の演技を披露。
女性の脆さと強さという相反する両面をクロースアップひとつで表現してしまう様に、胸が詰まるような感動を呼び起こされる。
脇を固める俳優陣にもこれ以上ない実力派がそろった。
フランシス・マクドーマンド、シシー・スペイセクの両オスカー女優に加え、堅物な父親を演じるリチャード・ジェンキンズの号泣必至の名演も見逃せない。
監督は『クジラ島の少女』の監督ニキ・カーロ。
ミネソタの風景を登場人物の一員のように切り取り、ドラマに立体感をもたらしている。

******

『モンスター』を観て以来、シャーリーズ・セロンを素晴らしい女優さんだと思って注目してきたんだけど、先日たまたまつけていたケーブルTVの映画で『スタンドアップ』をやっていて観ました。

一言良かった♪
実話というから驚きなんだけど、鉱山で女性労働者がトイレに行きたいと言っても、なかなか行かせてもらえなかったり、主演のシャーリーズが嫌がらせで、簡易トイレに閉じ込められて横倒しに倒されて糞尿まみれになったり、羽交い絞めにあって首を絞められたりと、ほんと壮絶なイジメにあって。

でも、そこから立ち上がる勇気。
自分がただ辛いからというだけではできない行動だ。
守るべき子ども達のため、同じ環境で働く女性たちのため。
何よりも、自分の尊厳を守るため。

裁判では、次々に明らかにされていくジョージーの衝撃的な過去。
それによって、傷ついていく家族。
そうまでして守りたかった人としての権利。

最後は裁判に参加している全員がジョージーに心を揺さぶられ、自分の中の良心を見つめさせられていく。
ほんと良い作品でした。
お勧めです。


2009年06月18日(木)



 こないだの顛末

精神病院に入院していた妹が無断外泊して、私が実家に見に行くと、まともに話ができる状況ではなく、興奮して大声で怒鳴り散らす有様。
私は妹が興奮して怒るので、そそくさとそこを後にしたんだけど、集まってきていたご近所さん(学会員さん)が車を出して帰る途中の私を呼び戻しに来て、『包丁持ち出してきたよ!』と言っていたけど、私はそれでも車を走らせて帰りました。
私がいない方が、事が収まるような気もしてたし、正直巻き込まれるのも嫌だった。

よくよく考えたら、母娘関係の再現だ!
私はアンタの母親じゃないよ。

病院の看護師さん曰く、『妹さんは退院に向けて、いろいろ不安を抱えておられて、それを上手く表出できないようなんですよね』

まぁ〜そうだけどね。
私にしたら、いつものことだという感じ。
何か具体的に自立の話が進み出すと、そこから逃げるように調子が悪くなるんだ。

確かに感情の表出は苦手だと思う。
そりゃそうでしょう。
楽しそうに笑っていたら、イジメられる。
悲しそうに泣いても、誰も慰めも労わりもしてくれない。
怒れば、2倍にも3倍にもされて返ってくる。
嬉しそうにしていれば、いい気になるなと言われる。

ずっと親から感情を抑圧されてきたんだ。
今さら、上手く出せと言われても無理かもね。

私も同じ環境にいたけど、私はまだ外で発散できていたから良かったんだ。
なるべく家にいる時間を短くしようと思って、高校の時はバイトとクラブに明け暮れ、社会人になってからは看護学校と病院の往復。
彼氏ができたら、彼のところに入り浸り。
彼氏と別れたら、今度は学会活動にどっぷり。

正看の学校に進学してからも、朝は病院で仕事、昼は学校、週末は夜勤をしてほとんど休みなしだった。
それでも、家にいることを思ったらホッとした。

そして私は、当時付き合っていた人と学生結婚をした。
病院実習と家事。
学会活動する余裕なんてないから、この頃はほとんどしてなかった。
家事も手抜きで良かったし、環境としては整ってるはずだったんだけどね。

実習のストレスとトラウマが重なり、私はうつ病になってしまった。
何が何でも頑張りたかったけど、頑張れなかった。
人間ホッとした時が一番、症状として出やすいのかもね。

いつか、こんな日が来ることはわかっていた。
嫌でも、自立していかなくてはいけないんだよ。
人の手を借りながらでも。
親がいないという現実を受け入れるしかない。

私を親に見立てて怒りをぶつけられても、私は受け止めることができない。
私だって、しんどい、余裕がない。
時が経てば、解決するのかな?
静かに見守るしかないかな、今は…


2009年06月14日(日)



 アンテナ

以前、たまたまTVをつけていて観た映画『コンセント』に衝撃を受け、それで田口ランディにハマリ、『もう消費すら快楽じゃない彼女へ』を読んで感動し、感想文をblogに書こうと思ったんだけど、あまりに好き過ぎて書けなくて(いつもそうなのよ、好き過ぎると逆に語れない、書けない、だからコブクロのこともあまり書けない)、だけど最近、本から遠ざかっていたのが、また読み始めて、『コンセント』の小説の方を読んだ。
映画と大きく外れたところはなくて、映画の場面を思い浮かべながら読んでいた。

読み終えて続編みたいなのが出てるんってんで、『アンテナ』と『モザイク』を買って、まず『アンテナ』を読み始めた。
まだ50P程しか読んでないけど、ビックリした!
主人公が、主人公を取り巻く環境が、あまりに私の家庭と似てるもんで!

主人公の祐一郎には弟がいるんだけど、ある日、発狂したみたいになって警察に保護されて、それで精神病院に入院する。
うちの妹も、ある日、発狂して警察の世話になり、その後、精神病院に入院した。
妹を警察まで迎えに行った朝のことを思い出す。

祐一郎の母は新興宗教(カルト)にハマリ、家族は巻き込まれていく。
弟は発狂して、そんな母親の首を絞め殺そうとする。
うちの母も狂信的な信者でしたなぁ〜
妹も、母の首を絞めて殺そうとした。

そして祐一郎には、弟以外に妹がいるんだけど、幼い頃に忽然と姿を消してしまう。
つまり行方不明。
うちにもいなくなった姉妹がいる。

私は長女だけど、実は上に3人姉がいた。
みんな生まれてすぐとか、一週間とかで亡くなったらしい。
1人だけ1歳まで生きたらしいけど、病気で死んだらしい。

私は4番目、妹は5番目に未熟児で生まれて、脳性マヒという障害を持って生まれた。
そして、今は精神も病んでいる。

重なるなぁ〜
祐一郎はそんな家庭が嫌で、実家から長年遠ざかっていた。
そこに描かれている祐一郎の心理描写、ほんと私と重なる…ビックリするぐらい。

田口ランディ…恐るべし!


2009年06月10日(水)



 それが一番大事

ここんとこの不調の原因がわかった!

私はだいたい五月病とは無縁で、春から夏にかけて調子が良いのだけど、今回はなんかいつになくしんどくて、なんでかなぁ〜と思っていたんだけど、何となく原因がわかってきた。

それは、過去を振り返るという行為がしんどいんだな。
親が生きてる間は、徹底的に親を避けてきた。
妹と関わる時も、親がついてくるので極力避けてきた。

それが親が亡くなって、やっと心も身体も自由だぁ〜と思ったら、妹と関わることが増えてきて、実家に足を踏み入れることも増えてきて、実家の近所の見知ったオバチャンたちとも言葉を交わすようになって…

私はただ前を向くことで、未来を見つめることで、何とか自分を保って生きてきた。
過ぎたことは仕方がない、今を生きるしかない、そして未来を描くしかないと。
だから、今までやってこれたんだな。

妹がしんどいのはわかる。
一緒に暮らしてた母親が亡くなって10ヶ月。
どんなに傷つけられても、いないよりもいた方が良かったんだね、妹にとっては。

こんな日がいつか来ることはわかっていた。
10年以上前から、その辺の覚悟をしておくようにと何度も言ってたんだけどね。
親が元気なうちに、自立できるように準備をしておいた方がいいと。

福祉の人にも相談していろいろ手配したこともある。
私と一緒に暮らして、そこから作業所に通ったり、リハビリに通ったりすればいいと、家に泊めたこともある。
だけど、妹は嫌だ嫌だと言いながら、いつも母の元へ逃げ帰っていた。

母と一緒にいるのが嫌になると、いつも精神科に入院していた。
入院生活が嫌になると、一人暮らしの準備を始めたり、施設に入る準備を始めたりもするけど、結局最終的には母の元へ帰っていた。

今、妹が帰る場所は、母のいない実家だ。
ヘルパーも手配しているから、全くの孤独ではないはずなんだけど、それでもやはり寂しいみたいだ。
ホッとしている反面、寂しいんだろね。

病状は私が見る限り、母が生きてた頃よりは調子が良さそうだ。
精神科の主治医もそのように見ているみたいだ。
だけど、本人はしんどいみたいだね。
言葉は悪いけど、狂っている方が楽だったのかも。

皮肉なもんだ。
親が亡くなって病状は良くなったのに、そのためにかえって苦しいなんて…

申し訳ないけど、私はもう私の人生を生きてる。
親が亡くなって、私は清々してるんだ。
喘息の症状もピタッと出なくなった。

過去を振り返るなんて、まっぴらゴメンだ!
私は今を生きるよ、未来を生きるよ。
いつ死んでも悔いのないように、前だけ向いて楽しく生きていくよ。
それが、今の私の全てだ!


2009年06月09日(火)



 刃傷は御免だ!

もう懲りたっちゅうの!

簡単に言うと、妹が包丁振り回して暴れてる。
慣れっ子な光景でも、やはり御免です。

警察でも救急車でも何でも呼んでくれって感じ。
私は逃げ帰ってきた!

いわゆる統合失調症(旧・精神分裂病)です。
虐待の後遺症です。
私の手には負えません。

うち、一家で殺し合いしそうになったこと度々ありますから。
父から母、母から父、妹から母、私から父、母から私…
そのうち、2人はもう死んだんだからさー、もう終わろうよという感じなんですが…

親から受けた虐待の傷は癒えませんからね…ほんとに。
私は嫌なことから逃げまくりです。
努力しても、自分の力ではどうしようもないことを、幼い頃に学んでしまったから。

父は4年前、糖尿病とアルコール依存症で肝臓を悪くして亡くなりました。
母は昨年夏、S状結腸ガン、肺と肝臓に転移して亡くなりました。

私は2人とも10年以上交流がなく、看取ってないし、葬式にも行ってません。
そういう感じ…


2009年06月06日(土)



 『やばい』

やばかったな
もういいかなと思ってしまった
もうここいらで終わっても

いろいろあったけど
問題はそれなりに片付いて
会いたい人には会えて

ほのかに幸せで
逝くなら今かぁって
ふっと思ってしまったね

やばいやばい
人は幸せでも
逝きたいと思ってしまう生き物やねん
幸せに疲れてしまう生き物やねん

でもそれはまだ
本当の幸せには出会ってないのかもしれんけど
でもまぁこれぐらいがちょうどいいねん…たぶん

本当に辛いとき
苦しいときって
生きてるだけで必死やから
終わるなんて思わへんねん
前に進むしかなくて

眠りよりも深い眠りに
つきたいと思うときがあるねん

あの時
学校の部室で
授業サボって
ぐっすり眠っていたときみたいに

誰かが起こしに来る
そんな安心感のなかで
眠りにつきたいときがあるねん

人は存在の証を残して
逝きたい生き物なのかもね


2009年06月03日(水)



 『引き戻される意識』

もう無理なのかな
会えないかな
そんなことさえ
あきらめて
考えなくなった日々
心の方が年重ね
落ち着いていた

なんとなく
やりこなして
楽に生きる方法も
身につけてはきたけれど
大切な荷物
道に捨ててきた

引き戻される意識
ワクワクしては
落ちそうになる
笑っていいのか
泣いていいのか
わからず
ノドの奥がキュンとなる


眠る意識が
研ぎすまされて
変にリアルな夢をみる
すぐに消え去ってしまうのに
妙に恥ずかしく
ドキドキする

何も変わらない一日が
始まったはずなのに
息をするだけ
それだけなのに
苦しくて
どうしたらいいのか

通り過ぎてく風に
逆らってまで 生きていくのか
光をまた探して
歩けばいいのか

本当は何がほしくて
何をしたいのか
問いかけるのが怖くて
日常の中に逃げたいけど
心が そう
叫びかけてる
あきらめたくないって


心を閉ざして
夢の中に逃げていた
あの時と 何が違うのだろう
気づいてしまった

引き戻される意識
ワクワクしては
落ちそうになる
泣こうか
笑おうか
途方にくれてしまう

何もかも委ねられたら
閉じた心を開いて
見えない明日を目指して
引き戻される意識
予測不能な明日へ


2009年06月02日(火)
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