蛍桜

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だから言ったのに

彼女は、あんたを騙そうとしていたわけじゃない
あんたが、彼女に騙されに行っていただけの話

いつもそう
人の話を聞かないで自分の気持ちで行動するくせに
その気持ちに責任を持たない
自分で選んだ道で躓いても
それは誰かのせいだと言う

自分が選んだはずなのに、そこに自分の意思がなかったかのように言う

彼女はあんたを騙していたわけじゃない
あんたが騙されることを望んでいたんだ

こういう現実になったことは、誰のせいでもない

本当は分かっていたくせに
分からないふりして
そんなに馬鹿じゃないのに
馬鹿なふりして

そういうやつが一番阿呆

現実を見据える力もないなら
好きという気持ちが止められた瞬間、相手を悪者にするなら
もう人を愛さない方がいいと思うよ

偽物だらけだ


2008年09月29日(月)

新しい世界を経験した

あ、そうだ
短期アルバイトのことを書いておこうと思っていたんだった

短期アルバイトの面接に行った次の日から
お仕事を紹介してもらって行ってきました

当初は、ホームセンターのレジ補助だったんだけど
あとからテレオペもあるんですが…と言われて

時給的問題や、距離的問題を考慮の上、テレオペにしました

テレオペは大嫌い
ほんと、嫌い
っていうか電話嫌い
他人と話すこと嫌い

でも、未知の世界を見れるんじゃないかって思うと
ちょっとやる気になったから、引き受けてしまった

初日に研修があって、本当にぱぱっとしたものだったから
ついていけない、とかそういうことはなかったけど
昼休みとかになると一人不安になって泣いてしまっていた
自分が選んだことなのに

実際仕事が始まるまで
「こんな仕事したくない」って思わないようにするのに必死で
この仕事は苦手なんかじゃない
私だってやろうと思えばできるんだって
ずっと言い聞かせてたし
一週間程度しかやらないわけだから
上司もそこまで詳しくは教えてくれなくて
でもその分、わからないことはわからないって言っても
責められない職場だったし
(いやな顔する上司はどこにでもいるもんだって分かったけど)

お客様も、そこまで無茶な人もいなかったし
話を聞きとれないお客様もたくさんいたけど
必死に食らいついて解読して
基本、相手もいい人で、落ち込むってことはなかった

怒って電話を切ってしまうお客様もいたけど
こっちは最善のことをしているわけで
それ以上求められて怒られても仕方がない、と思ったし
切り替えは結構すぐに出来た

時間がないから早くして、っておっしゃるけど
あなたがかけてきている電話は問い合わせ用の受付ではないし
そうそう早く問い合わせ内容の返答はできない
それは私たちでは判断できないことであって確認する時間は絶対に必要
もういい、かけなおすわ!って怒られても
またこの電話番号にかけてきたら
私と同等の知識を持っている人しかいないわけで
だったらそんな上から目線じゃなくて
ちゃんとした問い合わせの番号へ掛けてもらいたい

お客様から質問されることは基本お答出来ることが多くて
なんか毎回数をこなすたびにちょっと嬉しくなった
お答出来なくても、配られた資料や、上司への確認をしている間
快く待ってくださってた方々も多かったし
なにより私も成長できたかなーと思う

私の声が、電話の向こうでどういう風に聞こえるかは分からない

相手は本当に多種多様で
全くこっちの話を聞かない人だったり
はじめからこちらを悪者にしている人だったり
苦情なのに控え目におっしゃってくださったり
世間話ばかりしてくる人がいたりと
毎回電話に出る度に恐々するけど
数をこなすたびに、余裕が出てきてなんとかなってよかった

最終日くらいに、何か大きなことが起きるんじゃないかって
ちょっと不安もあったけど、何事もなく終了してよかった

また一回り成長したかなー
そうだったらいいなー


2008年09月28日(日)

あなたは今何をしていますか
しばらく放置してました、ごめんなさい
書くことはあれど、書く気が起きないそんな日々

とりあえず10月に入ると新しい職場になるので
そこでなんかあったら書くだろーし
辛かったら書くだろーし
忙しかったらまた放置だと思う

とりあえず実家に帰省してました
やっぱ実家いいよ実家

でも、たぶん、私の家はもう実家じゃないんだろうな
前までは素直に実家で「ただいま」って言えていたのが
今はもう「お邪魔します」って感じだし

でもやっぱり自分の家

うどん一杯食べたし姪っ子といっぱい遊んだし
またしばらくがんばるかねー

2008年09月27日(土)

だから私は歩いてるんだ

空気は私を取り巻いてくれるけど
ただ、それだけで
それ以上でも、それ以下でもない

自分が何をしたらいいのかという現実は案外難しくて
自分がやりたいことはやっていていいことじゃないかもしれなくて
逆に、自分がやりたいことをやれる環境があったとしても
私がそれを本当にやるかは別問題であって
実際やらなきゃいけないことは
例えばよく出来た人間を装うことだったりするわけで

やりたいことはいくつか今言うことができる
そうなったのは成長だと思うし
それを実行できる力を持った、大人になった、
ということでもあるのかもしれない

自分が生きている意味とか価値とか
そういうことを考えるには少し大人になりすぎていて
自分を不幸で纏って、悲劇のヒロインにすることはもうできないし
したいとは思わなくなった

だけどたまに急にダメになって
腕を切ったり、泣いたり、人に訴えたりするけど
その全てが解決法にはならないことくらい分かっていて
根本の問題解決を望むなら、すべき行動はいつでも用意されている

ただ、それをするために
誰かに認めてほしい
自分がここにいることを実感したい
誰かに助けてほしい
支えてほしい、褒めてほしい

そういう気持ちが大きいのかもしれない



学校に行っていたころは、いやでも人と関わらなきゃいけなかった
でも、休むことを選択することで、それを拒否出来た
学校を休んでいる罪悪感や
みんなからなんて思われてるのか分からない後ろめたさはあったけど
それでも私の中で確実に軽くなるものはあった

でも逆に夏休みに入って、何もなくなって、することもなくなって
人と関わらなくなって、一人の時間ばかりが過ぎて
いろいろ意味のないことまで考え初めてしまって
私はどんどん泥沼に入って行って
怖くなって、世界から置いて行かれた気になって
何を、どうしたらいいのか、わからなかった

夏休みになると、それは嬉しいことのはずなのに
私にとっても、それは歓迎すべきことなのに
その間の私は、太陽を見る時間も減って情緒不安定になる

やっぱり人間って太陽に当たらなきゃだめなのかな?
それとも私が、何も与えられない環境で
宙ぶらりんにされることが怖いだけなのかな

特に今は、私が働かなくなったら生活が成り立たなくて
もちろん、香川に帰るっていう選択肢もあるけど
そんなの、最終的な決断であって

私はただ、ぐだぐだと家で寝てるだけでいいわけないって
分かっているし、そうなりたくもないし、
そうなっていられる環境でも、それに甘えていたくないから
どうにかしなきゃなって、思って

とりあえず、考える時間がたくさんあるっていうことと
人と関わる時間が極端に少ないってことと
太陽をあまり見ていないっていうことと
自分がだらけているって感じてしまうことと
お金を稼いでない自分に価値がないと思ってしまうことを考えると

短期でもいいから、働きに行こうと思った

もちろん次の仕事は決まっていて
それまでの間に仕事をしなくても生活はしていけるんだけど

それじゃ、私の気が済まないから

短期のアルバイトを探すことにした
私のために

こんなに仕事好き人間だって知らなかった
いや、仕事をしていたらいやにはなるけど
短期の仕事って結構好き
その一回きりで終わるっていいよね
そのあと何を言われていても関係ない
そのとき何か失敗をしていても、上司ともう顔を合わせることもない
その一回を純粋に楽しんで、純粋にお金をもらえて
時間つぶしになって、自分が外に出た気分になれるから
だから、仕事をしようと思う
自分が宙ぶらりんじゃないって感じるから、気持ちが安定する


誰かに養ってもらって、家でだらだらすることは
私の性に合ってないみたい
働いている、というだけで充実感があって
それだけで、いいことをしている気分になる
それに、それだけで大人になった気がする

高校のとき、学校はアルバイト禁止だったけど
内緒でバイトを始めたとき、新しい世界が見えて
ああ、大人になったって思った
その時だって、別に働く必要なんてなかったし
働いたお金も、何にも使わなかったけど
働くことに意味があったように思うし
たまに嫌になるけど、親に甘えてるよりは自分を安心させることが出来た
専門学校に入って、学費を自分で出すようになってからは
「自分で稼いで学費を払ってる」という充実感もあって
それはそれで楽しかった
最後はやっぱりめんどくさくなって、遊びたくて、やめちゃったけどね

今は、養ってもらったり、甘えさせてもらうことはできても
もしかしたらそのうち邪魔だって思われるかもしれないし
もしかしたらそのうち必要ないって言われるかもしれない
何より私が養ってもらうことがよくても
甘えていることが嫌だからお金を稼ぎたくて
役に立ちたい、というよりは、ここに居ていい理由を自分で作りたくて
必死に、必死に自分の居場所を作ってる

だけどその居場所がたまに崩れかけた時に
私は何を支えに、立っていられるんだろうって考えると不安になる


今、私の気持ちが不安定なのはなんでだろうって考えてみた

一か月、仕事をしていない時間ができるのが
とても悪い、と感じるから
家でだらだらしてることがいいことだとは思わないから
生活費を私も出さなきゃいけないこと分かっているから
何も言われないけど、逆に、甘えていいよって言われるけど
それでもそうしたくないっていう意地が私にはあるから

自分のために、生きる意味を探さなくちゃ
ここにいる意味を、作らなきゃ

そうしないと、あまりに不安定で困ってしまう

昨日、腕を切ろうと思ったけど
切らなくても、今日、アルバイトの面接の予約を入れることができた
自分で前に進むことは出来る

そのことを、私は今まで生きてきて、ちゃんと理解はしているから
やれることがあるなら、やるしかない

今の現状に満足してないなら、なおさら
自分の存在意義を問うなら、なおさら

多分、一人で考え事する時間が増えたことが
私にとってよくなかったんだとも思うから
そういった時間がなくなってくれれば
私はまた、頑張れるんじゃないかな、と思う

というか、頑張りたいんだよ

私がここにいるために
とりあえず存在意義を考えなくていいくらいに充実したいし
とりあえず突然泣きたくなる時間っていうのも辛いし

自分のことを誰も理解してくれなくても
仕方ないって言いきれる強さはないけど
理解してもらえるように努力はしたいと思うから

そのためには、ちゃんと、足を付いていなきゃいけないから

頑張るんだ

頑張るって言葉は、ありきたりだけど
頑張るしかないんだ
2008年09月09日(火)

こんびにえんす

私が今までやってきたことってなんだったんだろう?
軽く他人が手にすることの出来るものだったのだろうか
そんなちっぽけなもののために私は突き進んでいたのか
なんかむなしくなった

それで本当に、私の意味がなくなるのなら
それは本当に、全否定になる

これから先の道も、掠れて見える
確かなものは何もないこの世界で
信じるべきものも何もない中
自分の足だけを頼りに歩いていても
結局道が曖昧ならどうしようもないんだ






私は完璧なんかじゃない
葛藤もするし
すべて正しいことを選べるわけでもないし
誰かの手をひいて歩くこともできない
すべて器用にこなせるわけでもない
他人の思い通りに動けるわけでもない

完璧にすべてをこなせ、と言われても
どんなマニュアルを渡されても
私には到底できないことだらけ

そんな中で屈辱を味わいながらも
立ち止まっていてはいけない、と一種の宗教のように
神様を信じているかのように唱えるのはなんでだろう?





たとえば私が自分は不幸だと嘆く
母親には捨てられて、父親は早くに死んで
愛を手に入れることができなかったから
人を愛することができないのだと言う

でも、だからって人を傷つけていいことにはならない

それを言い訳にして、人を愛せないと嘆くものではない

それは環境に甘えているだけなんだ
不幸に甘えているだけなんだ

って、最近思うようになった




たとえば彼氏に浮気をされたことがあって
男の浮気を疑ってしまう癖がつくとする
だから相手を信用できないのは仕方なくて
その浮気をした彼氏のせいだと言うのは何か違う

やっぱり、過去に甘えている



どうしてそういうことに気付けなくて
周りのせいばかりにするのか

どうして自分は何も悪くないように
刷り込まれていくのか

人間って便利だなーってよく思う


便利だなー
2008年09月07日(日)

所詮、他人は他人

私が聞きたいのはそんなことじゃない

この数カ月か何年か知らないけど
数えてもないし覚えてもいないけど

その間に
どれだけ成長したか
どれだけ意味があったのか

聞きたいだけ


見ている限り何も変わっちゃいない

大事なところは一つも言わない
何も見えちゃいない

他人を理由とするのが嫌だというなら
今私と笑いあう意味が分からない

何をそんなに焦っているのか分からない
現実が本当に見えているのか分からない

何を求めているのか分からない


ただ常に何かを行動していないと
生きている心地がしないっていうことなら
何かを決断し続ければいいと思うよ

それでいろんなこと犠牲にして
あとから後悔しても
また違う決断をすればいいだけの話

性懲りもなく、また私の前に現れたように
人を傷つける決断をしても
またやり直せばいいだけ

そう考えてるってことでしょう?
一度手放したものでも
もう一度望めば手に入るってこと?
前と変わらない状態に戻れるってこと?
やり直しがきくってこと?

だけど今決断をしなきゃいけないっていう理由がないのであれば
やっぱり、ただ粋がってるだけ

やり直しがきかない日がいつか来て
後悔するだけ

その時に、今まで下した決断を肯定していくのであれば
一生成長できないんじゃないだろうか

なんかもう、どうでもよくなってきた

甘く見ないでほしい

2008年09月05日(金)

変わる

なんだか少しずつ実感するのは

こっちに出てきてから心が狭くなった
ゆったりとした気持ちが持てなくなった
せかせかしてしまう気がする

満員電車に慣れるとか
人の多さに慣れるとか
スピードに慣れるとか

そういうのはいいのかもしれないけど
今まで持っていた気持ち失った気がしてなんか嫌

初めて横浜に家を探しに来た時
人の多さに戸惑って歩けなくて
人が少なくなるまで2時間立ちっぱなしで待ってた
エスカレーター乗りたいけど
私みたいな田舎ものがちょろちょろしてたら
みんなの迷惑になると思って動けなかった

で、今

大きな荷物を持った人が
人の波の中であたふたしてるのを見て
すごい邪魔だ、って思っちゃう
仕事上がりの私は、せかせか歩いてるから
足止めるのが本当嫌だから
すごくそういう邪魔な人たちを見ると気分悪い

もちろんかわいそうだとも思うけど
だからってただの障害物なだけだって思う自分が居て
あーやっぱり、都会の人は冷たいというけれど
それは環境のせいなのかもな、と思った

そういう風に、醜い心になっていく自分が嫌い

どんどん私は大切なもの見失ってる
それはこっち出てきてから、いつも思ってる

道端で話しかけられても返事もせず素通りできるようになったり
人の間掻き分けて歩けるようになったり

この世界で生きていくには必要なことだけど
だけど、変わっていく自分は好きじゃない






あの人と関わるようになってから私は変わったと思う
全部理論でしゃべったり屁理屈並べたり
自分の間違いを正してほしくなかったり
知ったかぶりをしたり

そういうことをする回数が増えるたび
私はどんどん性格悪くなってるな、って思う

もっと気持ちで物事を考えたいのに
そんなの、どこに行っちゃったんだろう?

これはあの人のせいだけじゃないかもしれない
年齢のせいもあるのかも

だけど、どんどん醜い自分になっていく
周りに染まっていく
そんなの、いやだ



中学の頃の自分を見たら、恥ずかしくて、死ねそうだけど
いつか今の自分を見たら、醜くて、殺してしまいそうだ

2008年09月03日(水)

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