蛍桜

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夏は一番嫌い

きっと何かがあるはず
何もないなんて決め付けない限りは

そう信じてないとやっていけない

みんなが走っていく中で
もう息も切れて
これ以上がんばれないなんていうのは簡単で

いつもそうやって逃げてて

今回もそうしたいなぁと思ってて

それでもできないのは分かってて
何か逃げ道を探してみても
それはだめ、それだめ、と言い聞かせて
また道へ目を向けてみる

楽しいんだと思う毎日
でも私に欠けているのは現実性だ

みんなと笑うのもいいと思う
だけど誰一人として顔を知らないという不安感

なんていうの
楽しいんだけど
これは所詮、ここだけの話

それは前から分かってたこと
そう、前と同じ気持ち

だから現実につなげようとして失敗した
私の携帯のメモリには誰もいなくなった
なくなってしまうって
分かってたんだきっと

何もできない 手も出せない
泣いても分からない
泣いてくれない
笑いかけれない
笑っても分からない
楽しいけど
時間は終わる
どこにいけばいいのか分からないまま
さようならを告げる
引き止めてほしくて
大げさに泣く
誰も気づかなくて
傷ついて終わる
誰も悪くないのに
自分以外すべてを悪者にする

何もしたくなくなる
ずっとこの世界にいられたらと思う
でも懐かしむ世界もある
そして戻らなきゃいけない世界もある

どうしたらいいなんて訪ねる暇もない
どうしようもないことくらい分かってる
自分が変わるしかないのに
変わりたくないとダダをこねる
そうやって時間を無意味に使って
いつかは取り返しのきかない時間を悔やむ

ありがとうって言っていればよかったなんて
思ってもありがとうなんてもう言いたくない
誰もが結局自分のことしか興味を示さない
そうやって生きていくしか出来ない
自分をかわいがることしか能がない私
誰かをかわいがることが出来る人はいるのだろうか
血がつながっているならまだしも
他人をかわいがれるだろうか

楽しくない 何か足りない
そういい続けてきた毎日
それでも何も埋まらない 埋められない
なくなったものが多すぎる

消えてしまえばいい 消えてしまわなければいけない

だって私、ここにいてはいけなかったんだもの

忘れてた 自分がこういう人間だって

どこにも存在しちゃいけなかったんだって




楽に行きたい
楽に生きたい

誰かの居場所を捜し求めるために歩き回りたくはない

知らないうちに日記を消されていたり
知らないうちにメルアド変更されていたり

そういう苦悩も飽きた
それなのに新しい日記を検索して探したり
知らないメルアドを推理して送ってみたりして

そういう期待している自分にも飽きた

何も変わるはずないのに
ただただ誰かが私を変えてくれるのを待っていた

そう、それしか出来ないと思い込んでいた
でも、それ以上のことが出来る自信もない

バカだった
あのときはバカだった

そう何回言っても誰にも伝わらないのにね
笑えない
笑いたくない
ただただ
現実には戻りたくない
さようなら
さようなら

また夏がくる
あの夏が


夏は一番嫌いなんだ
夏は一番嫌いなんだ


2006年06月13日(火)

おぎゃー
本日、姉が子供を産みました
産まれたての子供の泣き声を聞いていると

ああ産むのもいいかな
なんてガラにもないこと思いました

しばらく、私は妊娠してるんじゃないかと
思っていましたが思い違いでした
妊娠検査薬は反応しませんでした

最近は人が恋しい

楽しく、楽しく、やっていきたいはずなのに
何もうまくいかない

2006年06月12日(月)

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