蛍桜

≪BACK TITLE LIST NEXT≫

方法なんていくらでもある

戻れる道がひとつもないこと
実はずっと昔から分かってたんだよ
でも同じようなことずっと繰り返して
変わらない景色を眺めているつもりでいた

徐々に 徐々に
周りは変わっていったのにね

帰りたいなんて思わないだろうって笑ってた
確かに 過去に未来などなかった
それでも過去をうらやましく思うのは
過去に戻れば 未来が分かるという
安心感がほしいからだろう

帰れる度胸なんてないくせに
ただ唸って 嘆いて 俯いて さよならした

長い長い道のりを歩いてきたけれど
たまに交じり合う道で 誰かと出会い続けたけど
すぐに姿が消えてしまうのは 分かりきってた
平行な道だと思っても平行じゃない
たまにこっちじゃない方向に曲がっていったりする
待って なんて声が届かないほど
道は急激に曲がっていく
それを裏付けるかのように
この道も逆に曲がっていくんだろう

そこで交わった道で出会った人が
私にやさしい言葉をくれて
その言葉を抱いてまた私は次の人へ会う
道はコンベアーのように私を無理につれていく
でもそうじゃない
道が勝手に動いているわけじゃなくて
私が自分で勝手に進んでいただけだった

誰ともバイバイなんて言葉を交わせないまま
いつ終着点がくるのかをおびえた
あの道へ出たら車が飛び出してくるかもしれない
私はそれにひかれていなくなってしまうかもしれない
血にまぎれたこの道を
私の後に誰かが通ってくれるだろうか
誰かが通ってくれるなら どうか
この血がまぎれた この場所より先へ進めますように

私の人生はここで終わるんだ
車にはねられるかもしれない
自分で湖へ飛び込むのかもしれない

分からない
でも
空はあんなに広い

2006年05月23日(火)

だからみんな去っていく

私は人を不幸にするのが得意だと思う
そう思う
2006年05月19日(金)

しょうがないけど

私はとてつもなく扱いにくいタイプだと思う
喜怒哀楽は抑えているつもりだが
逆に無感情っていうのも扱いにくいらしく
たぶん、「何考えてるかわからない」部類に入るであろうと思う

と、客観的に考えれるようになった自分を褒めたい

私はありえないほどの天邪鬼である
友達の前では自分の恋人の悪口は絶対に言う
うまく行っている 幸せだよなんて絶対に言わない
そうやって幸せを強調してしまったら
奈落に落ちてしまった時 同情されてしまうからかもしれないし
うちらの付き合い方が悪かったのかもしれない

学園恋愛というものを一度はしてみたかった
一緒にお昼ご飯食べたり 友達に冷やかされて一緒に帰ったり
人目を気にして隠れてキスもしたかった
でも、誰もうちらが付き合うことを許してはくれなかったし
それこそ「何考えているのかわからない」からみんなは
勝手に想像して、みんなの中の矛盾が大きくなって
「わけわからない」になって行ったんだろう

私が第一に出した条件
「卒業するまでは付き合えない」

そういうこともあって、人の前では恋人の話をしないよう心がけている
恋人と一緒に友達と遊ぶことがあっても
決して手をつながないし
私はこいつには惚れてないんだという主張をするのが必死で
恋人のことをボロクソに言ってしまう
十分に惚れているくせに

付き合っているのをずっと否定されてきた関係の中
素直に付き合ってますっていうことが悪いことに思えて
恋人がいないところで恋人の話になってもボロクソに言う
結構ぞっこんなくせに
「ほかにいい男おらんかな〜」と言ったりする
その言動が友達にとってはまた「何こいつ」になるらしく
二人の間柄を認めてくれる人はまだいないように思う

別に、誰かに許可されなくたって好きにやる

でも、本人の前でボロクソに言って
自分の守りに入るくせをどうにかしたいとは思う
天邪鬼を最近反省しつつ、少しずつがんばってはいるけれど
実際、その場になるとどうなるかまだわからない

「最近うまく行ってる?」って言われても
「全然」と答える
それが癖になってしまった

「彼のこと好きなの?」って聞かれても
「さあ」と答える
これは照れ隠しとでも言えば聞こえはいいかもしれない


恋人のことじゃなくても、学校で友達と話している時に
「自分はすべてを見透かしてるんだ、自分は悟っているんだ」
というくだらない過程を置いて話そうとする癖がある
だから、「金を持ってる男なんてそこらへんにころがってる」
なんて人を馬鹿にしたような言葉を平気ではける
この狭い教室の中、聞こえない人はいないのに平気で言って
しーんとなった空気を吸って 後悔する

別に、本当に、そんなこと、思っているわけじゃないけど

「ほかの人となんか違うね」って言われても
うれしくも悔しくもないけど
まだ素直になる道は遠いように思う






死にたいっていうのは死にたいからだけじゃない







今のこの状態がいつ終わるのか恐れている、というのが
一番の理由かもしれない
崩れてしまったとき大丈夫なように
何か保険をかけて 自分を慰めれるように
今に期待しないようにしているのかもしれない

これが昔からの私だね


2006年05月18日(木)

ねぇ、助けてなんて
溶けて溢れ出るのは
積もり積もった想いだけじゃない
いろんな色が混ざって
名前さえない色になって
誰もしらない闇に落ちていく

助けてとつぶやくのは私じゃない
小さな手が私の服を掴んで離さない

ごめんね、私は進まなきゃいけないの
だから離して

助けてとつぶやくのが私になる前に
私はここを離れなければいけない

無意味に並べられた数字
無意味に並べられた言葉

一つ一つ拾っては集めて
そしてまたばら撒いてみる
何か新しい言葉ができるかもしれない
何か新しいものを見つけられるかもしれない

そうした行動を小さな手の主は
黙って見つめている
私が止まると彼はまた助けて、という
仕方がないから永遠と一連の作業を続けた
闇はどっぷり浸かって
これ以上ないというくらいに真っ暗になった
自分の手さえも見えなくて
小さな手も見えなくなった

涼しい風が吹く

もう春が終わってしまうね、と呟きながら
一歩だけ歩いてみた

2006年05月16日(火)

そういえたらいい
凍えるのは寒いからじゃない
消えない氷がここにはあるから

指にはめられた指輪が
何事も無く輝いていて
その意味さえ知らずに
ただ魅了されていた

わけもわからずに
時間だけが過ぎていって
本気になれば時間なんて
取り戻せると思った

何も変わらない毎日に嫌気がさしても
嫌気がさすことに慣れてしまって
何かをしようという気持ちがなくなった

新しい髪飾りでも買おうか
そしたらまたその輝きに魅了されるだろう

何も変わらない毎日
変わらないと思っているのは私だけ

周りは何もかもが変わっていく
取り残されていく私
先を急ぐ人たち

私もいかなくちゃ
そう考えるたびに気分が重くなる
さっきまでは隣にいた人が
今はもうあんなに遠くでほかの人と笑っている
どこにも行かないでと言ったのに
行くのを許したのは私自身
その後姿を見ながら
私はまた何も変わらないと嘆く

変わらないのは私だけ
変われないのは私だけじゃない

どこかに落としてきた輝くものを探して
どこかに忘れてきた輝きさえも失ったものを探して

足りないものを埋めようと旅をする

意味の無いアルファベットを見て思う

私はあの中のどれなのだろうか
もしかしたら、あの中にもいないのかもしれない
あの二十数種類ある形の中で
私というものはないのかもしれない

探さなきゃ 探さなきゃ
なくさなきゃ なくさなきゃ
私というものなんか早く、早く

すべて消えてなくなればいいのに


小さなぬいぐるみが立ち並ぶ
赤い服を纏って寝転んでこっちを見ている
どう見ても幸せそうじゃない
どう見ても楽しそうじゃない

ああ私もあんな感じなのかなぁ

苦しいなんて嘆く暇が無いほど
何も無い 何も無いように見える
だから笑う
笑うしかない
がんばれなんていえる資格ない
でも私はほかに言う言葉がない
消えないで 消えないで
そう泣き叫ぶ声が懐かしい

ありがとう
いつかそういえたらいい

誰でもいいから
いつかそういえたらいい
2006年05月15日(月)

爆発予告

そんなもんだね、と自分に言い聞かせて笑うことしか出来なくて
いつか爆発した自分をここに綴りたい

いつも私たちを壊していくのはあなたたちだったじゃないと
心の中でどれだけ繰り返し思っても
それだけでゆれてしまうような関係しか築けないのは私

そして今回もまた揺れたね

幸せに見えないって・・・
自分たちが不幸な時は「幸せそうでいいねー」って言うのに
自分たちが幸せになった途端幸せそうに見えないって言わないでほしかった
幸せだよって自信張って言えない自分が怖いけど

私も昔(っていうほどじゃないかな)友達の彼氏の家へ
行ってしまったことがあったなあ
あの時は他の人も一緒だったからいいかなぁとか思ってたけど
それもそりゃあ嫌だったんだろうって思うことができる様になったけど
単身で友達の彼氏の家へあがる感覚をあまり理解できなくて
でも分かろうとはしなくて、自分の中で閉まってる
だからいつまでたってももやもやは晴れないんだろうな
でも、そのことで誰かがあなたを無視した?
私はされたよ
何、この違い
信頼の違い?
そういうところを考えるたびにやっぱり性格が違うんだと思う
私はこういう風にしか生きていけないんだろうなあ
いっそのこと全部ぶちまけて全部言ってもらったほうが楽
でもそういうことをするのさえ辛い
でもこういうことを経験して、あの時の友達の気持ちが分かるようになった
じゃあそのうち違うことを経験したら
単身で友達の彼氏の家へあがる感覚も分かるかなあ
それは分かりたくないなあ すごい心が痛くなる
私結構根に持つタイプだからなあ
というよりは、自分の中で溜め込むだけだからなあ
この日記はそれを発散する場所だった
これからまたそういう風に戻して行きたいと思うけど
今まではこの日記を見ている人には関係のない次元の話を
していたからどれだけ言っても「独り言」「発散」で済んだけど
一番言いたい内容の人が見ていると「愚痴」「陰口」になる気がする
でもそれは私が見に来てね、って教えたわけじゃないから
私に責任があるわけじゃない 勝手に来たんだもん
だからあんまり気にしないことにする
だってここでさえ無理をしたら、どこで本音を出せるの
毎日、影がちらつくたび心が締められて
その上、彼氏が幸せそうに見えないと言われたら立場ないよ

メモリを全部消したのも人間関係がうざかっただけ
結婚しますの報告もない 同棲しますの報告もない
妊娠しましたの報告も 新しく彼氏できましたの報告も
なんもないのにメモリを残していくのは無駄だと思った
「また遊ぼうね〜」という言葉だけを残してなんも言ってこない人
チェンメを送ってくる人
なんていうかなあ どれが不要でどれが必要かっていう感覚が
一瞬途切れたんだと思う
メモリを全部消したのはメルアド変更が頻繁になると思って
そういうの許してくれそうな気を許した友達数人と
学校関係と家族だけ残った
それが私の生きていく最低限必要な人かって考えたら
きっと違うんだろうなあ
消してしまったメモリの中にもたくさんいたんだろうな
だからこそ、消してしまったけれど、絆を確かめたくて
彼氏を通じて連絡を取れるような人たちは消したし
何かを通じれば私に連絡を取れるような人たちは消した
むしろ、電話番号が変わってないわけだし
電話してくれるかなあ、なんて甘い考えを持っていた
人間関係ってそんな簡単なもんじゃないんだろうね
まだ消されたことに気づいていない人もいるだろうし
プライドがあって何もいえない人もいる
本当に「そっちがその気ならどうでもいいや」って人もいると思うし

100以上あったメモリが今は20を切るくらいしかなくて
その中でメールをするのは5人くらい
電話をするのはたった1人

友達なんていない、と言えるような気がした
実際、友達だと思ってたのに、なんもアクションをくれなくて悲しんだ
結局、私は自己満足したかっただけなんだけどね
出来なくて、悲しい
消えていく人は、意外に多かった
帰って来てくれた人はまだ2人
ありがとうね
それだけでもちょっと救われる

今はどこでも吐けない
全部捨ててしまったから
帰ってくると勝手に高を括ったから

だから、自業自得

いつか、爆発したい
2006年05月05日(金)

≪BACK TITLE LIST NEXT≫

 

My追加メール

My追加

enpitu skin:[e;skn]

 

Copyright (C) 蛍桜, All rights reserved.