Deckard's Movie Diary
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2002年08月30日(金)  アンドリュー・NDR114(スターライト・シネマ・オフ)

 本日は記念日です。昨年のこのスターライトシネマ・オフから多くの映画好きな友人と知り合うことが出来ました。生演奏&弁士付きの無声映画『』は貴重な体験でしたし、その時の知り合った友人達と、この1年間、充実した映画人生も送れました。今年の映画は『アンドリュー・NDR114』。(なんでやネン(笑))まぁ、映画はいいんです。まぁ、アっという間に時は過ぎ行きますし。まぁ、ラストは分りますし。まぁ、それなりに、まぁ、どうでも良かったです(苦笑)悪い映画ではもちろんありません!9人で映画を観て、その後近くのビアホールでグビ!っと1年前を振り返りながら盛り上がりました。本当に楽しくて素敵な仲間です。この歳になってこんな友人が出来るなんて!!!来年もまた恵比寿で会いましょう!映画って素晴らしい♪


2002年08月29日(木)  ウインド・トーカーズ

 『MI2』で多くの映画ファンから「おいおい大丈夫かぁ?」ってツッコミを入れられたジョン・ウー最新作『ウインド・トーカーズ』。昨年のテロの影響から公開が伸びてましたが、ようやく陽の目をみました。率直な感想ですけど、ジョン・ウーはハリウッドに行ってから初めて自分の作りたい映画を作ったんじゃないでしょうか。(違うのかな・・・)つまり、男の友情バリバリ全開映画です。もちろんジョン・ウーですから(って、言い方も失礼ですけど)ツッコミ所は満載です!キッパリ!でもね、そんな事は最初から判ってるコトですからね、全く気になりません(苦笑)でね、個人的にはナバホのベン役アダム・ビーチの表情にやられました。可愛くて・・・って、コレってヤバイ表現かなぁ?この映画はアメリカで惨敗だったそうですが、その理由は観ればわかります。アメリカ産の戦争映画でこんなにも米兵が死んでしまう映画は初めてです。ビックリしました。誰がナンと言おうとオイラは指示します。好きです。


2002年08月28日(水)  ドライブ

 『ポストマン・ブルース』『アンラッキー・モンキー』『MONDAY』とエネルギッシュな作風が邦画界で不思議?な地位を確立してしまったSABU監督。最新作の『ドライブ』です。今までの作品はけっこう好きでしたしね、もちろん期待してましたよ。でもね、ヤっちゃいました(笑)いつかはヤっちゃうと思っていたんですよねぇ(苦笑)元々SABU監督の本職は俳優なんですけど、彼の映画は毎回微妙なバランスで出来上がってました。綱渡りのような不安定さ!そう、一歩間違えるとバラバラになってしまうような危うさ。で、今回!とうとう崩壊してしまいました。この映画はダメです。赤面してしまうような古臭いストーリー展開。どうも前作あたりから、映画を作るようになって欲が出てきたのか、難しいコトをやろうとしてるんですよ。でも、演出がヘタなんで、まとまりが悪いです。つまんねぇー(苦笑)


2002年08月27日(火)  オースティン・パワーズ/ゴールドメンバー アイス・エイジ

 さてさて『オースティン・パワーズ/ゴールド・メンバー』です。前2作に比べてエグさが無くなったとか、同じネタ引っ張りすぎとか、カメオ出演しか魅力が無いとか言われてますけど、ベタな小生には前2作に負けず劣らず面白かったです。どうかなぁ?と思っていたデスティニーズ・チャイルドのビヨンセも中々スマート&セクスィーでよござんした。マイク・マイヤーズもナンだか小奇麗になったような・・・(苦笑)ホクロ、潜水艦、出産、スコット・イーブル、青春ネタあたりがツボでした。

 続いては『アイス・エイジ』。『シュレック』『モンスターズ・インク』ぼのぼの』?と続くCGアニメ作品。はっきり言って、コレって元ネタは『スリーメン&ベイビー』でしょ?普通に十分面白いです。欲を言うと、もうちょっとヒネリが欲しかったかなぁ・・・。リスのスクラットがもうちょっと重大なところで関係しちゃうとかね(爆)監督はCGアニメ『Bunny』でアカデミー賞短編アニメーションを受賞したクリス・ウェッジ。


2002年08月21日(水)  トータル・フィアーズ

 何かと評判が宜しくない『トータル・フィアーズ』。そんなんですかねぇ!これ、いいじゃないですかぁ!前半なんて良く出来てますよ。実に上手くまとまってるし、ジワジワと物語が転がっていく様も悪くないです。原爆シーンの映像センスも好感が持てます。ただ、爆発以降はもう少しテンポアップしても良かったかもしれない。ちょっとドタバタしちゃってるんですよね。爆心地でどうなの?とか、彼女は助かってないだろ!とかね。それでも十分観るに値する映画でした。個人的にはベン・アフレックのライアンはけっこうツボでした。クランシー物としてもかなり高得点なんじゃないですかねぇ。監督は『フィールド・オブ・ドリームス』のフィル・アルデン・ロビンソン。音楽はジェリー・ゴールドスミス。しっかりとした大人の仕事をしています。


2002年08月20日(火)  ピンポン(2度目) ぼのぼの「クモモの木のこと」

 この日は子供達(中3&小6)を連れて映画鑑賞会です。まずは原作漫画で予習はバッチリの『ピンポン』。うーん!やっぱり良かった。個人的にはアクマの叫び「どうしてオレじゃなくて、お前なんだよー!」。これにハマりました。人生ってそういうモンなんだよなぁ・・・・恋も仕事もね!子供達も喜んでおりました。ただ「どっちかっつーと、『少林サッカー』のが好きだなぁ!」だって(爆)

 兄は秋葉原(何故?)へ!弟と二人で『ぼのぼの』鑑賞会。いやぁ、ふさふさなCGがリアルでした。ナンと言ってもアライグマとシマリスがメッチャ笑えます。しかし、テンポがゆっくりなのは仕方ないにしても、このストーリーってどうなの?最後の種明かしで、ちょっと意味不明。弟クンも「なんかヘンじゃない?」って言ってました。惜しいんだよなぁ。もうちょっとなのに!


2002年08月19日(月)  チキン・ハート

 予告編から「お?いいかな・・・?うーん、ダメダメ?」と微妙な雰囲気を醸し出していた『チキン・ハート』。監督は『生きない』の清水浩。プーで殴られ屋をやっている岩野(池内博之)、借金の取立てやティッシュ配りをしている謎の人物・サダさん(忌野清志郎)、叔父の暇な帽子屋を手伝っている丸さん(松尾スズキ)の3人が繰り広げる人生模様。ハッキリ言って、どうしようもなくつまらない!(>_<)アチャ!殴られ屋ってシチュエーションはけっこう面白いんじゃないかなぁ・・・って思ったんですけど、「殴られ屋をやってて、逃げる事がクセになっちゃったんじゃないの?」だって!あまりに安っぽいストーリーに唖然。だいたい演技がヘタな忌野にセリフを喋らせ過ぎだし、セットも手抜きで安っぽい。キタノ・オフィス&バンダイ・ビジュアル!もうちょっと考えた方がイイと思うよ。


2002年08月16日(金)  ノンストップ・ガール

 “ローラーガール”こと、ヘザー・グラハムの『ノンストップ・ガール』。どこがノンストップなんだか(苦笑)、ガックン!ガックン!ブレーキかかりまくりって、テンポ悪いんだよねぇ。無駄なシーンが多いし、98分しかないのに長く感じます。ストーリーは何事もポジティヴで、とことんやらないと気がすまないヒロインのドタバタもの。個々にイケテるシーンはそれなりにあったりするんだけどねぇ。もったいない!クレア・デュバルとかサマー・フェニックスとか無駄に出てます(苦笑)。


2002年08月15日(木)  マル秘色情メス市場

 田中登監督作品『マル秘色情メス市場』。74年の日活ロマンポルノです。74年と言えばトイレットペーパー争奪戦やノストラダムスの大予言、日本沈没と、一足早い世紀末臭さが漂っていました。この映画はその時代の記録として、かなり貴重な映画かもしれません。「ウチぃ、ナンや、さからいたいネン・・・」と娼婦トメの独白で始まるトップシーンから、ドヨ〜ンとあの頃にタイム・スリップ。灰色にくすんだ西成近辺の町並みを舞台に、独り立ちしようとしながら虚無的(懐かしい言葉だ!)な諦めの気持ちと、絶望感が渦巻くこの映画はロマンポルノという映画の枠を遥かに越えてしまっています。指名手配写真の男に思い(父親への?)を寄せながらゴム人形と化したヒロインの生き様に、なりふり構わず発展し、臭い物にはフタをしまくってきた日本人の疲れた姿がだぶります。60年代後半から70年代初頭に大きく歪んだこの国の膿は、オイルショックの焦燥感の中に吐き出され、この後、小奇麗な平和ボケ日本国が歩き出すワケです。当時19歳、この映画を観た時は自分とは全くクロスしない世界に圧倒されたものでした。この映画の為だけに生まれてきたような芹明香、母親役の花柳幻舟の怪演、唯一ロマンポルノの匂いを撒き散らせている女王・宮下順子、当時「ビックリハウス」編集部員・萩原朔美等、出演陣も実に胡散臭く魅力的。フィルムセンターにて観てきました。独断推定年齢50歳以上。男性占有率95%。平日昼間の3時からでしたが満員でした。


2002年08月13日(火)  天国の口 終わりの楽園 あの頃、ペニーレーンと

 『天国の口 終りの楽園』どうなのこの映画・・・一言で言えば。勝手にヤって下さい(苦笑)テーマは『ダスト』に近いんだけど、こちらはメチャメチャ低次元っつーか、やりたい盛りの少年と遊んでるだけ。その理由がラストで明かされるんだけど、だからって、どうなの?まぁ、途中途中に入るナレーションもナンだかエクスキューズっぽいし、「どう?普通の映画じゃないでしょ?」みたいなね。エグゼクティヴのボンボンはアンタの事なんてあっという間に忘れちゃうんじゃない?これからもっとスンゴイ体験しちゃうだろうし。とにかく登場人物の誰にも全く共感できず!(>_<)アチャ!

 スターライト・シネマで『あの頃、ペニーレーンと』。これも2度目の鑑賞でした。劇場で観た時と同様、ちょっと鼻についたけど、まぁいいです。しかし「私たちはグルーピーじゃないの。バンドエイドなの!」っていうところが笑えるナァ。だって「本番女優」を「AV女優」って呼ぶようなモンでしょ。今日って辛口かしら?


2002年08月12日(月)  プロミス

 新聞雑誌等で盛んに取り上げられているドキュメンタリー映画『プロミス』を観てきました。これはパレスチナとイスラエルに住む7人の子供達にインタビューをして、和平の可能性を考えている映画です。たぶん、観ない人も観られない人も多いと思いますので、ネタバレして書きます。

※※※※ ネタばれ ※※※※

 終盤、両者にインタビューしているB.Z.監督がお互い相手に会ってみないか?と提案。会う事を強弁に反対していたパレスチナのファラジ少年(友人がイスラエル兵に殺され、敵を討ちたいと願っている)がイスラエルの双子の少年(ヤルコとダニエル)と電話で話しをし、どうにか納得して実現する。ヤルコとダニエルは父親の反対を押し切りパレスチナへ。子供達は直ぐに打ち解けて傍から見ても楽しそうに見えるが、そんな雰囲気の中でもパレスチナの少年はヤルコとダニエルに「ここではヘブライ語は使わないように!」と念を押す。一日中遊びまくった子供達。夕方になって始まった話し合い。そこには深い憎しみを超えて平和を望む心が・・・。そして、ファラジ少年が思わず涙ぐみながら、「B.Z.さんは、この仕事が終ると帰っちゃうんでしょ。そしたら、ぼく達(子供達同士)はもう会えないね・・・」とボロボロ涙を流す・・・・。映画は2年後に飛び、インタビューはその後の子供達へ。開かれた未来と(イスラエルの環境)そうでない未来(パレスチナの環境)。子供達の素朴な受け答えがそれを語る。
「子供に罪はない。」「でも子供は大人になる。」子供達が語る言葉は素朴で真っ当な真実。そこにはもちろん希望も見出されるが、深い悲しみもまた見え隠れする・・・・。


2002年08月09日(金)  チェルシー・ホテル 遠い空の向こうに

 所謂「ポエティカル・リーディング手法」って奴ですね。イーサン・ホーク初監督作『チェルシー・ホテル』。20世紀ニューヨーク・カルチャーを彩った伝説のチェルシー・ホテルを舞台に、夢見る人達の心象風景をスケッチした映画です。まぁ、感じる映画!って奴ですから、ダメな人は全くダメでしょうなぁ。アタシもちょっと寝ちゃいました。ナターシャ・リチャードソン演じるマリーが独白する、クリス・クリストファーソン演じるうんざりするような作家の話なんか「ケ!」って感じですけど、スティーブ・ザーンが歌う「ジ・ロンリー・ワン」やジミー・スコットの「ジェラス・ガイ」のシーンは心に染みたりもします。ロザリオ・ドーソン演じるオードリーが恋人のヴァルに捧げる詩もけっこう良かったです。懐かしのチューズデイ・ウェルドが出てましたねぇ。

 この日は毎年恒例の恵比寿ガーデンプレイスで行われている“スターライト・シネマ”に友人5人と行ってきました。今夜の映画は『遠い空の向こうに』。公開時に観たきりだったので久々の鑑賞でした。父親と息子の心温まるストーリー。観る前からお酒が入っていたせいか、初めて観たときより泣けました!ほろ酔い気分で流す涙は、夜風に吹かれても一向に乾かず、上映後、目の真っ赤なウサギが5匹、照れ臭そうに立ち上がりましたとさ!


2002年08月07日(水)  サッカー小僧 ゴースト・オブ・マーズ

 6歳の坊やがスウェーデン代表に選ばれWCに導くという奇想天外なサッカー映画『サッカー小僧』。皆からフィンペン(チビっ子)と呼ばれ大人相手に股抜きとヘディングを連発しゴールを量産。しかし、ナンテタッテ6歳ですから、靴紐も結べず、文字も知らないのでサインも出来ない。で、肝心のサッカーシーンですが、6歳にしてはとても上手いですが、やはり大人の中に入ってはちょっとねぇ・・・。ただ、驚くべきはそのゲーム・シーン。超満員なんですよ。当時のスウェーデンの代表監督エリクソンや、代表選手が出演しているんです。さらにクライマックスになるロシア戦はレーニン・スタジアムにスタープレイヤーが総動員されたらしく、実際に素晴らしい臨場感でした。今から28年前の作品で、その頃のサッカー・スタイルも懐かしかったです。何とも不思議な味わいのキッズ・ムービーの製作は、なんと!あの『マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ』『ロッタちゃん はじめてのおつかい』等を手がけた北欧の名プロデューサー、ワルデマル・ベルゲンダール。監督は『みじかくも美しく燃え』『刑事マルティン・ベック』のボー・ヴィデルベルイ。ふーん・・・・なるほど!

 『ゴースト・オブ・マーズ』。えー、あのジョン・カーペンターの新作です。ゾンビみたいのがたくさん出てきます。首がちょーん!ちょーん!って跳びます。画面は暗いです。いつものように音楽は自分で作ってます。それなりに楽しめます。へへへ。


2002年08月05日(月)  イン・ザ・ベッドルーム

 アカデミー作品賞、脚色賞、主演男・女優賞、助演女優賞の候補になった『イン・ザ・ベッドルーム』。痴情のもつれ(この言い方って最近使わないなぁ・・・ひょっとして死語?)から突然、一人息子を失った夫婦。どうしようもない虚無感をトム・ウイルキンソンとシシー・スペイセクがひしひしと熱演し、初監督のトッド・フィールドの演出も実に丁寧で好感が持てます。ああ、それなのに!それなのに!どういうことなの?このオチは!結局はそういうことかいー!どんなに丁寧に描いたってダメなものはダメ!


2002年08月01日(木)  怪談

 東京国立近代美術館フィルムセンターで開催されている「子供映画館」で小林正樹の『怪談』を上映するというので観てきました。もちろん子連れ!映画は遠い昔に観ていますが、さすがに今観ると間延びして見えます。そんなに怖くないしね。でもやっぱり丁寧に作ってますよ。美術と音楽は今でも観るべきものはありますし、何だかんだ言ってもやっぱり名作でしょ。小中学生は100円。大人は500円という格安料金でした。小奇麗なホールは310名収容でガラガラでした。実を言うとココに来たの初めてだったんですよ。綺麗で空いてるし、いいですねぇ。で、今「日本映画の発見察В隠坑沓闇代(2)」っていう企画をやっているんですが、まぁ500円だし、暇を見つけては適当に観に行こうかナァ。と思っています。ほとんど学生の頃に観たモノばっかりなんですが、もう一度スクリーンで観たいですしねぇ。『竜馬暗殺』『マル秘色情めす市場』『吶喊』『昭和枯れすすき』『狂った野獣』『青春の殺人者』『八甲田山』『新宿乱れ街 いくまで待って』『サード』『帰らざる日々』『復讐するは我にあり』『太陽を盗んだ男』『遠い明日』『19歳の地図』 以上が興味あるところ、何本行けるかなぁ・・・・。因みにアドレスは http://www.momat.go.jp/fc.html です。


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