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■ お通夜
友達のお母さんが亡くなったと、昨夜連絡が入る。 ここのところ連絡も取れてなかったので近況はさっぱり解ってなかったのだが、話を聞けば何ヶ月か前にお父さんも亡くなったと言う事だ、何故こんな不幸が重なるんだとちょっとショックがでかかった。 連絡を受けた後はなんかどうして良いやらで、見ていたドラマも途中から全然頭に入らなくて、しょうがないので部屋に未処理のままにされてる封書などの開封や整理を始めてしまった。なんかちゃんとしとかないととか思って空回ってしまっていたのだ。そんな事より着ていく服を出しておかないととか、お通夜なので喪服きっちり着てゆくのはどうなのとか、ぐるぐるしながら仕事後そのままで行ける格好にした。途中共通の友達に車で拾って貰って道に迷いながら斎場へ行く事になりナビが付いてないのでごめんようと云っていた。到着したら既に式は済んだようでお帰りになる一団とすれ違う、会場には親族な方達と話をする友達の後ろ姿が。。。入り口のところで固まってしまう私たち。友達と久々に声を交わして受け付け済ませてご焼香して対面させて貰った。遊びに行ったとき晩ご飯食べさせて貰ったなぁなどいろいろ思い出してしまった。友達も喪主等といろいろと大変だろうに、表面上はしゃんとして見えた。妹さんも私たちと思い出話を談笑出来る状態で思ったより気丈なのだなぁと思えた。帰り際に友達に声を掛けたときちょっと気弱い部分が垣間見えた気がして、思わず腕を掴んでしまった。ほんとなんと声を掛ければいいのか言葉が見つからなかったが伝わってればいいなと思う。 それにしても早すぎる両親の死。自分の事に置き換えて考えてみるとどうして良いやらでパニクるんではないだろうかと思えて成らないのだが。それでもいつかは訪れるだろう親の死は自分の歳を考えるとそう遠い事では無くなっているのは事実なんだなと実感させられる。パニックになろうとも現実は確実に進んでいくわけで悲しみに涙しててもやらなければ成らない事は目の前に迫ってくる。もっと現実を見つめて生きる事を学ばなければ成らないのかも知れないと思わずにいれなかった。 はぁ、なんだか苦しいね。胃が痛いです。 こんな機会ではあったが本当に久しぶりに懐かしい人の顔も見れて、あの楽しかった日々を思い出した。あの頃はほんと楽しかったよなぁと、思う。こう思うのは自分が歳を取ってしまった事実なのかも知れない。 未来に光りあれ。
2005年10月18日(火)
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