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■ ワンダと巨像クリア(ネタバレ注意!)
あのICOチームが放つ最新作品。発売される前から開発コードネームNICOの時からずっと期待に胸膨らませ、ICOと出会えた感動を再びと待ち続けていたゲームそれが「ワンダと巨像」。それを今日クリアしました。もったいないので1日1体のマイペースでじんわりじっくり世界観を堪能しながら、愛馬アグロとの友情を深めながら今日まで来ました。そして今までの巨像との戦いの日々を振り返り感動ひとしおです。期待通りと云うかそれ以上というか、待ち続けていて間違いはなかった。そしてまた再びICOチームの感動の次回作品に出会えることを願いたい。
以下、モロバレ感想(注意!)
最期の巨像を倒しに行く途中、まさかアグロとあんな風に別れてしまうことに成ろうとは。かなりショックを受けました。画面の中のワンダと同様「アグローっ」と叫んでました。ただその場に立ちつくすしかなかった。それでも想いを貫く為にはぐっと堪えて最期の巨像を倒しに行かなければ成らない。 まさにキャッチコピーの「最後の一撃は切ない」はその通りだった。巨像と戦ってる途中ではこの意味は違う風に捕らえていた。巨像を倒した後にワンダが受ける衝撃の切なさなんだと。が、今クリアしてみて思うのはホントの最期の一撃を振り下ろすのは自分なんだと、今までと立場が逆転し巨像の目線に成った時その一撃を振り下ろすことが出来るのかと、ワンダの一途な想いそれは禁忌であり、それを犯してしまった者が受けざる得ないものではあるがあまりにも切なすぎる。自分の命までをも引き替えに蘇らせようとした娘に触れることすら、まして娘の目覚めた姿を見ることもなく闇に捕らわれていってしまう。巨像を倒す事にボロボロに成って行き顔色も悪くってしまっていたワンダの未来を思うにある程度は予想は出来ていた事ではあるがそれでもワンダの幸せをかすかに期待していた。ワンダは最期まで闇にあらがいながらそれでもどうすることも出来なくて。。。しかしワンダの望みは叶い娘は目覚め、それにアグロが戻ってきた時涙が止まらなかった、アグロがアグロが生きてたよ。足を引きづりながら歩くアグロは娘を促し、そこには生まれ変わった角の生えた赤ん坊が。。。ハッピーエンドと言うには切なすぎる終わり方ではあるけれど、語られた事が極端に少ない為に自分で補って話を想像出来る楽しさがある。いかにもICOとの連想をしてしまう終わり方、ワンダと巨像からICOへ世界が繋がっているとしか思えない、そしてまたICOの世界を堪能したくなる。
2005年11月21日(月)
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