a・phá・si・ac ...かな

 

 

- 2002年03月30日(土)

母が倒れました

原因は心労と寝不足
その原因は恐らく
あたしが家を出ると言ったことでしょう


それを 暴力だと 姑息だと 思うあたしは

決して泣くものかと思う



この家にいることがどうしてこんなに苦痛なんだろう
父母も祖父母も好きでいたいのに
いや 好きでいなければと思うこの強迫観念に終止符を打ちたいだけ

多分 問題はあたしにあって
解決する糸口もあたしにある

何故なら あたしより長い年月を生きてきたあの人たちに変われと言うのは 土台無理なのはわかっているから


あなたがそうして 如実に外に出せるけれど
あたしは ずっと見せずに来た
体にできるストレス性の蕁麻疹も
胃痛も 食欲不振も 全て全てだ

にっこり笑って ご飯を食べて クスリを飲んで
トイレで吐く

家に帰る事に違和感を感じてくるまで宛も無く走ったり

でも それは あなたを責める事になるから
だから あたしは一切見せなかった

でも わかって欲しかった
言葉で伝えられないものを


このまま あたしが家を出ることを決めれば
あたしは 悪者でしょう

そして あなたも責められるんだね 責めるんだね
自分を

そして 自分を責めるとあたしに言う事によってあたしを

でも そうして 体調を悪くすることで自分を守れるなら
回りからも 自分からも それで良いよ

願わくば 自分を追い詰めませんように



どうか 強さを

あたしにではなく

あの人に
 


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大丈夫だよ - 2002年03月27日(水)

時が経てば 忘れるだろう
寂しさも 涙も 全部
きっと 思い出に 変わるだろう
いつの日にか あなたと
会えるように 笑えるように
まっすぐ前をみて・・・

カーテン開けたら まぶしい朝の光
今日から この部屋で 新しい生活が始まる

髪を切った
電話も変えてみた
あなたのためにできることは
“もう 振り向かない”

時が経てば 忘れるだろう
寂しさも 涙も 全部
きっと 思い出に 変わるだろう
いつの日にか あなたと
会えるように 笑えるように
まっすぐ前をみて・・・

時が経って 今 気づいたよ
あなたの最後のやさしさ
つらい思いしていたのは
私だけじゃなかった

泣きたくなった
切なくなった
グッと顔を上げた

澄みきった空 “何してますか・・・?”
ひこうき雲 指でなぞる

心の隅に 置いていてね
二人だけの思い出

時が経っても 偶然会っても
いつもの私でいられるように
“久しぶり”って“元気だった?”って
笑顔で言えるように
胸をはって 人混みの中
まっすぐ 歩いてゆく



WORD BY MAYO OKAMOTO



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今更やけど - 2002年03月25日(月)

Lifetime Respectを歌ってもらって
ほんわか幸せになれるだけでは済まないあたし

そういう年頃なのか 性格なのか

あなたがあたしに望む事は
あたしがあなたに望む事


そして

あたしがめぐり合うはずの

「あなた」

はどこにいるのでしょう




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シュミレーション - 2002年03月19日(火)

29日の夜くらいにゆーかな。("-")。しゅらばらんばだ〜
んで、30日の朝に物件見につれていってあげよう("-")。しゅらばらんばだ〜

冷静に淡々と言う。


母さん、ちょっと話しがあるねんかぁ。

ん?なんやの。

一人暮ししようと思って

はぁ?(すでに激高の兆し)

いろいろと考えて決めてん。

なにゆーてんの。あんた。だめ。ぜったいだめ。(激高)

うん。でも決めてん。

そんなん許しません。

まぁ、明日住むのに決めたとこ、見て。えーとこやから。
(すでに話しがかみ合ってない(笑))

なんでやの。理由はなんやの。

うーん。色んな理由が一杯重なって、かなぁ。
何にしても30歳になったらか、おにーちゃん夫婦に
子供できてもまだ家に居てたら出ようとは思ってたから。
勿論、家に居た方が色々良いことあるのもわかってるし、
心配かけるのもわかってる。
そういうこともここ数年ずっと全部考えてて、それで決めてん。
なんかあったら帰ってくるから。
心配かけるけど、ちょっとじっくり見守ってて欲しいねん

(母何かしら言ってくる)
(何言われてもうんうんと聞く )
(んで最後に)

あたしな このまま家にいたら駄目になる



そんなもん自分の心がけ次第ですっ。
それを家のせいとか環境がとかゆってる自体
甘えてるんじゃないのっ?!キーーーッ

うん。でもな。家に居てこのまま甘えてしまって、
居心地悪くなってせっかくのお父さんやお母さんや
おじいちゃん、おばあちゃんの愛情をまっすぐうけ
とられへんくなるのがいらんねん
いつも、お母さんありがとうって思うのに、近すぎて
素直に感謝があらわせないのは、やっぱり甘えてる
からやと思う。

甘えないようにしたらいいぢゃないのっお母さんは
あなたを甘やかしてるつもりはないしあなたもそーして
くれたらいいぢゃないのーーえぐえぐきーーっ

それができたら良かったんやけど、ここ数年頑張って
みたけど、やっぱり難しいなって思って。
それがお母さんにものすごく寂しい思いをさせてた
こともあるからね。手紙でいつも書いてくれてたやろ?
環境変えて何とかなるかもしれないなら、変える価値は
あると思うねんな。
まぁ、地元に勤めてるし、ちょくちょく帰ってくるし、
心配やったらちょくちょく覗きに来てくれたら良いし。


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仲直りしよう - 2002年03月07日(木)

K事業部解散したらしいで

と1年ほど前にあたしが在籍していた部署の噂を聞いた

おまえ潰したんちゃうやろな



と笑いながら言われた瞬間 そいつの顔をぐーで殴ってた

殴られた男は呆然として床に椅子ごと倒れた
回りにいた知人たちは慌てて間に入った

あー ごめん 気分悪い 場壊して申し訳ないけど帰るわ


その部署はあまり良い想い出が無かった
中途の契約で入ったあたしは 
あたしを認めて拾ってくれた上司に
少しでも応えようと必死だった

時代の流れとしてITバブルの真っ只中
黙っていても功績は伸びる業界 そして時代
でも このままいけば バブルがはじけたとき
目が当てられないのは必至だった

上司は 良い人だけれども 人が良すぎて 
長いスパンで物事を考えられない人だったので 
それを補えればと企画をいくつも挙げた

でも それは全て 先輩面した男性社員に握りつぶされた
いや 握りつぶされた方が良かった
彼の名前で上がった企画書をあたしは何度破いたことか
それでも その企画が通ったことで何か良いものが
残れば少しは救われるかもね と 
事情を見てくれていた人たちには力なく 笑っていた

また別の先輩は おまえみたいな後輩を
手元においたあいつの運のよさだと
慰めてるのか突き放しているのか
わからない言葉をくれた

上司に直談判しても そういうことは
まずH君に相談して と出張の多い
彼は申し訳無さそうにいつも答えた

彼じゃ駄目だと言っても 君も苦労すると
思うけれど根はいい奴だから一緒に頑張って
行ってくれ と上司は 自分の最大の処世術で
ある人のよさを全面に押し出して答えるばかりで

ああ なるほどね

と入社した当時 不思議だった 
部の人たちの間に漂う諦念のわけが
わかった気がした



結局 社の方針と 直属の先輩である男性社員と
そりがあわずに 契約更新の懇談の場で 
更新する気が無い事をつげで上司たちを唖然とさせた 
青い顔をして引き止める上司と目を合わせることなく
差し出されたいくつかの好条件も 書類を読みもせずに断った

理由を聞かれ 居場所間違えたみたいです と席をたった



苦いざりざりした後味だけが残った
巨大企業 はりぼてのような脆い組織
敗北感でもないけれど 焦燥感のようなものは残って
その後 その事業部の業績が悪くなり 
立ち上げたいくつかのあたしの企画も行き詰まって
行ったことを聞いた
当たり前だ 
あんな上っ面の企画書じゃ落としどころ
間違えるに決まってる


結局 事なかれの保守主義のもとでぬるま湯の中
仲良しごっこで 漣も立てずにやってれば
乗り越えられると思っていたのだろうか

事実 今現在自社の不動産を売りに出さなければ
やっていけないほどの業績不振に陥っている現実が 

あたしが正しかったことを証明してくれた自己満足と

そして


そして それを止められなかった 奢った罪悪感を煽る



殴った拳はじんじんして 爪がおれて掌にささって
血が出てたのは お風呂に入ろうと思ったときで 
ああ 随分な勢いで殴っちゃったなぁと
反省はしたけれど 謝るつもりは無かった

その後 そいつからは 何度も電話やメールがきたけれど
あたしは一切 無視した

知人達からは 
あいつ むちゃくちゃ反省してるからいい加減仲直りしろよ
と言われたが うるさい と取り合わなかった

見てたくせに あたしがもがいてたのを
冗談でも 言っちゃいけない一言だ



先日 転寝してたところにかかってきて 
うっかり電話を取ってしまった あたし

朦朧とした意識で耳元に聞こえたそいつの声は 泣いていた

ああ もう 何も言わなくて良いよ



ほっぺた痛かったか と問うと ああ と
短く答えるそいつに

そっか あたしの手も痛かったよ と言うと 
小さく ごめんな と呟いた


OK 仲直りしよう








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