土曜日は朝から用事 いつもとは違う道筋で ちゃりり〜で走っていると
とある場所で 偶然に人と出会った
最近僕が不義理がちで 連絡も絶えそうになっていた
神サマなんて信じてないけど 大切なものを失わないようにしてくれる そんなタイミングはあるものだ
嬉しかったと同時に 取捨選択の分別もなく 自分勝手に暮らす自分を少し反省した
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日曜日はバスカントリーのトーナメント
スタッフとしての参加も何回かが経ち 役割みたいなものが分かってきたのか 流れに逆らわない立ち回りが出来始めた
回を追うごとに 参加して下さる方たちの幾人かとは 気さくにお喋りも出来るようになって 動き回っているのも素直に楽しい♪
何人かの人はきっと 僕とバスカントリーのつながりを知らない
でも音楽人としての自分を その場で無理に押し出さなくても 僕の事を分かって下さっている人が 驚くほど大勢いて下さるという事実
それも素直に嬉しく思った♪
僕が本気になる場所なんて考えじゃなく 実はどこでも本気じゃなきゃダメなんだ
人と人が接しあう瞬間を大切にしたら そこには必ず何かが残って行く
振り撒いたらエゴになる 自己顕示欲を披露する場所は 確かに一つでいい それ以外ではおくびにも出さなくていいんだろうな〜 だからといって いい加減な人付き合いで流しちゃダメなんだ
思い返せば数え切れないくらい いい加減な姿をさらしてきたな〜 これもまた反省だ
本気でその人と接して行こう たわいのない事なんてきっとない
そう思えたら強くなれそうだな♪
今日一日 首が痛くてたまらない
今も直らないまま 眠るのが怖い
最近よく寝違えになる
しかも 一度なってしまうと なかなか直らない
換えたマクラが悪いのかな〜?
痛いな〜 ヤダな〜
誰か マッサージしてくんないかな(笑)
「アイツ、どうしてるかな〜」
気がかりな相手がいる日常は 実はとても幸せなものだ
アイツがくれる手紙は いつでも優しく厳しい
僕は何度も読み返す
つながり合う言葉の中に 二人のつながりを確かめている
いや
僕だけが求めているのかもしれないな
アイツは一人で立っていようとするからこそ 周りの多くの人が支えようとする
僕は ハナから人をあてにして立っている・・・
アイツという鏡に写る僕に 生身の自分はいつも問う
「いったい何が足りない!?」
ヘタクソなアイツの字が 僕の無駄骨な器用貧乏を たしなめている様に見える
それでもアイツの手紙に 確かに救われている僕がいる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アイツ:参田夜士郎/大阪在住一人歌唄い
しとしととは お世辞にも言えない いささか強い雨
久しぶりに 原チャリに乗る
このところ ちゃりり〜ばかりで 道路の事を知らずにいた
アスファルトが一部削られて 溝にタイヤがとられそうだった
滑るに近い感覚で 小刻みに揺れる原チャリ 地に足が着いていないようで 雨もあって少し怖い
こんなたわいない事を 思い返してみても 今の自分がダブって見える
ちょっと最近弱気だったりするな〜
花のある道を選び 街を出来るだけ避けた
負担のない速さで 歩く様に自転車をこぐ
雨を匂わせる 薄暗い夕暮れが 景色を少し遠くする
花の見頃など 人の決め事
花はただ 訪れた春を喜んで咲く
川沿いのベンチで止まり ヘッドライトが気になる時までいた
仰向けの視界に 曇り空と花を入れて 何をするでもなく見ていた
・・・
最近人と会わない 会いたくないわけじゃない 自分から動かずにいたら 誰とも会えないだけの事
会ったところでグチるだけ 会う人は迷惑するだろう
花は何も言わないけれど 今の僕には最高の聞き手
「今夜もさ、がんばるわ」 そう言ってちゃりり〜にまたがった
往来を邪魔と感じない速さで 溶け込みながら走って帰った
朝夕 外へ出ては 花を見ている
日に日に 盛りに向かう 花を見ている
これほど多くの人が 空を見上げる季節は 他にない
これほど多くの人が 一人微笑む季節も 他にない
花を見ている
花の向こうは 明るい気がする
人それぞれに 重ねる思いは違っても
生命の息吹に 心を洗っている
花を見ている 花を見ている
淡い光を手土産に 遠くで月も 花を見ている
あらゆるものが 花を愛でている
柔らかい・・・
とてもゆっくりと 自分なりにいい歌が歌えた
でも お客さんが呼べなくちゃ
芸人はクソだ
またアタマがごちゃごちゃした
ごちゃごちゃとは 血迷っているだけだと 心では分かっていながら・・・
いい歌が歌えたのにという思いだけが 行き場をなくして取り残された
ちょっと寂しい思いをしながら 夜の桜を見ていたら
その横で新緑を咲かせる しだれ柳が目に入った
誰の目にも明らかな美しさと
見過ごされがちな美しさ
春に芽吹く美しさには どちらもなんの変わりもない
そんなしだれ柳に感謝した
2002年03月22日(金) |
困ったちゃん(T_T) |
パソコンがおかしい
いや、 普通には動作しているんだけど なぜか 音楽作成ソフトだけがおかしい ミュージックフォントが認識されず 楽譜と音符がちゃんと表示されない
幸いにも音は出るので 出来上がってるのはだいじょぶだけど 作りかけの曲が打ち込めない アルバムに入れる曲の後1曲が未完成なのに・・・
ソフトを再インストールすれば 直るだろうとタカをくくっていたら インストールの最後の最後に 「フォントが登録出来ません」・・・
どうしてなの〜!?なんでなの〜!?
昨日書き上げたシナリオで 来月のラジオを収録した
ズルズルの鼻が かえって功を奏し 力みのないお喋りで 終始いい感じだった
4時間ほどで録り終えて 一休みしてから ちょっと遊んでみた
「サイトで生声を届ける」
文字だけじゃなく 僕を感じてもらいたい
文字だけで 歯がゆい思いをしていた そんな僕のひらめきを 楽しんでもらえたらいいな
あまりに適当で つたないお喋りだけど あまりに不完全で いいかげんなお喋りだけど
たぶんきっとそれが 「人」だったりするんだよね
2002年03月20日(水) |
One way Radio |
ラジオのシナリオを書いている最中 ディレクターから電話があった 事前予告があったので驚かなかったが 2局ネットの片方でのオンエアが 3月クールで終了になると決まった 大幅な番組改編が行われるのだそうだ
ゲスト出演じゃなく パーソナリティとして時間枠をもらい 初めて番組を作らせてもらった局
2年前始めた当初はBGMから流す曲まで フジタスミト一辺倒なエゴ番組を作っていた 正直に言えば 「売名行為」としてしか番組を見ていなかった
そんな番組がリスナーに受け入れられるはずもなく 半年くらいノーリアクションが続く中でスタッフは 『いかに聞き手が番組を支えるか』を 心遣いにあふれた言葉で説き諭してくれた
自分が歌い継いで行く曲を 決して人の為に歌う事はないが 歌う曲が人の何かに重なっていく… そんな経験は何度もして来た
「立ち上がる」のは自分であり自分の音楽だが 「立ち続けられる」のは自分だけの力ではない
同じ想いがラジオというメディアにも 絶対に必要なのだという事を スタッフは気づかせてくれた
ディレクターの紹介で出たイベントで 「いつも番組楽しみに聞いてますよ!」と わざわざ遠くから見に来て下さった人達 その一言でイベントの疲れは吹き飛び 夜中の高速を京都まで意気揚々で帰った
顔も姿も分からない僕のOne Way RADIOだけど 想いを重ねてくれる人は必ずいる その確信が今後も僕のラジオを支えるだろう
さあ、 今日中に書き上げてしまわなくちゃ(^_^)
音楽に携わるようになってから 僕の耳は本当に酷使されている
大音量の渦で歌っていた時代から 大きな音の快感を覚えている耳は いつのまにか小さな音では 頼りなく感じるのが当たり前になっている
ソングライター的活動を始めてからは ヘッドホンを装着しない日は1日もなく 一音一音を聞きつつ全体を聞きながら 神経は絶えず鼓膜に集中している
ちまたを流れる他人の音楽においても 半ば無意識に耳は音を追いかける 目くるめく代謝を繰り返す音楽に 時おり襲われるような感覚がある
メニエル
そんな病名を 聞いたことがあるだろうか 三半規管に異常をきたし 目まい等の症状が出る
3年くらい前に 目まいが止まらず医者へ 脳の検査に異常はなく 耳ではないかと言われた
耳鼻科で聴力の検査をすると メニエルの疑いはなかったが 右耳の聴力が極端に落ちていた 疲れやストレスが重なり 一時的に似た症状が出たらしい
聴力低下と診断された右耳も 通院しているうちに 左とほぼ同等に回復し 胸をなでおろした事がある
本当に怖かった 今でも心底怯えている それでも耳を使わなければ 僕は何も生み出せない
悩み焦る脳みそのせいで 鼓膜はオーバーヒート気味 いたわってやらないと またエラい事になりそうだ
ちょっと息も抜かなきゃな
一通の封書が届いた
そこには 花粉症に効くグッズが 一緒に入っていた
早速試してみると 心地よい香りが 部屋を満たした
気持ちが少し穏やかになり 鼻の具合もいい感じ♪
よくよく思うと 僕は鼻の機能を
「呼吸」 「おいしいニオイを嗅ぐ」 「イヤなニオイを嗅ぎ分ける」 その程度にしか使っていない
部屋を満たしている香りが その事を気づかせてくれた
この新鮮な香りの力で 今年の春を乗り切ろう
このありがたい心遣いを糧に 新しいひらめきを生み出そう
そして 僕の出来ることで 感謝の気持ちを表そう
も少し待っていて下さい♪
小春日和の中
銀閣寺にあるラーメン屋 「ますたに」へ行った
あまりに有名になった其処は 観光シーズンもあって 混雑の時間帯を避けても 並ばなければいけなかった
常連はここのシステムを 熟知している そのリズムを乱すのは 大抵が観光のお客さん
その狂ったリズムを 絶妙に修正していく 店のおばちゃんたち
「さっさと食べてさっさと出る」
せわしないリズムではあるが それがこの店の「普通」
おしゃべりをしながら ガイドブックを広げようとする そんな仕草が生まれないように 上手にお客さんを流れに乗せている
あくまでさりげなく心地よく 強要している素振りもなく 店の決まりごとが守られる
何にも相通じる気がした 何気に素晴らしい
ずっと前からこの店で 僕はこのリズムと共に ラーメンライスを食べているんだな〜
2002年03月16日(土) |
少し見えたような・・・ |
今日も朝から ヘッドホンつけっぱなしだ
今日は録音というよりは 納得いかないままのベースの音を 腰を据えて作ろうと思った
自分なりの答えを 3時間ほどかかって捜し
ドラムトラックに合わせて 弾いてみる
我ながら「ヘタ」である 幾ら音をそこそこにしても 腕まで向上するワケではない
音質にこだわる事 演奏力にこだわる事 レコーディングを頓挫させている それらの要因にがんじがらめの自分
ヘタなものを世に出せない恐怖心
「上手やね」 「キレイに録れてるね」
おいおい! そんな言葉を求めているのか!?
自問自答している中 最近のテレビ番組で ブルースリーが言った事を ふと思い出した
「Don't think! Feel!」
そうだ!そういうものを作りたいんだ!
鼻がずるずるである
家の中では なりふり構わず
「鼻ティッシュ牛状態」
この調子ではもちろん 歌の録音なんて出来るはずもない
これはきっと 「今はまだ歌入れの段階じゃない」と 何かが教えてくれているのだろう
しかし・・・ 機材の前でうつむいては ズル・・・
弾いているギターを覗き込んでは ズル・・・
だ、ダメだ〜っ!
僕らの付きあいは かれこれ10年以上になる 僕はただの客で 彼はただの店員だった
その頃の彼を プロとして扱う他の客と 僕は明らかに違う感覚で 彼と接していた
彼と共に遊びに行くと 決まって僕は 彼の教えを聞かず 自分なりに考えては 玉砕していた
そんな僕のやり方を 彼は認めていたようで 今も僕に無理強いはしない
音楽と釣りという 表面上の相違こそあれ 共通するものを多々感じ 共に行動する度に 僕らは必ず話し合う
お互いに全肯定する仲ではなく 時に喜びを分かちあい 時に互いを叱責する関係を 僕は大切にしていきたい
この週末 彼は彼なりの楽しみ方で 苦しみつつも充実するだろう
リアルな断片を伝えよう 「心のりんく」と共に ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
がんばれ!
今日は胃痛がひどい
この日記を書いている今も 薬を飲んだにも関わらず 非常にツラい状態だ
「今度なったら覚悟決めて、また胃カメラ飲むぞ!」
そう決めておいて薬で蹴散らし 日々を送ってきたが もうごまかしきれそうにない
この痛さじゃ眠れないぞ〜 かと言って 音の作業どころでもないな〜
ちゃりり〜♪のおかげで 外身はだいぶ丈夫になってるのに 内臓がこれじゃな〜・・・
でも「痛いだけ」っ。 元気っきです(^_^)!
帰りにスーパーに寄った
鮮魚コーナーで ふと見かけた 富山産のほたるいか
この時期すでに シーズンも終わりのそれは ちょっと安く店頭にあり
なおかつ閉店間際で \100引きのシールが貼ってあった
食べ倒すほどでもないが これも僕の好物 そそくさとカゴに入れた
おウチに帰って 酢ミソをチューンアップし ぽこぽこと口に運ぶ
ふと なぜこれが好きなのか考えた
もともと 酸っぱいもの好きなので 酢ミソが好きなのか
もともと イカが好きなので その風味を好んでいるのか
・・・む!? それだけじゃないな
実は同じ事を 毎年父ちゃんもしていたな〜・・・
きっとそういう事なんだな〜
2002年03月11日(月) |
ちょちょいと出来ないもんだ |
夕方に電話が鳴った 最近お互い忙しくて 殆ど顔を合わす事がない おくむらさとしからだ
テレビ番組のエンディングの ショートバージョン作成依頼
そのままの音源を提供して以来 久しぶりにその音を 頭に思い浮かべてみる
結論はすぐ出た この曲は編集作業では 絶対つぎはぎが出来ない
という事は・・・ 新しいレコーディングを 再びするしかない
その作業にかかりっきりの夜 オリジナル音源の原形を保ちつつ 色々な手直しを加えていく 歌入れは夜中に当然出来ない どこかで日中にこなそう
改めて見直してみると僕が作る曲は コマーシャライズドされていない
フルコーラスで聞き終えて初めて 自分の伝えようとするものが 聞き手に見てもらえるような 大きなスパンで曲が出来ている
もともと番組の曲であるにも関わらず 僕は自己表現をまっとうする為に そこにエゴイズムをフィードバックしている
優先順位を間違っているのだ
「何に重きを置くべきか」
それを明確にしておかなくちゃだな 修行じゃ〜
楽しかった事 喜びあった事 励ましあった事 分かちあった事
辛かった時 腹が立った時 うんざりした時 悩みまくった時
そして どうしてもなんとかしたかった理想 どうしてもなんともならなかった現実
文字しかない世界の 文字しかない故の舌足らずな歯がゆさ 顔も名前もいらない世界の 覆面が故の面白さと恐ろしさ
サイトを楽しく育てて下さった人に 改めてお礼が言えるとしたら 僕は出来る事なら 表情や仕草や音声のともなう世界で 「顔を会わせ」て頭を下げたい
ホントに沢山の出来事があり その度に悲喜交々を教わった そんな4つの扉を今日閉じました
また「会う」日まで、「会える」時まで♪
その時まで 僕も Slow Starterも よりたくましく成長したいと思います
Hasta la vista ! amigos !
彼はまだ生まれて間がない 傷一つない白い肉体 部屋の空気になじもうと 毎日何かしら変化している
触れる度に違う肌触り 鳴く度に違う響き それでも目に見えて 僕に近づこうとしている
隣では百戦錬磨の強者が 傷だらけの風貌で見守っている 「相棒としてはまだまだじゃ」 そう言いたげな姿
彼は自分でも分かっている 強者の足元にも及ばない事を 僕も彼を分かっている 何年か先に肩を並べるであろう事を
今はお互いの長短所を 補いあいつつ僕を助けてくれ
やがて彼がかけがえなくなった時 それまで強者は生きているだろうか かといって腫れ物に触るような 生半可な付き合いはしたくない
そんな付き合いをする生き物が 部屋には沢山住んでいる
…レコーディングでの一風景
深夜の自宅では 音の出る録音は出来ない
ヘッドホンをかぶり 音源から出る音を聞きながら ず〜っとPCとにらめっこだ
楽譜を見ながら♪を打ち込む 繰り返し聞いては手直し
ただ延々とそれだ
機械は何もかも イメージ通りには動いてくれない
それでもなんとかして 近づこうとしなくては あまりに無責任な音になりそうで そんなままじゃ納得出来るはずがない
そんなやりとりをPCとする
楽しんではいながらも 同時にアタマがオーバーフローする これ以上はムリと分かっていながら そのジレンマと戦ってしまう
「もうぅぅぅぅ、なんでそうしか出来んのよ!」
マウスでパッドをバチンと叩く・・・
それでもまた気を取り直して
楽譜を見ながら♪を打ち込む 繰り返し聞いては手直し
ただ延々とそれだ
もう少し先の充実感を目指して
2002年03月07日(木) |
こんな事がうれしいなんて |
今日もちゃりり〜で出かけた
お昼に川沿いを走りながら なぜだか変な事を思い出した
「両手離し運転とかしてたな・・・」
子供の頃ごく普通にやっていたのに それを今の今まで忘れていたのだ
いざやってみようとすると とても勇気が必要で
出来なかったらショックだな〜とか 走りながら色々思案しつつ
「チャレンジするし、コケたらゴメンな」と ちゃりり〜に話しかけた
本当に勇気がいった でも身体は見事にその感覚を覚えていて 十数年ぶりに僕は手放し運転で走った
「ちゃりり〜!ちゃんと出来たで〜♪」
そう言いながら一人喜んでいる僕は 周りの人には怪しかったに違いない
でも、ホントに嬉しかったんだ♪ こんな事が。
「ハヤシライスの300をお願いします」
今日のお昼ゴハンはココイチ
僕の好物数々あれど、 ハヤシライスとは長い付き合い
小学校の低学年の頃、 父が複雑骨折をして長期の入院をした 病院の地下にあった古い食堂で きっと初めてハヤシライスに出会ったと思う
家でも母のお手製ハヤシライスは いつのまにか我が家の定番メニューになっていた 食べ盛りだった僕はそれこそガツガツ食べた 今も実家に帰る時に母に何が食べたいか問われると 「ハヤシライス」の話が必ず出る
大学の食堂にもハヤシライスがあった 学生の誰からも恐れられた 変な意味で名物だったハヤシライスは 目まいがするほどマズかった ハヤシライスを残したのは後にも先にもあれだけだ
今もハヤシライスは僕の日常食 色んな思い出と一緒に ステンレスのスプーンを踊らせている
2002年03月05日(火) |
雨の中で見たScrap&Build |
今日も帰りは雨
この前の事があってから リュックに入れていたヤッケを羽織り リュックにカバーもかけて出た
上半身は全然平気だったが ジーパンは相変わらず
結局はずぶ濡れになりながら 暗闇をゆっくり走っていると 色んな自分が見えてきた
思うようにいかない事 忘れてしまえたらと思う事 そして 望まなければ楽かもしれない事
気楽に物事を考えられない そんな自分が 自分で首を締めているだけ
今まで築きあげたものを 守るための優しさは 時に自分でも偽善と思えた
気取ったり いいカッコしたり 見栄を張ったりでこりかためた自分
「0」になる勇気 今僕に必要なもの そこからまた一つずつ築いていこう Scrap&Buildしかない道に立つ者として
煮詰まっている
かなりキている
「何がやりたいのか?」 「何をどうしたいのか?」 「こんなやり方でいいのか?」
音を録りながら 半信半疑でギターを弾く
こんな状態で 出来上がったものが いいとは思えず 途中で放りだしタバコを吸う
自分の方向を今一度見定めるために 今日僕は自己中心的な決断を一つ下した
ごめんなさい
今の僕の脳は ちょっと普通ではない
優しくなれるものさえ限られてきた
色んな抱え込んでいるジレンマのせいで 僕の悪いものが飛び火するのを防ぎたい
その想いで4つの扉を閉めようと思った
納得のいくものを創るまで 精一杯やるため
少しだけ独りの時間を増やします
日中は レコーディングの再チャレ 夜はちょっと ホームページをいじってみた
青は僕の好きな色だったが なんだかちょっと寂しい 寂しい気を呼んでくるような そんな気がしてしまっていた
真っ白は目にしんどい かといって暗くはしたくない そんな結果選んだ色は 生成りに近い黄ばんだ白
この変化はこのサイトの 近未来の変貌を示唆している
レコーディングも忙しいので ぼちぼちペースで進むだろうが 抜本的な構造改革を構想している
一部には痛みも伴うだろう 誰が痛むかは予測もつかないが 怖がっていてもステキな場所には 決してなりはしないだろう
さらなる進化を
2002年03月02日(土) |
「一喜」明後日「一憂」 |
先週までのレコーディングを 改めて聞き直す
録り終えた時は 「よっしゃ〜!ばっちグ〜♪」と 汗を拭ったにもかかわらず
聞き返すと 「なんじゃこりゃ?」と思う
毎度毎度そのくりかえし
一度思ってしまうと もうダメだ のべ15時間の作業は 水の泡になった
セルフプロデュース
客観的に見直すやり方しか 今の僕にはない 親の贔屓目で自分の音を見る事は 僕には許されていないから
タマゴが先かニワトリが先か 生き様も音楽もみんな 一喜一憂という言葉で片付く
僕は分かりやすいのか はたまた分かりにくいのか
… さ、再チャレだ
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