2004年07月23日(金) |
ターちゃんとルルちゃんのはなし このまえのにちようび (1) |
かわいい表紙にひかれて、図書館から借りて来た本です。 表紙にはターちゃんとルルちゃんが仲良く書かれているので、 てっきり二人がとても仲良しさんなのかと思ったら…
この本には二つのお話が納められていて、 ひとつはターちゃんのお話で、もうひとつがルルちゃんのお話なんです。 そして、お話のなかで二人はある場所で共有する時間を持つ…。 おもしろい設定の仕方だなぁ…と、感心しました。
娘はお話はもちろんなのですが、 ターちゃんとルルちゃんの挿絵が気に入ってしまい、 お手元本にしたいそうです。(^-^)
「このまえのにちようび」というシリーズ、あと2冊出ているらしいので、 次は(2)を借りてきましょう♪
「ターちゃんとルルちゃんのはなし このまえのにちようび (1)」 たかどのほうこ アリス館
2004年07月17日(土) |
「ノックメニーの丘の巨人とおかみさん」 |
この間、ブッククラブの配本で我が家にきた本です。 娘のお気に入りのトミー・デ・パオラ。 アイルランドの昔話で、娘はケラケラと笑いながら聞いておりました。
さて、この本がすっかりお気に入りとなった彼女。 寝る前の1冊に、この本が再度登場です。 今夜の読み手はパパ。 読み始めてしばらくすると… 「おぉ!こんなところに!」と、パパの声。
ん?! 何にかと思って、後で聞いてみると、 パパが感動(!?)していたのは、 巨人のフィン・マクールがアイルランドからスコットランドへわたる道路を つくるページでした。 フィン・マクールがつくっていたのは、 実は「ジャイアンツ・コーズウェイ」という 世界遺産に登録されている北アイルランドの六角形石柱群。 この柱状節理は、どうも物理学者の気をそそるらしい…。 (そういえば、玄武洞に連れて行かれたことがあります、私。) そんな訳で、「ノックメニーの丘の巨人とおかみさん」から 気分はすっかり世界遺産の旅へと飛んでしまった我が家…。(^-^)
その他にも、このフィン・マクールはケルトの伝説に出て来る人物であるとか、 レプラコーンのこととか…etc. この本からいろんな話題が出て来て、次の日の食卓がにぎわいました。
ケルトという言葉を私が知ったのは、ここ数年のことだけれど、 娘はこうして絵本でこっそり(?!)ケルトにもふれ合っているんだなぁと思うと、 うらやましくもあります。 絵本で親しんだ世界が、ある日、「ああ、このことだったんだ!」と見えて来たとき、 きっと嬉しいでしょうね。 (現に、今日、この絵本のワンシーンが、世界遺産だと知って、 感動したのは、何を隠そう、この私…(^^;)
『ノックメニーの丘の巨人とおかみさん』 トミー・デ・パオラ / 再話・絵 晴海耕平/訳 童話館出版
ちなみに世界遺産への旅は黄門様のおともで…(笑)→こちら ジャイアンツコーズウェイが堪能出来ますよん。
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