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2013年12月08日(日) 「BAYONETTA Bloody Fate」


ゲーム原作です。プレイしたのいつ頃だったっけー…と自分のログ漁ってびっくり、2009年発売って、4年前じゃん!もうそんなに経つのか!最近ほんと時の流れが高速化していて驚く…

木崎監督+ゴンゾの劇場アニメはアフロサムライレザレクション以来ですが(→あのとき舞台挨拶付き上映見に行ったんだよなー)、期待通りのアダルトな仕上がりで面白かったです。私の中で木崎監督は今主流の萌え系アニメの対極にいるイメージで、それがベヨネッタのイメージとぴったり重なるのよね。なのでTGSで発表されたときから楽しみにしてました。監督だけじゃなく絵コンテや演出も手がけてくれてるのでより一層木崎色が強い作品に仕上がってるんじゃないかと。

原作は記憶をなくしたまま復活した魔女ベヨネッタが天使を狩りまくって地獄のお友達のエサにするゲームです。天使側がモンスター扱いなのが面白いところ。そのうち謎の魔女ジャンヌやセレッサという子供が現れベヨネッタは己の出自を探る旅に出る…というストーリーで今回のアニメも忠実にこの流れですが、少々急ぎ足すぎてゲームやってない人はついてこられないんじゃないかなーと思いました。まあ映画は時間が短いので仕方がない。でも逆に原作プレイ済みだとニヤリとできる要素がたくさんあって楽しめます。おなじみのキメ台詞とかBGMとか(セガのゲームは音楽がかっこいい!)、三角木馬などアダルト拷問具も登場。さらに原作にはない入浴シーンの追加によりナイスバディを惜しみなく見せつけルカたんたじたじ(笑)、それはもう痴女すれすれの露出っぷりでございます。無論バトルのクライマックスでは例のポーズで全裸だよ。あとベヨネッタは眼鏡はずした顔を絶対見せない(画面に映さない)というのが生みの親である原作クリエイターのこだわりだったけど、そこがちゃんと踏襲されてたとこもグッジョブでした。
エンドロールはぜひとも「Let's Dance Boys! 」もしくは妖艶なポールダンスで締めて欲しかったんですが、さすがにそれは高望みでしたかね。でも見に来てた人みんな期待してたと思う(笑)。

原作は全編英語で洋画みたいな雰囲気なんだけど、日本語になってもあまり違和感なかったです。しかし直前にテレビでやってた攻殻アライズを見た所為でベヨネッタの声が時折少佐に聞こえて困った…(笑)。いや新攻殻では坂本さんだけど、少佐のボイスはやっぱまだ田中さんの印象が強い。
ちなみに原作はこんなゲーム


客層は女性率高かったのがちょっと意外。やはりあれですか、男子アニオタの皆さんはこういう挑発系ビッチなお姉さんはお気に召しませんか。もっとこうドジッ子だったりツンデレだったり、ほんわか可愛い萌えキャラじゃないとダメですか。女子から見るとベヨネッタもジャンヌもすごいかっこいいんだけどなあ。媚びないエロさが痛快というか。単純にいい女が強くてかっこいいのは気持ちいい。

ていうかパンフが売り切れで泣きました(涙)。もともと上映館少ないんだよね。油断してた…もっと早く観に行くべきだった…。それなりに人気があるようで一部の劇場では延長が決まったとか。私も嬉しい!



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BAYONETTA Bloody Fate

2013年 日本
監督:木崎文智
声の出演:田中敦子、園崎未恵、浪川大輔、
玄田哲章、沢城みゆき、若本規夫
(劇場鑑賞)


2013年12月07日(土) 「RED リターンズ」

一作目は観たいと思いつつ逃してしまったので、いきなり2から鑑賞。引退したCIAが若者差し置いて再活躍するという要するにスペースカウボーイCIA版的なアレでしょ?程度の予備知識しかありませんでしたが結果的には問題なかったです。アクションメインでコメディ路線、難しいこと考えず楽しめる娯楽作という感じ。後に何も残らないけどこういうのが観たかったのでおおむね満足でありました。

ただ見どころであるはずの「若造は引っ込んでな!」成分が控え目だった気がしてその点が少々残念。引退したシルバー世代が現役以上に暴れ回るっていうのがこの作品のコンセプトだと思って期待してたんだけど違うのかな?過去に関わった事件のことで元凄腕CIAたちが狙われるというストーリーですが結局目立っているのはブルース・ウィリスの恋人役で(あのメンツの中では)若手だし、彼女みたいなド素人がやるスパイの真似事がコミカルで楽しいのはわかるんだけどそれって既にどこかで見たことあるしわざわざこの作品でやらなくてもいいよね?と思ってしまう。あとイ・ビョンホン(やはりあのメンツの中では若手)が実にキレのあるアクションを披露していて、そのこと自体はすごく良かったんだけど結果的にブルース・ウィリスら老CIAたちに見せ場があまりなくなっており、しかも敵キャラのアンソニー・ホプキンスが老獪な悪役ぶりを遺憾なく発揮しているため老CIA軍団さらに形無し。ラストはそれなりにまとまってるもののどことなく散漫な印象で肝心の引退CIAたちの印象が薄いという、もったいない仕上がりでした。

でもまあ派手な爆発があったりカーチェイスがあったり、あと舞台もアメリカだけじゃなくパリだのロシアだの世界中移動して観光気分を味わえるし映画としては楽しいです。キャストも豪華だしね。キャサゼダ姐さん久々に見たわ〜。



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RED リターンズ
【RED 2】

2013年 アメリカ /日本公開 2013年
監督:ディーン・パリソット
出演:ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、メアリー=ルイーズ・パーカー、
イ・ビョンホン、アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン
(劇場鑑賞)



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